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不確かな今に生きて...

只今夜勤中。
今日は不眠な方が多いようです。
認知症は睡眠障害も併発するようで、眠気が続けば2、3日眠り、その逆もあるのです。ただ内服薬の副作用の線もあるので、当人にとっては受難な限りです。

現在職場内で567発生し、先月末から今月中旬までは出勤不可のスタッフが出ています。もともと私の施設はぎりぎりの人員配置。これであと一人でも体調不良者が出て来ると一時的に機能不全に陥ります。

全国的にも介護施設のクラスター報道があります。私の施設は現状そこまで瀕していませんが、いつ今クラスターの施設と同様に勤務状況が激変する可能性を秘めています。
厚労省は567罹患後、現状を鑑みて隔離期間の短縮を指示していて、短期間隔離後陰性判定が出れば現場復帰を了承、働けるようになりましたが、一度罹患した職員、その後の健康面を含めた後遺症が心配です。


◇◇◇◇◇◇

今世間を見渡すと、マスク生活もすっかり慣れてしまい、今マスクを付けていないで外出している人を見たら、まるで犯罪者でも見るかのような激しい視線を感じます。この生活はいつまで続くのでしょうか?

欧米において、日常生活でマスク撤廃の国がちらほら出てきています。マスクはそれこそ、かつて風邪の時位でしか付けていませんでしたが、今や国民の三大義務もとい四大義務なんでしょうね😫

ウイズ567
アフター567
ある人は今の世の中を戦時下と呼び、前回の2つの世界大戦と同じであると明言しています。それぞれの大戦の始まりから終結までおよそ4年続き、4年後それまでの世界観がガラッと変わってしまうインパクトを引き起こしました。

今の567は3年目に突入。あと1年強続くのか?とすれば、このおよそ2年間で自分は何をすべきなのか?と自問したくなります。

New World
メタバース
仮想空間
仮想現実

内閣府のムーンショット計画


内閣府HPより

2050年までに目指すと謳われ、その実効性はどうなのか?
日本の近未来世界についてこれまでも多くの漫画やアニメで描いています。

鉄腕アトム
ドラえもん
攻殻機動隊
銃夢(ガンム)
ガンダム...

きっと、それぞれの世界で描かれている世界へと進んで行くのでしょうね。

人類が目指す世界は「不老不死」
それとも何か違うもの?...


◇◇◇◇◇◇

話をあと2年間に起こる未来について戻します。

今私の目の前にずーっと叫んでいる入居者がいます。彼らは認知症によってこれまでと違う世界、そう「NewWorld」に到達しています。
現在の私達とは違う時間軸で生きている彼らは、今の現世での常識には全く囚われていません。

このように病気である認知症を介して分かりますが、別次元は存在し、その中で生きてる人がいます。
「常識は案外脆く不安定です」
脳などに損傷を受け、それがきっかけで違う時空に旅立つ何とも不思議な現実があるのです。

今後の2年間、我々が予想だにしていない現実が来るとしたら、貴方はどうしますか?

・未来に備える
・やりたいことをやる
・諦めて何もしない
・とにかく現実逃避する...など

「未来は誰にも分かりません」

いつ何が起こるか?
いつの世にも予言や占いなどで来るべく未来を予想する人がいます。そんな彼らの言葉はそこかしこに存在します。

「信じる信じないかは貴方次第です」



◇◇◇◇◇◇

夜勤中
叫び声や独り言をずーっと聞いていると
私は妄想めいた、狂気の世界に誘われます。一人で9名の入居者を見ている深夜。仮眠が出来ない状況下ではやがて問題行動が頻発してくると、上記の精神状態に陥りやすくなります。

睡眠不足は予期しない世界に導きます。朝に向けて私自身が今とは違う別次元に連れていかれてしまう...
戻ってこれる保証はありません...😱
なんてね…

おしまい

追記:
この記事は昨日深夜に執筆した記事で本日UPします。
本編にも書きましたが、病とは言え「認知症は本当に辛く切ないもの」です。
それを支える家族、知人友人など、日々の貴重な時間を介護と言う形で捧げる、何て高尚な行動と考えます。

家族だから知人だから仕方なく行っている…と聞こえて来そうですが、そんなことは有りません。不幸に罹患した本人はこの際別な所に置いて話しますが、支援する側の心身・経済面はただのボランティア精神では出来ず、いつ終わるか分からない中での「ゴールが見えないマラソン」の様なものです。
毎日24時間認知症の方と共にすると、当人の問題行動発生が長引けば長引くほど、介護者の心身を削り、やがて蓄積したストレスの行き場が無くなると行き着くところは…

・ネグレクト(介護放棄)
・暴力
・事件事故・・・
に繋がります。これは当初考えていなかった不幸。かつ取り返しがつかない事態に発展してしまうリスクが高いです。人が持つ許容量は案外少なく小さなものだと思います。

どうぞ介護者ご自身の負担軽減を図り、例え介護者がサービス利用に対して、負い目や心にうしろめたさを感じてしまわずに後はプロに任せて、ご自身の大切な時間を確保して、介護受ける・介護をする双方が気持ちいい関係を築けたらと切に願います😊


今回はここまで

最後まで読んでいただきありがとうございます

次の記事で会いましょう

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