20代胃カメラ体験(2度目)レポ

皆さーーーーん、胃カメラ、してますかーーーーーーー????!!!!!!

私は人生で2度、胃カメラをしております。
私の胃カメラバージンは大学生の時。凄まじい胃痛に苛まれ、横断歩道で蹲ってしまったことがありまして、胃カメラを決意しました。ちなみに診断は「軽い胃炎」程度でした。何だったんだ。

あれから5年。慢性的な胃痛が続くため、再度胃カメラをすることに。

1回目の胃カメラで、不安や苦しかった点など、ぼんやりとは思い出せるのですが、月日が経つと大体は忘れてしまうのが人間というもの。

3回目の胃カメラの時、ぼんやりと過去の苦痛を思い出すが故に不安が増幅しないよう、ここに2回目の胃カメラ体験を詳細に明記しておこうと思います。

これから全身麻酔口からの胃カメラをするけど不安~~~~という方は参考になさってください。まぁ多分病院ごとに検査方法は違うと思いますが!

※私は1回目、2回目と共に、胃カメラ専門の病院で診察しています。

 ①診察

診察をします。医者と1対1の会話形式の診察ですね。

血圧をまず図りました。そういえば手動でしたね。今時珍しくない?

私は前日に問診票などを記入していたので、窓口で診察券と保険証と同時に提出しただけでサクサク進みましたが、その場で書くには3枚くらいあったので、結構時間かかると思います。前日に書くこと推奨。

診察では問診票について、口頭で聞かれます。

「ほかの病気はないか」「飲んでる薬はないか」「今の症状はどういったものか」「検査の目的」などですね。あと不安なことなどを聞かれます。

私は「5年前の胃カメラで暴れたり、麻酔から目覚めなかったりしたんですが、大丈夫でしょうか……」と相談しました。

「そうですね。暴れてましたね!」と笑いながら返答されたので、カルテになんて書いてあるか興味がわきましたね。


②麻酔科医の診察

①と何が違うのかって?

わしも分からん。

ただ、麻酔に関して不安な点を聞かれたりしました。

ここでも「前回暴れたこと」「麻酔で目が覚めにくかったこと」を相談し、麻酔の量を決定したり、細い胃カメラを入れることを教えてくれました。いろんな質問にも答えてくれて、親身になってくれました。

 

③検査服に着替える

ロッカーに荷物を入れて、金属類を外し、検査服……というか、でかめの紙エプロンを通常の服の上から着ます。この際、着てきた服が検査で汚れる(胃液とか?)可能性があるので、汚れてもいい服を着てくるよう指示されました。ここから10分くらいは待ちますが、スマホとかもロッカーに入れておきましょう。意外とすぐ呼ばれます。

 

④血液検査、喉部分麻酔、点滴投与

椅子に座って、看護師さんの血液検査などを受けます。

喉の部分麻酔はくそまずい。上を向いて、喉奥に液体を流し込まれ、30秒間その姿勢のままキープ。きついです。

その後、「可能なら飲み込んでください」と言われますが、粘度も高く、まず飲み込めないでしょう。当然えづきます。これ飲み込んだ方がいいのかな……。と5年前も思った記憶が蘇ってきました。

喉の部分麻酔は暫くすると喉奥がぼんやりしてきます。歯医者の歯肉に行う麻酔みたいな感じを想像してください。

「喉奥の感覚が緩慢になるので、つばを飲み込めなくなるから、設置されてるティッシュを使って(唾を)出しちゃっていいですよ」と言われたにも関わらず、ずっと普通に飲み込めてた私は一体。でもなんか怖くてティッシュはずっと握ってた。

血液検査と同時に(終わったら?)点滴を投与されます。

この時点ではまだ麻酔は投与されてません。

 

