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デザイン批評の現場|ライブ配信セミナー「現場学校」参加レポート

facebookのライブ配信で展開されているライブ配信セミナー「現場学校」。
今日は「デザイン批評の現場」という授業を受けました。

▼まとめたノートテイキングはこちら

授業の感想、気付き

「戦略」に基づいた「プラン」が前提にないと、正当な「デザイン批評」はできないというお話。

戦略とは、進み方を決めること。
ゴールに辿り着く手段はたくさんあり、どれを選んでも最終的にゴールに着くならば結果的には「正解」。そんな中で「なぜその手段を選ぶべきなのか」その正しさを判断するために必要なのが「戦略」。

ビジネスの目的・ビジョンに沿って「何のために」「誰のために」「何を解決するために」Webサイトを作るのか。
個人の”好き嫌い”や”感覚”ではなく、ビジネス(企業)の方針に沿った判断軸があれば、「そのデザインは課題解決できるのか?」という建設的なディスカッション(批評)を行うことができる。

中でも印象的だったのは「何かを選んで、決めなければ、一歩も前に進めない。選ばない=どれにも勝てない」という言葉。グサリと刺さる言葉でした。だから進め方を決めることが戦略なんだと。
重なる理不尽な差し戻し、決済者の鶴の一声によるやり直し…「戦略」がないことの辛さは、おそらく受託の制作現場にいる人間なら誰しも一度は感じた事があると思います。

そして恭久さんが、なぜこういう仕事の仕方へシフトしたかの理由として「制作だけでは限界を感じたから」とおっしゃっていましたが、
僭越ながら&私事ながら、私も同じ感覚をここ数年覚えていたことから、つい最近「戦略設計」に重きを置いてる会社に転職をしました。
恭久さんもおっしゃっていた通り「戦略設計」だけで1つの仕事として受注する世界観(=プロジェクトとして、そしてその成果物として成立する状態)に身を置き始めたところだったので、個人的に今回の授業は1から10まで自分ゴトとして腹落ちMAXな授業でした。
もう一つ、全体を通して「言語化」「視覚化」「ドキュメント化」といった、メンバー全員で共有することの大切さを説かれていたのも印象的でした。まさに今、自分の現場でも試行錯誤しているところだったので、このまま進めていこうと勇気をもらうことができました。ありがとうございました!!

▼ドキュメントメモ

Design Feedback Playbook
成果物に合わせた説明の仕方が知りたい

現場学校とは?

現場で必要なことを、現場のプロに学ぶ
『現場学校』は、ライブ配信で実施するセミナーイベントです。IT・web業界で活躍するデザイナー、ディレクター、プロデューサー、アートディレクター、マーケター、プランナー、エンジニアなど「10名の専門家たちによるセッション」を、10日間に渡ってお届けします。


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