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「会社」ではなく「人の集まり」だと思って就活するとやりやすくなるよという話

お疲れ様です。

寝落ち率が50%を超えてきて、
更新頻度が落ちているゲーム会社の人、ねじおです。

すいません…がんばります。

さて、ココナラや学生向けの説明会から、
「役員面接って何話せばいいんですか?」とか、
「会社理念に共感って言わないといけないんですか?」とか聞かれるので、
ちょっと見方を変えてみたらいいよ、という記事を書いてみます。

個人的には「会社理念」は会社の理念なので、
個人の思いや理念は別にあっていいと思っています。

ようは大きな方向性(いいものつくりたいとか、多くの人を楽しませたいとあか)が合っていれさえすればよいので、
多くのケースで最後の選考として出てくる社長面接・役員面接は、これを確認しています。

そんなところの参考にと書いてみますので、
志望理由がうまく書けない方や、偉い人と面接をすることになった場合の参考になれば幸いです。

●会社は人の集合体

ちょっと語弊がある部分もありますが、
こう見るとちょっと見方が変わります。

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多くの人が集まって、組織としてそれぞれの役割を果たしているのが「会社」です。
そこに雇用契約や労務契約を介して、共通の目的に向けて活動をしているのが「労働者と会社」の関係となります。

特にゲーム開発職(専門職)で就活をされる方の場合は、
「会社」の目指す方向性や「会社理念」ではなく、
そこで手を動かしている自分の目指すポジションの人がどんな人なのか、
どんな人が現場にいて、どんな経歴を経てそこにいて、どんなことを普段しているのか。
の方が調べるべきことです。

ゲーム会社でも、デザイナーならデザイナーのチーム。
運用しているゲームなら、その運用に携わっているチームがあります。

例えば、スタッフ100名のゲーム会社があったとして。

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▲人数のバランス

こんな感じで3っのチームが社内にあるとしたら、
この場合、結構人数バランスが偏ってますよね。

社内の半分が「開発チームB」に入っていることになります。

だとすれば、会社の雰囲気を知ろうと思えば、「開発チームB」の人に聞くのが一番よくわかるだろうし、
もし自分がゲーム開発よりもマーケティングやKPI分析などゲーム運営に興味があるのであれば、「運用チームA」の人に話を聞かないと自分のやりたい仕事がその職場にあるのか分かりません。

会社の説明や、仕事の説明をしてくれている人が、
どの立場の人なのか、その人に聞いて自分の知りたい情報は出てくるのか、この目線は実は大事なことだったりします。

●どんな人が居るのか分かりますか?

会社にはいろいろな職責の人が居ます。年齢も色々な幅の方がいます。

就活で表に出てくるひとは「人事」「広報」という人たちです。

全体をひろーくあさーく見ています。
(※人によります!!すごく開発現場に詳しい人もいるよ!)

仕事内容の説明などで説明をしてくれる開発現場のひとは基本的には「ベテラン」「リーダー」の方です。

自分の担当範囲や経験範囲をせまーくふかーく見ています。
(※人によります!!職種チェンジとかして色々詳しい人もいるよ!)

なので、参考にできる情報、できない情報があります。

年齢もバラバラです。
新卒で入った方と中途で入った方によっても、その会社での仕事についての思いや苦労する点は異なります。

自分が新卒なのであれば、新卒入社の若手社員さんの話を聞く機会が重要になります。

中途であれば、同じような年齢、経験年数の方の事例が参考になります。

どうか会社全体の話や、話をしてくれた人のスキルや経歴がすべてだと思わないでください。

こういったギャップは座談会や面接の中で今までは解決してきたことなのですが、コロナ禍でオンライン選考になっている関係で、確認したり聞ける機会が減っています。

会社が発信している情報や、講演会・技術セミナーなどでの発表、会社ブログなどを是非見てみて頂ければと思います。

特にゲーム会社はイレギュラーも多いです。ので。
(他業界・他業種からの転職や、外国籍の方、社内での職種チェンジや特殊な開発体制・案件へのアサインなど…)

●具体的に使える方法

会社のWikiや社長、役員、部長といった主要メンバーの方の経歴は調べれば出てきたりします。

社長が経営や会計にお強い会社であれば、
そういった目線で時世の波をうまく泳いで会社運営をされていると思いますし、

クリエイター出身の社長や役員の方が多い会社であれば、
現場目線でゲームを開発したり、面白い案件をとってきて自社で開発したりとされているかと思います。

これはメーカーさんだけでなく、開発会社を受ける際にも言えることですので、自分がやりたい仕事や将来のイメージを固めていて、
選考の中で会社に優先順位をつけないといけなくなったときに持っておいてほしい目線です。

その方がお互いミスマッチになりませんし、
役員面接や社長面接の際の質問やコミュニケーションがより有意義になります。

●まとめ

人事的にはバタバタするシーズンの到来で、
ToDOタスクが全然なくならず、悲しい時期でもあります…。

ただ、新卒で就活をされる方にとっては、
無条件で企業側が門戸を開き、集中して色々な会社の話を聞ける素敵な時期でもあります。

3月を前に、すでに選考を進めている新卒の方もいらっしゃると思います。

中途でも新卒でも、「会社」として興味を持った場所があるのであれば、そこから一歩踏み込んで相手のことを知るキッカケにして頂ければうれしい限りです♪

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【過去記事】
人事的な記事⇒https://note.com/negikojyo/m/mb13243fd1754
中途採用の記事⇒https://note.com/negikojyo/m/m065b4610a93e
新卒採用の記事⇒https://note.com/negikojyo/m/m2326398a03cd
note/Twitterの記事⇒https://note.com/negikojyo/m/mdbb149c98460
その他雑記⇒https://note.com/negikojyo/m/m438046a9fda7


【ココナラ】
お仕事相談始めました⇒https://coconala.com/services/1467603?ref=profile_top_service


ジュース奢ってくれるんですか!? え!?コーヒーでもいいんですか!? 今から超がんばります。