⑤さぁ、診察台へ

手術みたいな。こえぇ。

なんかいろんな機械があり、ベッドがあります。

左を横にして寝そべります。ここで、再度喉麻酔。さっきのと何が違うんだ。

こっちはスプレー式で、喉奥に射出されます。

「飲み込んでください」と言われましたが、まずすぎてえづく。正直ここが一番きつかった。

「飲み込めましたか?」と聞かれ、「少し……」と答えると、「じゃあもう一度しますね」と言われ地獄を感じる。再度えづきながらも飲み込みました。この時点で涙目で、もう帰りたすぎて「ちょっと待って……」と思わず泣き言を言ってました。この時点で言うやつ、少ないだろうな……。

看護師さんらも苦笑いしながら「とりあえず口にこれくわえてください」と言われ、口をあけっぱにするマウスピース的なやつを咥えて…………

たらいつの間にか寝てた!!!!!!!

目が覚めて(というか寝てたという感覚すらない)まず思ったことは、

「あれ、これからやるのかな?」

ところがどっこい、もう終わっていました。ぼやぼやした頭のまま、診察台から降ろされ(多分両側から補佐されながら歩いた。あまり記憶がない)、ベッドに寝かされました。

そこから暫くたったらまた起こされ、支えられながら(今度は一人)今度は椅子に移動。そこからは体感10数分くらいに1度、看護師さんに「起きてますか?起きれますか?」と確認があり、そのたびに「うーあー……(頷く)」くらいのぼやぼやと返答はすれど、まだ全身や頭に靄がかかった状態。

3回目くらいの質問で、「うーん、まだ辛そうだね。覚醒する薬剤投与しておきますね」と言われました。それからは体感5分くらいでかなり覚醒。何とか上半身を持ち上げる(それまでは背もたれにもたれかかることしかできない)ことができました。

意識が明確になると思うことはこれ。

「喉乾いた~~~~~~~~。口、気持ちわりぃ~~~~~~~~~~~~~」

朝から水分をとってないし、喉麻酔のまずい味が口の中に広がっています。たとえるならば、超癖の強い濃厚白カビチーズを、喉パッサパサの時に食べた時のような……。

とにかくうがいがしたい!!!!水が飲みたい!!!!!!!

という一心でしたね。

ちなみに、検査後一定の時間を経てから水分等をとっていいという決まりがあるのですが、私は麻酔が覚めるまでが長かったのか、すでにその時間を過ぎてました。

その後は「ウガイ……シタイ……」と希望を述べ、ちょっとふらふらしながら歩いて洗面所に案内され、念願のうがいを果たしたのですが、うがいしただけなのにめっちゃ心配されました。何故???

 

⑥帰宅

その後は普通に診察料を払って、帰宅しました。

麻酔代とかもあるので、大体8000円くらいでしたね。当然健康保険にはちゃんと入っています。

1回目はフラフラでタクシーで帰った記憶がぼんやりとありますが、適切な麻酔量が投与されれば、途中で起きて暴れないし、普通に歩いて帰れます。何ならバーキンにも寄れるし、ハンバーガーも食べれます。

「特に何もない」という結果だったので、ハンバーガーをおいしくいただきました。

詳しい結果は再度来院して……とのことでしたが、大体の診断結果はその場で教えてくれます。

ちなみに私事ですが(ここまですべて私事ですが)、今回もなーーーーーーーんにもなかったです!

私の胃はキレイの極み。それが故に胃酸過多。

機能性ディスペプシアという、簡単に言うと「胃炎とかなんもないけど大体ストレスで胃が痛いし、逆流性食道炎の跡も見られないけど、胃酸が逆流してる場合がある現象」という診断をくだされたんですけど、まっこと不可解ですね。


いかがだったでしょうか。

胃痛がやまない方、自分の身体を知りたいという方、20代でも胃カメラをしてみるのも悪くないかもしれません。

私は「胃がきれい」という安心感を買うことができたので、満足しています。暴れなかったし。

「じゃあ次は30歳で」

と言われたので、また5年後に会いましょう。


シーユーアゲインIKAMERA……

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