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絶対に手を出すまいと思っていた「あつ森」を1ヶ月続けてみて - 2020/6/21の日記

「あつ森」こと「あつまれどうぶつの森」人気が続いています。

発売当初から「楽しそうだなー」と盛り上がりを横目で見てはいたものの「手を出したら危険だ…」と自制していました。

が、5月末にうっかり購入し今に至るまで約1ヶ月ほどどっぷりやりこんでいます。


タイムイズマネー

そもそもなぜ「手を出すまい」と思っていたかというと、絶対にハマって時間がいくら合っても足りない状況に陥ってしまうのが目に見えていたから。

あつ森に限らず、ゲーム全般大好きでやり始めるとクリアするまで止まらなくなるので、スマホゲームをぽちぽち遊ぶ程度に留めていました。

が、なぜあつ森を買ってしまったかというと、友達が「一緒に遊ぼう!」と熱心に誘ってくれたから。

その友達は海外に住んでいるんですが、オンライン飲み会をきっかけにして数年ぶりに交流が復活しました。

その流れで今ハマっているという「あつ森」を勧められて、オンラインで一緒に遊んだら絶対に楽しいよ…という言葉に、徐々に乗り気になったのです。

さらに「あつ森」の大きな特徴である「北半球・南半球」の選択が偶然にもリンクしていたのも大きな理由のひとつ。

「あつ森」ではゲーム開始時に「北半球と南半球、どちらにある無人島に移住するか」を決めて、実際の時間軸に沿った世界で過ごすことになります。

日本は北半球、いま梅雨真っ只中ですが「あつ森」の世界でもあじさいが見頃で川辺には夜になるとホタルが飛んでいます。

南半球は季節が逆なのでこれから本格的な冬に突入していくわけなんですが、その友達が住んでいるのがオーストラリアなので本当に南半球!

お互いに実際の季節と同じ時間を過ごしながらも、それぞれの島に行けば季節が反対なので、その時期にしか取れないもの(虫や魚、アイテムなど)を相手の島に取りに行ったりできます。

自分ひとりだったらたぶん買わずに終わっていただろうけど、友達と一緒だから「よし、やってみるかー」と意を決したのでした。

ただゆるゆる過ごせばいいと思ったら大間違い

「あつ森」開始直後から、当初の予想通りしっかりとハマり、今に至るまで毎日楽しく遊んでいます。

ほんわかしたグラフィックや自然豊かな無人島での生活…ゆったりとした時間がそこには流れている…

と言いたいところですが、ただゆるゆる過ごせばいいと思ったら大間違いでした。

「あつ森」は「無人島を発展させる」という目的がベースにあるので、序盤の2~3週間はそれに沿って粛々と開発を続けます。

実際の時間に沿ってゲームも進むので、例えば何か施設を建てることになったら「明日にはできてるだなも」と言われて本当に次の日まで待たないといけません。

1日の始まりが朝5時なのですが、仕事に出かけるまでの時間に少しでも島開発の進捗を確認したい…と、朝に弱いわたしが朝からキビキビと動いていました。(自分でも信じられない)

開発が後半になってくると「島の評価を星5つまで上げる」というのが目的になってくるのですが「前述の友達よりも早く星5を取りたい…」という野心が芽生え、実際にそれを達成しました。

ただ星5取れたら何でもいいわけではなく、自分が納得いく景観であることだけは譲れなかったので、効率性とデザイン面の両方に気を配りながら進めていきました。

移住から星5獲得まで、数えたら24日間。

達成したときの満足感&達成感は、実生活でなかなか得られないものでした。

現実とファンタジーの天才的なバランス

それもそのはず「あつ森」の世界は現実にはありえないことが当たり前として受け入れられているファンタジーな空間です。

釣り竿でジンベイザメが釣れる。果物を土に埋めたら数日で木になる。
大雨の中、傘をささずに走り回っても濡れない服。
「猫を飼う」という概念がないのに商店でキャットタワーを売っている。(2個持ってる)

だけどファンタジーなだけじゃなく、妙にリアルな描写もたくさんあります。

波の音、風の音、雨が屋根に打ち付ける音。
電柱やマンホールなど普段良く見るアイテムの、精巧なグラフィック。
キッチン・バス・トイレに洗濯機・掃除機・炊飯器を始めとする生活家電。
夏の夜、屋外にいると耳元で蚊の羽音(油断するとすぐ刺される)。
最近は梅雨時だからか、雨が降っている日がとても多いです。
現実も雨、ゲームでも雨。

仕事や学校、家事の合間に遊ぶものだから現実的すぎるとちょっと疲れちゃう。
でもリアリティがないと感情移入しにくい。

現実とファンタジーのバランスがとても良いです、あつ森。

あつ森に限らず、ゲームでも読み物でも映像でも「現実と非現実、両方の要素があるもの」が面白いんだなーと最近気づきました。

ファンタジーじゃなくても、普段の自分の生活にない要素があると非現実的に感じて惹きつけられるものがあります。

あつ森を「ただ遊んで楽しい」だけで終わらせない!

あつ森をプレイして気づいたことが他にもたくさんあるので、日々の日記の間にちょいちょい挟みながら今後も書いていきたいと思います。

ひとまずは一心不乱に島開拓するフェーズが終わったので、こうやってゆっくり文章にして意見を発表する余裕ができました。

よきよき。

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↑我が「ねこパンチ島」の旗。猫と書いてあります。

(よく見たら左側のけものへん、誤字だ…!)

鬼滅の刃・竈門炭治郎のコスプレに工事用ヘルメット(島クリエイター)という妙な格好ですが、誰もそれを咎めるものはいません。

よい島です。

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