見出し画像

なぜ高知に来ないのか?

 高知青年会議所が調査を東京の銀座と新橋でアンケートを取った。「あなたが高知に来ない理由は?」というもの。

 結果がコチラ
・交通費が高い 64%
・何があるか分からない 26%
・興味があるものがない 5%
・その他 5%

 新橋と銀座という場所が悪かったんだろうか?皆辺境の地高知なんかに関心がない。東京で全てのことが完結するから、わざわざ地方の寂れた場所などに行かないのだろう。

 しかしだ。大きなテーマパークや観光施設はないけれど、「手付かずの自然」という立派な資源がある(厳密には植林されていて原生林では無いけど)。

 あっち行きとこっち行きしか無い高知駅、自動改札も県内で3つくらいしか無い。バスや電車は待てども来ない。乗っても常にガラガラ。地方の不便さを味わうにはピッタリだと思う(そんなもの好きがいるのか不明)。

 まぁでもやはり「自然」に勝るものは無い。高知の空はどこまでも青く高い。東京帰りの弟がしみじみ、「高知の空は青いねえ」と言った。

 私が高知の魅力を綴った記事がコチラ↓

 わざわざ中途半端なイベントを作るより、現地ならではの不便だけども豊かな生活を味わってもらう、滞在型の観光が向いてると思う。

 ただでさえ交通機関が未発達で、隣の県の県庁所在地まで2時間半、西部は鉄道すら通っていないのだから。都会的なものを求めている人は、他所へ行ってくださいね。と、ハッキリ申しておく。

 県人口は私が小さい頃は85万人だったけど、今は68万人である。自然消滅が既に始まっているのだ。人がいなくて貧乏で何にも無い県、高知県。そんな高知の強みとは、何だろうか?

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?