掌蹠膿疱症記録。

結構患者が多い疾患らしいので、記録を書く。

今年の7月末、右足親指にものすごいブツブツが出来る。ブツブツ周りの皮膚は赤い。
Google検索で汗砲じゃないかと出てきた。2週間待てば自然とブツブツの皮が剥けて治るというのを信じて待つ。

2週間後、確かにブツブツ付近は皮が剥けて治まったように見えたものの、水疱が足のほかの箇所に広がる。

右足のみの水疱やブツブツの発症が、左足にも及ぶ。出来どころが悪いと水疱が芯を持つのか痛みを孕む。

なけなしの漢方知識でセルフ診察し、体質に合う肌に効く漢方薬を買って飲むも効かず。

両手にも失神が出来る。
手足のかゆみが酷くなり寝れないほど。

降参して、漢方医学を受信できる病院へ。
仮に汗砲だとしても毎年繰り返す可能性があるので体質を変えようと思って選ぶ。

掌蹠膿疱症と診断。
扁桃腺がなんらかの理由で免疫機能が暴走している可能性とのこと。
(アレルギー無し、歯に銀歯無し、タバコ無し、風を引く時は毎回喉からというのが特徴)
小柴胡湯加桔梗石膏(しょうさことうかききょうせっこう)を処方される。

飲んで2日、かゆみで夜中起きるということがなくなる。
1週間後、右足に1つ水膨れが出来たと思うと周辺が赤く痛む。歩くのが困難。
この病気で痛みが出るのは10％の確率らしい…。

それから4日後、水膨れが自然と消えると共に痛みもなくなる。この時を最後に水膨れがブツブツが出来ていない。
そこからは足の皮がどんどん剥がれていく。
掌も薄皮が剥けるが綺麗になっていく。

飲み続けて1ヶ月の現在
1番症状が強かった右足親指周辺はたまに皮膚が赤みを伴うもブツブツなどは出来ない。かゆみ、痛みなし。足の皮はまだ剥けている。

急に薬を止めるとまた悪化に逆戻りとのことで、様子を見ながら薬を減らしている段階。飲まない機会をつくると足がピリピリすることもあり。手の平はほぼ完治した状態。
手足を見て溜まるストレスは大幅に減った。

まだ完治までいってないし、再発を繰り返しやすいとのことで完全完治なるか分からないけど
一応漢方治療してみた結果報告です。