見出し画像

言葉の花束ーアキの詩集No.38


1.「ストレス解消」


朝食の後
お腹が痛くなることが多い

帰宅後の
お菓子の手が
止まらない

顔のニキビの
数が増えた

お腹周りも
前々からだけど
なおいっそう
ぽっこりしてきている

あぁ
これ

ストレスだ

仕事している最中は
集中しているから
気付かない

けど
仕事以外の時間は
心身に出てしまうんだね

ストレスが

非常時だから
普段以上に気が張り詰めている

このままだと
ストレスに
押しつぶされる

どう
対処したら良い?

お菓子?
いやいや

顔やお腹に
代償が出ているでしょう!

そんなときこそ
ポエムだ

詩に興じて
心身の疲れとストレスを
リセットするんだ

さぁ
今日も
リフレッシュ!



2.「本当の幸せのありか」


暮らしが貧しい
土地に住む子らの目に宿る

キラキラとした
命の光

本当の幸せとは
財や土地に富んだ
暮らしに存在するのではなく

どんな状況下でも
生きる喜びを見いだせる

そんな生きる力に
存在するのだと
思った



3.「共犯」


高級そうな
母のチョコレートセット

1つ
私がつまんで
パクリ

暫く経って
「もう一つ」と
箱を開けると

やや?
明らかに
1つ以上
減っている

誰だ?

まぁ
いいかと
もう一つ
パクリ

また
暫くして

父が
「チョコレートが
減っているけど
お前か?」
と聞いてくる

箱を見ると
チョコレートが
あと2つだけ

いや
待ってよ

それ以前に
何で箱を開けて確認してんのよ?

私以外に
チョコレートを食べた犯人

それって

「いや
お父さんだよね?
私以外に食べたの」


言っている最中に

父が1つパクリ

私の口に
最後の1つを入れて
私もパクリ

「証拠隠滅」と言って
空の箱を
ゴミ箱に捨てる父

いやいや
怒るでしょ
お母さん

私を共犯にしないでよ

いや
私も故意で食べたけど

証拠隠滅になってないし

確実に
ばれるでしょう?

