「好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法」エミリー・ワプニック
暑い!暑すぎる!
そんな毎日が続いておりますが皆さんは元気にお過ごしでしょうか?
今月はオンラインショップ開業準備やお盆の準備に追われ、一瞬で時間が過ぎ去っていきます。もうあと10日で9月とは、、。
今日ご紹介する本は、個人的に今後ずっと宝物にしたいと思ったもの。
私みたいにきっととても勇気づけられる人もいると思うので、しっかり感想を書こうと思います。今回は目次つきにしようかな。
子供の時からうまく答えられなかった質問
「大人になったら何になりたい?」
きっと多くの方がこの質問をされたことがあると思う。
私もその一人だ。
小さい頃はピアニスト、中学では薬剤師、高校では栄養士、と特にこれといって理由もなく、その時興味のあることを答えるだけ。
大学に入ってからも、海外に住みたいし、カフェもやりたい、ゲストハウスも作りたい、一方でフルタイムでも働きたい、と、ただランダムなアイデアが溢れてくるばかり。
そのお陰で、就職活動では軸がぶれぶれ。心も疲弊して1ヶ月もたなかった。
やりたいことが定まっていて、その夢を切り開く人たちにどれだけ憧れているかは言うまでもないけど。
そんなこんなでいくら考えても業種は定まるわけもなく、次第に自分の価値観を見つめるようになった。(例えば、尊敬する人の共通項や、物事を判断するときの自分の感覚・考え方など。)
その成果なのか、なんとか食いつないで今日も生きている。
ただ、みんなとは違う、という疎外感や孤独感、定職に就いていないことの不安はもちろんある。
(いつものハイテンションな私は作ってるんじゃなくて、その話題に関してフロー:のめり込んでいる状態になっている故の結果なのでご心配なく。)
たまたま見つけた本
そんな悩む日々の中、ネットサーフィンをしていてたまたま見つけたのがこの本。
「マルチ・ポテンシャライト:好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法」Emilie Wapnick(エミリー・ワプニック)著 長澤あかね訳
英語版のタイトルは、”How to Be Everything:A Guide for Those Who (Still) Don't Know What They Want to Be When They Grow Up”。
英語のタイトルが、もう最高にドンピシャ。
帯からして予想はしていたけれど、最初から「そうなんだよな〜そうそう」と共感できる文章の嵐。
著者も私のように色々なことに(良い意味で)手を出してきた一人で、同じく悩んできた人でもある。
そんな彼女が提唱する(言い出したのは別の人だけど)、「マルチ・ポテンシャライト」という生き方について書かれている本。
マルチ・ポテンシャライトを簡単に説明すると、ある物事が一定のレベルに到達したと思ったら飽きてしまい、分野問わず全く他のワクワクすることにのめり込む、ということを繰り返す人。
その中にも色んなスタイルがあって、メインで仕事を持ちながら副業として好きなことをしてみたり、私みたいに複数のことを同時に進めるパターンだったり。
今までどういう生き方が合うんだろうと悩んでいた私にとっては、分かりやすく噛み砕いて説明してくれているところが嬉しかった。
そしてなんといっても、実際にそうやって生きてきた人たち(=同志)についても書かれているので、周りに理解されづらい生き方であるからこそ勇気づけられる。
マルチ・ポテンシャライトとして生きていく
この本を読んで確信したけれど、私は間違いなくマルチ・ポテンシャライトだ。
きっと友人に聞いてもそう言うと思う。
(「色々やってるよね」って言われるのは褒め言葉として捉えてる。)
日本はやっとここ数年で副業する人も増えてきたところだから、決して多くはないのかもしれない。
でも確かにいるし、少なくとも世界中には沢山いるはず。
これからはこの本を御守りのようにして、今まで以上に堂々とやりたいことやろうと思う。
著者のTEDもとても心に響くのでぜひ聞いてみてください。
今日はかなり長い読書記録でした。
読んでいただきありがとうございました!
そしてどこかで私のように生き方に悩んでいる人へ少しでもヒントになれていたら幸いです。
最後はTEDから引用して締めくくります。
"Perhaps more importantly, Multipotentialite, the world needs us." / Emilie Wapnick
今日のnegoto:「心拍数高めで寝つけない」
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