マガジンのカバー画像

書いたことと話したこと

16
これまでの長尾の研究成果をまとめております
運営しているクリエイター

記事一覧

国立国会図書館の来た道、行く道

機会をいただいて、「帝国図書館の遺産 国立国会図書館に引き継がれたもの」というお題で講演…

negadaikon
1か月前
15

近代日本の図書館と「読書習慣ニ乏シキ国民」

『メディア史研究』55号(2024年2月)掲載。2023年9月のメディア史研究会研究集会「メディアと…

negadaikon
1か月前
5

「図書館」を作った人びと(『東京人』)

『東京人』2023年8月号の巻頭のエッセイに「「図書館」をつくった人々」を寄稿しました(この…

negadaikon
9か月前
2

インタビューを載せてもらいました

Web中公新書のページに、拙著『帝国図書館』にまつわるインタビュー記事を載せていただきまし…

negadaikon
2か月前
1

人文系のキャリア―歴史研究者と図書館員

2023年にやったことの備忘として。 2023年度 筑波大学大学院人文社会科学研究群公開講座として…

negadaikon
3か月前
5

姉崎正治とショーペンハウアー

12月16日、日本ショーペンハウアー協会のシンポジウムにて「媒介者としての姉崎正治ー『意志と…

negadaikon
4か月前

<研究紹介>『樗牛全集』の史料学的検討(2003年)

私のデビュー論文でもある。2003年発表。 卒業論文以来取り上げてきた高山樗牛研究の基礎となる『樗牛全集』について、色々な角度から史料批判を試みたもの。 とくに『樗牛全集』は、若い人たちによく読まれたので、戦前期だけで3回刊行され、その都度増補版が出ていた。ただ、樗牛研究においては、どの版が一番信頼できるとか、研究にどれを使うのが妥当かという議論は、ほとんどなされてこなかった。 そのため、古本屋などで買って手にしたものや、図書館が持っている版を選んで研究者が論じてきたきらいが

インタビュー掲載

図書館振興財団の『図書館の学校』2023年秋号に、拙著『帝国図書館』に関するインタビュー…

negadaikon
7か月前

書評と紹介 杉山亮『井上哲次郎と「国体」の光芒』

白水社より刊行された本の書評です。 『日本史学集録』第44号(2023年7月)に載せてもらいま…

negadaikon
7か月前
2

『帝国図書館』執筆余話(@関西文脈の会)

2023年7月1日 京都会場で行われた関西文脈の会での発表内容を配信します。 発表レジュメ 1…

negadaikon
9か月前
3

日本主義と個人主義~『思想史講義』明治篇Ⅱより

小生分担執筆部分の紹介です。 あわせて本のほうもお手に取っていただければ幸いです。 長尾…

negadaikon
1年前
6

雑誌研究と図書館

↑最近書いた記事の話です。 掲載誌は以下の通りです。『専門図書館』311号 特集「「雑誌」…

negadaikon
1年前
5

長尾宗典『帝国図書館――近代日本の「知」の物語』目次

中公新書の1冊として拙著『帝国図書館――近代日本の「知」の物語』が間もなく刊行されます。…

negadaikon
1年前
25

本が出ます 『帝国図書館――近代日本の「知」の物語』

本が出ます。4月発売予定です。 長尾宗典『帝国図書館――近代日本の「知」の物語』(中公新書) どうかよろしくお願いいたします。 なお、偶然タイミングが重なったのですが、国際子ども図書館でも3月末から帝国図書館展をするのだそうです。なんとか早めに行きたいです。