ママのためのお昼寝カフェをやりたい!
こんにちは、ベビーシッターのねこばすです。
だいぶ前から「睡眠ビジネス」が盛り上がっているらしいですね。
ITやAIなどの技術を使って睡眠をより良くするための製品やサービスを生み出すスリープテックという言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
多忙なビジネスマンが立ち寄って濃いお昼寝ができるカフェがあったり、子どもの睡眠を大切にするための書籍も沢山出ていたりと、気にして見ると情報や商品がたくさん!
だけど、そんな時にも置いてきぼりになるのが「親」、特にママさんです。
ママさんに関する苦手な言葉がいくつかあるのですが、
◆母親だったら睡眠不足でも頑張れる
◆親だったら当然
◆女親の方が子どものことにすぐ気が付ける
◆やっぱりママじゃないと無理みたい
などなど。(他にも沢山あるけど)
親だって、ママだって睡眠不足は辛いし、その一方で本当に睡眠不足になりやすい生活をしています。
仕事を持っていてもいなくても。
だけど!
世の睡眠ビジネスのコアターゲットにママさんは入っていないのですよね。
なぜなら自己投資をしないから。
上野千鶴子さんがおっしゃっていました。
「男女機会均等法以降何が起きたかといえば、女性の仕事が増えただけ。」
本当にその通りで、ママさんの日常は仕事だけに忙しいビジネスパーソンよりよっぽど多忙です。
そして、一番の気がかりは自分よりも子どもや家族のこと。
自分自身ことは二の次になってしまいます。
何しろ時間にゆとりがないわけですから、「中長期的に睡眠不足を改善していきましょう」というのがハードルが高いのです。
「睡眠負債は寝だめでは解消できない。質にこだわるべき」
というのは正論で、それを提供している商品はたくさんありますが、「今すぐ、この眠気を少しでも解消すること」が重要なのです。
そのためにシッティングに伺うこともありますが、もどかしいのは1度に1つのご家庭にしか伺えないこと。
自宅に他人を招き入れて自分は寝る、ということに抵抗がある方も多いでしょう。
だったら、こちらに来てもらおうかと。
とにもかくにもまずは寝たい。
起きた後の自分や家族の食事などを心配をしないで寝たい。
これが子育て真っ最中のママさんの気持ちなのではないでしょうか。
お昼寝カフェの内容
今お昼寝カフェってけっこう色んな所にあるようですが、私が考えているのは・・・
◆親子で一緒に来られる(親だけで来てもいい)
◆子どもだけ預かって親が出かけてもいい(つまり託児所)
◆保育者が子どもを見ているので、親は別室でお昼寝をどうぞ
◆ランチも用意しておくので、食べたい時に食べてもらってOK
◆子どもの食事も用意しておく
◆お惣菜も用意しておくので、ゆっくりした後に買って帰ることもできる
◆親子で一緒に遊んだり保育者や他の親子と語らう、一緒に遊ぶこともできる
◆睡眠コンサルタントなどに親子の睡眠相談をできるイベントをおこなう
そんな感じ。親子カフェはあるので、それに「寝る」がプラスされたと表現すると分かりやすいでしょうか。
根本にはイライラがある
本当にどうして、女性って女親ってこんなに無下な扱いをされるんだろう。
どうしてだろう。
女性に仕事をしてほしいし、結婚してほしいし、子どもを産んでほしい。
それに、家事や子育ても今まで通り一身に担ってほしい。
そんなこと簡単にできるわけがないのに、なぜか母親ならできると思われているし、
相変わらず仕事だけを頑張ればいい男性には、睡眠の質を上げるためのあれこれが沢山提供されている。
そしてそれを有効活用するだけの時間がなぜか父親にはある。
夫婦で家を購入する時に、旦那さんにばかり話をする営業マンが今でもいる(嘘だろおい、と思う)、というエピソードをよく聞きますが、
もっと小さい場面でも至るところで同じことが山ほどあるのです。
日本の社会がいかに女性を大切にしないで無理ばかりをさせようとしているのか、と痛感することが多いです。
それに対して怒りの気持ちがありますし、今の子どもが大人になる頃には違う状況を手渡していきたい。
だから、できることからやっていきたい。
世のママさん達に、まずは今の睡眠を。長期的な睡眠改善はその後だ!
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