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「図書館」を作った人びと(『東京人』)

『東京人』2023年8月号の巻頭のエッセイに「「図書館」をつくった人々」を寄稿しました(このタイトルも編集の方がつけてくださったもの)。

4月の拙著『帝国図書館』刊行とほぼ同時期にご依頼いただいて、新書執筆に込めた想いなど自由に書いて宜しいとおっしゃっていただきました。

この前の「帝国図書館執筆余話」でも語らなかった、図書館のカウンターのなかで考えていたことなどを少々書いております。よろしければご覧ください。

ある方から、刊行後割とすぐ、「図書館みたいに地味なものにもこれだけの歴史があるんですね」というような感想をいただいて、これは褒められたようでもあり、そうか図書館て地味かみたいな凹む感覚もあったりして、色々なことを思ったのですが、世間の図書館イメージはやっぱりそういうものかもなと思い直しました。

縁の下の力もちに、たまにはもっと光を

そんな想いを綴ってみました。

ところで、私の文章はともかく、「特集・時代考証」が面白いです。とくに「鎌倉殿の13人」を担当された友人の木下さんも書かれており、思いがけず誌上で共演できて嬉しかったです。
特集は、歴史ドラマや考証に関心にある方必読かと思います。


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