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バッハ会長の話に見る「長い話」が良くない3っの理由

お疲れ様です。

いやーオリンピック始まりましたね。
ゲームBGMをバックに入場行進はゲーム業界関係者としてはうれしい限りですが、正直開会式のクオリティとしては思うところもあり、複雑な感情の人、ねじおです。

もっとこう…
創造性とか革新性とか、近未来感とか、
オリンピックの開会式ってそんなものが見たかったのは僕だけでしょうか。

さて、いかんせん校長先生(バッハ会長)のお話しが長くて、
11時半になってもまだ開会式が終わらないという事態から、
チビが起きてきてワタワタしていたら最後の聖火を灯すところを見損ねたので、今日は話の長い人について書いてみます。

ビジネスの場では、当然ながらだらだらと話が長い人よりも、
スパっと要点がまとまっている人の方が評価は良くなります。

朝礼や会議で多くの人の前で話す方や、
面接や就活で初対面の人と話す場合の参考になれば幸いです。

●話が長いのは基本的に嫌われる

当然ながら、基本的に嫌われます。

暑い校庭で長い校長先生の話を聞かされた過去は、
多くの方が幼いころに経験し、苦い記憶としてインプットされていることと思います。

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嫌われる理由は個人差もあり色々ですが、
大きく3っの理由が共通してあげられます。

①みんなの時間を奪う

最大にして最強の困ったポイントです。

50人が聞いているなら、50人分の時間。
バッハ会長のお話は、207か国の視聴者の時間を奪ったことになるので、
もはや新手のサイバーテロです。

言いたいことは最初に結論から!

この原理原則を守れば、相手の様子や雰囲気を見ながら、
スピーチの長さも調節できたりします。

②長いので内容が入ってこない

人間、そんなに集中力は長く続きません。

2時間半近く入場行進を見ている人間に、
10分を超える長文スピーチはなかなか辛いものがあります。

内容的にはいいこと言ってたような気はしますが、
正直、その前の橋本会長の話も長かったので、
MPが途中で尽きてしまい、記憶に残っていません。

1スピーチ1メッセージ。

1ツイート1メッセージ。

1note1メッセージ。

話したくなる気持ちは分かりますが、相手も人間です。

基本的に、伝えたいことは絞って、それに沿って補足や説明をする方が、
相手に違和感なく自分の想いや考えを伝えることが出来ます。

③自分のペースにしようとしているように見える

話しが長いと優越感や優位性を示しているように見えます。

そもそも話の長い方は、役職が上の方や、公演の講師として招かれた人であったりするので、実際立場としては上のことが多いのですが、
その経験から、偉そうに見えるということが、多くの人の頭には刷り込まれています。

時には、自分の言葉に酔っているのではないか?という目線で見られることもあるので、相手が自分の話を邪魔することなく聞いてくれていると過信することは禁物です。

●なぜ話は長くなるのか

・話す前に要点をまとめていない
・一文が長い
・余計な言葉が多い
・全部話そうとする
・話す事、話す内容に自信が無い
・相手を意識していない

この辺が理由であることが多いです。

意外かもしれませんが、
自信が無いと一生懸命話そうとして、話が長くなり余計に伝わりにくくなったりして、自信を無くすというような、負のスパイラルに繋がったりします。

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▲長いけど…要点は「やるぞこら!いくぞこら!」

負けてないよ!戦うよ!(結論)
 →背景説明(弊社ライバル企業に対して不利)
  →根拠説明(それでも戦う理由はこう)
   →ガルマの死をからめて…(感情論)
    →立てこら!戦うよ!(結論)

こう、整理すると就活の自己PRの作り方と似ていますねw

●余談:就活においては

自己紹介や自己PRは新卒面接やESでは頻出の項目です。

スピーチと同じく、長文を長々と話されると、
聞いている側も話している側も、何が言いたいのかよくわからなくなることがあるので、要点は一つに絞ると話しやすくなります。

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▲僕たち、とくせいは「がんじょう」ですっ!

じぶん、こう見えて「がんじょう」がウリです。
どんな攻撃も一度は耐えることが出来るので、後攻になっても確定ワンパンであっても反撃を浴びせることが出来ますし、ステルスロックを初手で巻くことでバトルの起点を作る事も出来ます。

※「がんじょう」のツボツボを例に書いてみています。

と、分かりやすく自分のキャラクターをアピールすることが出来ます。

ポケモンと同じく、
就活でもいろいろな自分のパラメータから、何を話すのかを選択しないといけません。

タイプ?性格?技?能力値?役割?

これを欲張って説明すると、

じぶんのウリは、高い防御力ととくぼうです。
それにむし+いわというイレギュラーな2属性を持ち、
みず・いわ・はがね以外の敵と互角以上に戦うことが出来ます。
とくにノーマルタイプ相手にはばつぐんの相性を発揮し、
からをやぶることで高い火力を示すこともできます。
さらには「がんじょう」というとくせいを生かし、
ねばねばネットとステルスロックでバトルの起点を構築し、優位に戦闘を勧めることもできますし、ねむる+どくどくのコンボで完全要塞型の守備型構成になる事もできます。
攻守を入れ替えるパワートリックからのロックブラストの威力にも定評があり、エースバーン相手に無類の強さを誇ります。
パーティ内に1人おいておくと、色々な立ち回りが出来て重宝するかと思います。

最初に話してくれた、高い防御ととくぼうから話が飛躍してしまい、初見の方や、ポケモンに詳しくない方は「なんだこいつ…」と高確率でなるでしょう。

おまけに良い面ばかりを伝えているので、
では弱点は?という視点が抜けており、長文の割りに説得力を持たせられない話し方となります。

●まとめ

書きながら、私の文章も長くなってしまったので、
この辺で切り上げておきます。反省。

ポケモンで例えた話は、思いついたら楽しくてウキウキと書いてしまいましたが、まるっとカットでも「バッハの話は長い」という話については成立しているので、読み飛ばしてもらって大丈夫です。

こんな感じで、相手に合わせたり、場面に応じて、
原稿を差し替えられる余裕を持てると、コミュニケーションとしても、
相手の反応としても良いものが提供できるようになります。

是非、就活中の方は今一度、自己PRや自己紹介の文章を声に出して読んでみて、カメラで撮影して見てください。

「自分の声、キモッ」

ってなるのはご愛嬌として、
先入観なく知らない人が話していると見た時に、どう感じますか?

それがコミュニケーションの相手であり、面接官が感じる感情です。

朝礼や会議で多くの人の前で話す方や、
面接や就活で初対面の人と話す場合の参考になれば幸いです。

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【過去記事】
人事的な記事⇒https://note.com/negikojyo/m/mb13243fd1754
中途採用の記事⇒https://note.com/negikojyo/m/m065b4610a93e
新卒採用の記事⇒https://note.com/negikojyo/m/m2326398a03cd
note/Twitterの記事⇒https://note.com/negikojyo/m/mdbb149c98460
その他雑記⇒https://note.com/negikojyo/m/m438046a9fda7


【ココナラ】
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ジュース奢ってくれるんですか!? え!?コーヒーでもいいんですか!? 今から超がんばります。