書道とは何か？

書道とは何でしょう？
正解のない問い。きっと人それぞれに正解がある。

私がこれまでの書道経験から言葉を見つけるなら、
「書道とは、本当の自分を見つける旅のようなもの」。

「書道」と似た言葉に、「書写」「習字」という言葉があります。
よほど書道に興味関心がある人以外は、この三つは同意語でしょうし、
それでよいと思います。

でも、「書道」と「書写（＝習字）」はちょっと違います。
書道を学びたいと思う方は、まず、ここをぜひ、理解してみてください。
（詳しくは次のブログで、お話ししますね！）

中には、「私がやりたいのは書道じゃなくて書写なんだ！」
という方もいるでしょう。
そんな方は、「書写」とか「習字」のテキストを選ぶとよいです。

私は、あくまで「書道」の世界を生きる人間として、
書道の鍛錬方法である「臨書」と「創作」について
書いていきたいと思っています。

書道とは、
自分の声に耳を傾け、
他者（＝歴史）に学ぶことを通して、
本当の自分を見つける旅である。

書道を始めて数年後、そんな風に感じてもらえたら、とてもうれしいです。