アキのエッセイN0.71ー自分の中のSOSに耳を澄まして

１．もう限界でした

こんにちは、アキです。

OT(作業療法士)に復帰して2ヶ月経ちましたが

「やっぱりこの仕事自分に向いてない」

「仕事がきつい」と感じることが多く

頑張って集中して業務に就いていても

気持ちがふわふわしてしまって

熱が入らないというか

そんな不安定な状態で勤務しています。

先週のある勤務日

朝からすごく体調が悪くて

明らかに、前日の勤務による過労が原因でしたが

OTのリーダーさんに相談し

「とりあえず様子見ながら」ということで

一日を乗り切りましたが

もう限界でした。

ちょうど、その翌日は

就労移行支援事業所の面談と精神科受診があったので

事の詳細を伝え

「自分は限界である」

「業務を制限したい」旨を伝えました。

就労移行支援事業所のスタッフさん

精神科の主治医さんも

「制限は必要ですね」と納得して下さり

主治医さんから

「日数制限の必要性についての診断書」を頂き

その翌日に

リハ科の科長さんに診断書を渡して

自分が今どういう状態なのかを話し

日数制限の申し出をしました。

以前、リハ科の科長さんには

私の精神疾患(統合失調症)や発達障害(ASD)については

報告していました。

それもあって病状を理解して下さり

今までパート勤務での雇用はしたことはなかったそうですが

事務に掛け合って下さるそうでした。

今の職場は本当にいいところで

働いている方々も

みんないい人達です。

科長もOTのリーダーさんも

私のことを理解し受け入れて下さって

本当にありがたいです。

ただ理解して下さるだけでも

ありがたいのに

パート勤務への変更まで申し出るなんて

流石に私も躊躇しましたが

自分の心のSOSに耳を澄ませて

恥を忍んで

申し出ることにしました。

今は事務からの返事待ちです。

今後どうなるか

パート勤務が可能かどうかは

分かりません。

もし可能ならば

週3，４日勤務で働いて

様子を見たいです。

パート勤務がダメ

可能だとしてやってみたけれど

心身が保たないとなれば

元いた職場(老健の清掃の仕事)に

出戻れればと思います。

２．何でOTを目指したのか？

最近

「何でOTを目指したんだろう？」と

自問することが多いです。

単純に

「人の役に立ちたい」という思いがあったからではありますが

向き不向きはあるなと思います。

自分はいったいどちらなのか？

おそらく後者なのでしょうが(だからここまで悩むのでしょうが)

事実、学生時代の臨床実習で辛い目に遭い

「OTになりたくない」という気持ちが強かったにも関わらず

親が

「卒業は最低限しなさい」

「資格は取りなさい」と圧力をかけ

親としては「子供の将来を案じて」言った言葉なのでしょうが

結局言われるがまま資格を取り、卒業し

いやいやOTになって３ヶ月で辞め

別の仕事について

しばらくして

「やっぱりOTに復帰したい」と思い立ってしまい

転職して復帰したものの

また心が折れてしまい･･･

何でしょうか

書いていて

すごく自分が情けないです。

学生の時点で

「嫌だ！」とSOSを出していたのですから

そのまま諦めさせてくれれば良かったのに

そうはさせてくれなかった

おそらく世間体などを気にしていたであろう親に

怒りを覚えてしまう私です。

親のせいにしているような文章ですが

これが正直な気持ちです。

また、受け身になっていた自分にも

ものすごく腹が立ちます。

資格は生半可な気持ちでは取るべきではないと思います。

あったらあったで

「自分はやれるかもしれない」と思い

結局やり切れなくて

挫折したのに

あったら「まだやれるかも？」なんて

勘違いを起こさせて。

資格は人の心を惑わせます。

やりたくないと思った時点で

諦めるべきだったと後悔しています。

３．OTしか仕事を知らない

ならば

他の仕事を探してみたらどうか？

ということで

色々ネットで検索しているものの

いまいちしっくりくるものがなく

というより

出来る気がしません。

ついつい

「医療と福祉分野」に目が向き

カウンセラーや

精神保健福祉士

児童指導員などに興味がそそられましたが

仮になったとしても

同じ苦しみを味わうのでは？と思ってしまいます。

かつてOTを目指した私ですが

正直、「OTしか知らなかった」

「OT以外、知ろうとしなかった」自分がいたと

とても悔やまれます。

他の仕事をやっていたら

どうなっていたか？

今よりも生き生きと

働けていたか？

なんて、現実逃避をしてしまいます。

おそらくは

医療と福祉分野に心惹かれるのは

本心なのだと思います。

ただ

今、この不安定な状態で転職しても上手くいかないでしょう。

良くて

元いた職場への出戻りです。

しばらく仕事選びは控えて

今の仕事を続けるしかない。

ダメならば辞めて

出戻ろうと思います。

とても暗い内容の記事でしたね。

すみません。

明るい内容の記事が書けませんでした。

お付き合い下さり

ありがとうございます。