あぁ
怒りながらも

呆れて笑うかな?
お母さん



4.「すがる人生はダメ」


神様とか
何かにすがらなきゃ
生きていけない

そういう人の気持ちって
たんに心が弱いんじゃ無くて

心のバランスを取るために
何か支えが欲しくて
仕方ない

弱った心を
支えてくれる存在を
求めているんだと思う

誰だって
心が弱るときはある

今の私は
まさにそう

だけど
どこまでも
共感は出来ない

支えになってくれる存在の
手を借りる

それは
良いのかも知れない

ただ
頼りすぎて

自立心や
自分軸を失っては
いけないと思う

どれほど
素晴らしい存在が
目の前にいるとしても

その存在に
もたれかかるような
生き方は
してはいけない

自分の人生は
自分だけのものだから

自分の頭で
冷静になって考えて

自分の足で立ち
自分の足で歩かなければならないと
私は思う



5.「待つことにエネルギーを注ぎたくない」


私は基本
「待つ」ということが苦手だ

行列が出来るほど
美味しいラーメン屋があるとしても

行列に並ぶくらいならば
隣の
不味いラーメン屋に行くような性分だ

それだけ
待つことが
嫌いなのだ

私は
泳がなければ死ぬ
マグロと同じで

何かに向かって
走り続けていないと
生きた心地がしない

疲れたときは
何かを後回しにするにしても

やると決めたことは
やり遂げる

そのスタンスが保てないと
自分の心が
死ぬ

やろうと決めたこと
やりといと思ったことを
やれないでいる状態が続くと

途端に
心が萎える

そう

誰かの都合に合わせて
待つという状況は
まさに地獄だ

やりたいのに
やれない

相手が動いてくれる
機を待つしかない

そのじれったさと言ったら
ない

仕方ないとしても
自分の中で蓄積される
エネルギーを
待つことに消費する

なんて
勿体ないことだろう

そもそも
相手が動いてくれるのを待つ行為は
自分ではどうにもならない

そんな
他人軸な生き方は
性に合わない

他人と折り合いは
つけていかなければならないにしても

他人に振り回されて
生きていく生き方に
何の魅力も感じない

待つことに
大事なエネルギーを消費させるくらいならば

やりたいことを
とことんやるために
エネルギーを注いでいきたい



6.「1月の寒空の下、散歩にて」


1月下旬の
寒空の下

あぜ道を
散歩すれば

野に咲いていた
草花は
白くからからに乾き

田んぼは
跡形もなく
真っ平らに耕されていた

辺り一面
白か茶色の世界

殺風景の中
緑はないか
探しても
見つからず

まだ
春の兆しとなるものは
見当たらない

吹き抜ける
冷たい風が
心地よく
眠りを誘う

とぼとぼ歩き
用水路まで辿り着く

夏場に眺めた
アメンボや
黒トンボの姿が
懐かしい

今は
何も水辺に
存在していない

何とも
殺風景な
散歩道

春の兆しは
無いとしても

見えないところで
準備はしているのだろう

からからに乾いた
枯れ草も
肥料となって
春の草花の命を
繋ぐだろう

田んぼに水が引かれ
早苗が植わるのが
待ち遠しい

緑が
一面に地を彩るのは
いつになるだろうか?

うずうずとする想いを
膨らませながら
家路に着く



7.「架空請求、怖っ!」


仕事が終わって
スマホの通知に気付く

「お客様サポートセンターより
携帯電話の利用について
確認したいことがあります」とあった

何となく
いやな予感がして

家路に着いて
父が帰宅するのを待って
指定の電話番号に電話

自分の使用する
電話会社のサポートセンターを
名乗る社員

そして
利用した覚えの無い
ウェブサイトの契約未納金があるから
「本日中に
29万9千6百円支払うように」と指示

転職サイトを
色々見ていた時期はあったにしても

そのウェブサイト
開いたことはないぞ~?

電話の会話を
不審に思った父が
「代われ」と催促

「父に代わります」と言って
スマホを父に渡す

傍で訊いていると
うん
埒があかないね

本日中に払えも変だし

以前もメールで通知したというが
そのメールを削除したとか
意味わかんない

そのウェブサイト
PCで検索したけれど
それらしいサイトは見当たらない

明らかに
架空請求

父がビシッと
「納得しかねます。
払うつもりはありません」
と言うと

「裁判所から通知が来ますよ」と
捨て台詞

あぁ~
嫌な予感が的中

実際にある企業名を語って
架空請求してくる手口

ニュースで知ってはいたけれど
いざ
経験してみると
正直焦る

父が近くにいてくれて
本当に良かった



8.「あなたを愛している」


たとえ
あなたが過去に
どんな罪を犯していたとしても

私は
構わないよ

人を沢山
殺しているとしても

今のあなたは
こんなにも優しくて温かくて

だから私は
あなたが大好きなんだよ

過去がどうであれ
今のあなたは
こんなにも素敵なのだから

私は
あなたを
見限ったりしない

どんな事実が
あったとしても

私は
全てを受け入れて

あなたを
愛し続けるよ



9.最後に(詩の解説)


5.の詩について

昔の日本の女性って
男が通うのをひたすら待つのが普通だったみたいですが

私はその生き方
絶対無理ですね(笑)。
来ないなら自分から行きます。

何かやろうとして、「待つ」ということが
何かと自分の勢いを削ぎ
メンタルを病ませてきたので

もう、そんな生き方は嫌だ!ということを
詩にして綴りました。


7.の詩について

昨日起こったリアルな話です。

警察に連絡しましたが

父がいてくれて本当に良かったです(汗)。


8.の詩について

最近、めちゃくちゃメンタル病んでいます。
原因は人間関係トラブルです。
話せば長くなるので省きますが
自分がぶれてしまい
マジでしんどいです。
そんな自分に向けた言葉を
詩にしました。


最後までお読み下さり

ありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?