台風がきたら喜ぶ人
それは、私。台風が来るというだけで何か、ワクワクする。風が強くなり、視界が白くなるくらいの雨が降っている中で、ドライブをしたりしたくなる。沖縄は台風が来ると飲み屋とボウリング場が儲かるといわれている。実際に若い時には暴風域に入る前にボウリング場に行って、遊んで帰ってくることもあった。友人と飲みに行ったこともあるが、今回は連続で強い台風がきたけど、ボウリング場とかは忙しかったのかな。さすがに年齢を重ねたせいか、今回はドライブも諦めて家でおとなしくしていたけど。
実際に海辺の植物は潮にやられて、こんな無残な姿をさらしていた。でも、俺以外にも台風が来ると、正確に言えば、台風が来る前と去った後に喜ぶ人達がいる。喜ぶ人と行ったら語弊があるね。正確には台風の前後は練習のいい機会ということで集まる人たち、それがサーファーです。
しばらく前に、北谷の砂辺でサーファーを撮るのにはまっている時期が少しあった。その時に台風の前後にいい波が入ってくるので、多くのサーファー達が波を求めて集まっていた。そのサーファーに台風を喜ぶ人なんていうのは失礼にも程があるか・・・
しかし、彼らは真剣。上の写真は、これから波が入ってくるのか様子を見ている段階なので車が少ないが、サーフィンが始まると、駐車場は車で一杯になる。海の方に目をやると、見渡す限り海岸に沿って、海の上にボードにのったサーファー達がところ狭しと浮いている。
ちゃかすような書き方をしているが、実際に波乗っている姿はカッコいい。思わず足を止めてみてしまう。観客も多い。そうなると、思わずレンズを向けたくなるのが、写真魂(?)。
海岸に近いとはいえ、やはり超望遠は必要。前のシステムはAPS-Cだったので、超望遠がさらに望遠になってくれた。今はフルサイズに切り替えて、まだ望遠レンズを用意できていないので今回は諦めたが、機会があればまた撮りに行きたいと思った。
同じ喜ぶでも俺とは違う人たちの話でした。
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