見出し画像

眠るくらいなら、書きなぐる。

「人生充実してる?」

言われたわけじゃないが仮に言われたとする。客観的にみると、現在そこそこの人生を歩めているのかもしれない。仕事はどうやらそれなりに評価されているみたいだ。プライベートも読書やサッカー観戦に時間を費やすことができている。多少なりとも人生充実しているのかもしれない。

ただ僕としては今、非常にまずい時期に自分が入っていると思う。このまま負のサイクルに巻き込まれるかもしれない。そんな時期だ。

今の僕を仮に「頭がわーわー期」と定義する。やることと、やりたいこと、できることが全部頭の中でごちゃまぜになっており頭の中が「わーわー」とわめいているような気がする時期だからだ。

一旦、紙に書いて整理してみる。それでも腰が重く何も手がつかない。
あるのはただ漠然とした不安だ。胸がむかむかして気持ち悪くなり何もかも投げ出したくなる。

こういうとき何をするのか。僕は何も関係ない本を読むことが多い。それとサウナに行くことだ。それならまだ生産性があるかもしれない。極めつけは寝ることだ。

別に寝ることが悪いわけじゃない。でも必要以上に寝ることはないと思うのだ。寝て、寝て、そして寝る。寝ることによる現実逃避だ。

これではいかんと心の中で思っていても、布団の中でもぞもぞしてまた眠る。そのうちただぼんやりとラジオを流しながら時間が過ぎていく。

今日、仕事の合間にnoteを開くと西原雄一さんの記事が目に飛び込んできた。

この記事自体大変おもしろい記事だったし、僕も仕事のスキルがサッカーを観る上で生きるといいなあと思いながら読んだ。ただ、今回の本筋とは関係ない。

西原さんのページをスクロールすると、次の記事をみつけた。

有料マガジンの記事だったので最初の方しか読めなかったのだが、なんとなくピンとくるものがあり心ひかれた。そして思わずマガジンを購読していた。

何がピンときたのか分からない。なんとなく肩肘張ってない雰囲気が心地よかったのかもしれない。

西原さんの記事は、スポーツニュース、おすすめ本、スポーツの見方の3コーナーで構成されていた。どれも読んでいておもしろいものだったし、僕もこんなことを考えて書けたらなと思った。

そういえば、僕がnoteを最後に更新したのはいつだろうか。

今年の9月から10月にかけて、1ヶ月毎日サッカーの記事を更新をするという試みをしてからずっと更新していなかった。

どうしてそれから更新していなかったのかといえば、ひたすら後回しにしていたからだ。書こう書こうと思っても面倒になって後回しにする。その繰り返しだ。あのとき、毎日書けていたわけだから書く力はあるはずなのだ。

後回しになるということは、僕にとって書くことは生活に必要のないことなのかもしれない。

ではなぜ今書いているのか。分からない。分からないがひとつ言えるのは、ひとりごとを大声で言いたい時期というのが僕に存在することだ。

1ヶ月毎日更新していたときは、つまらなくても別にいいと思って書いていた。その精神で今こうやって文章を書いている。

なんだかすべてをほっぽってでも書きたくなってきた。しなくちゃいけないことは山ほどあるけどいいだろう。ただ無為に眠るよりはマシだろう。僕も日々思ったことをただただ書いていきたいという期間に入ったのかもしれない。

再びnoteで文章を書くきっかけになった西原さんの記事には感謝したい。西原さんのように面白い視点で書けるわけではないが、折をみて僕も何かしら書いていこうと思う。

12月、僕はnoteに書きたい、書かなくちゃいけない記事が3つある。

まず「2021年読んだ本ベストイレブン」だ。今年読んだ本、マンガの中から11冊を選ぶ。普段は自分のノートに記録しているだけだが、今年こそは外に出してみたい。

続いて「北海道コンサドーレ札幌 Advent Calendar 2021」への寄稿だ。何を書くかはまだ決めてないが、コンサドーレについて何かしら他の方が思いつかない視点で書けたらと思っている。

そして年末に控える「OWL magazine」への寄稿だ。これも何を書くかまだ決めていない。Short letterを除いたら記事を載せるのは何か月ぶりになるだろうか。

書く内容は何も決めていないのにわくわくしてきた。計画や構想を立てるというのは本来いつだって楽しいもののはずだ。2021年もあと20数日だ。日々わくわくしながら過ごしつつnoteを書けたらと思う。

ところで文体を敬体から常体に変えたら、非常に筆が進むようになった。僕には常体で書くほうがあっているのかもしれない。