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カポーが集うホテルフロントバイトは人生の縮図で面白い[ホテル事件簿プロローグ]

どうも、ニート夫婦の嫁・みんみんです。

前シリーズでは、柄にもなく真面目なテイストで書かせていただきました♪

今回の[ホテル事件簿]シリーズでは、私が人生で経験したバイトの中で一番濃くて一番楽しくて一番勉強になった”ホテルフロント”のお話をば。

ホテルと言っても、ビジネスホテルやリゾートホテルではありません。

カポーたちが愛を確かめ合うために集う、アノホテルです。

今回は初回ということで、どうして私がカポー御用達ホテルのフロントバイトを始めたのかをご紹介したいと思います。

お洒落なホテルフロントバイトにテンションUP!

私は当時23歳で劇団員をやっておりまして。

昼間は稽古をしなければならないし、お金も無いのでなるべく高い時給で働きたいとバイトを探していました。

そこで見つけたのが”ホテルのフロントバイト”というもの。

時間帯が3つあって、深夜ならばなかなかの高時給。

しかもオープンスタッフ募集と書かれていて、写真もかなり綺麗でお洒落なホテルだったんです。

みんみん「なんか、ホテルのフロントとかお洒落でかっこいいじゃん!」

そんな安易なノリで応募を決意。

家から通うにもそんなに遠くはないし、シフト制というのも魅力的。

すぐに書類を出して、面接に漕ぎ着けることができました。


面接当日。

まだ建設中のホテルの中に。

本当にお洒落で綺麗で、こんなところのフロントができるなんてテンション上がるなぁと思いながら面接ルームへ。

30代くらいの若い支配人を相手にお話をしていきます。

勤務条件など色々話しをして、その日は帰宅。

後日、合格の連絡をもらって、改めて働く前の説明を受けるためにホテルに向かうことに。

そこで私は自分の思い違いに気づくのでした。

ホテルの部屋で驚愕!置いてあるのは〇〇だった!

オープンスタッフになるであろう数名の人と一緒に、ホテルの設備説明を受けることになった私。

支配人に連れられて訪れた客室。

これまたお洒落な作りで、なんだかうっとりしちゃう内装です。

お部屋の作りや設備などを簡単に説明してくれる中、支配人がさらっと紹介したのが2つの冷蔵庫。


支配人「こっちがお客様の持ち込み用の冷蔵庫ね。で、こっちがコンビニ冷蔵庫。飲み物とか、簡単なお菓子とか、後おもちゃとかが売ってるから。」


みんみん『おもちゃ???トランプとか???』

チラリと覗き込んだ私の目に飛び込んできたのは、思いっきりアレ。

おもちゃと言っても、大人向けのおもちゃだったのですよ。


みんみん『え?待って?なんで普通のホテルにこんなもの置いてるの?最近はそれが普通なの?』

普段ホテルを使わない私は軽いパニックに陥りながらも、動揺を見せてはならぬと無表情を決め込みました。


そして休憩に入った時に何気なく自分が働くことになったホテルのことを調べてみたのです。

すると”カップルズホテル”という単語が。

みんみん『つまり、ラ●ホテルということか!!!』

私どこか抜けているところがあり、募集要項もノリで応募しているので細かくみておらず。

本気で普通のホテルだとばかり思っていたのです、ここまでw


事実を知ってしまったものの、せっかく受かったのに辞退するのは勿体無いということで、そのままなし崩し的に働くことが決定。

晴れて私のカポーが集うホテルのフロントバイト生活がスタートすることになったのでした。

ホテルフロント歴5年!実際やると人生の縮図で面白い

うっかりスタートさせてしまったこのバイト。

”カポーが集うホテルのフロントバイト”

なんて言ったら、おばちゃんが小さな小窓から鍵をそっと出してくるなんてイメージですが。

私が働いているホテルは、まさかのオープンフロント

そういうホテルでありながら、スタッフも普通にお顔を出して接客をします。

お洒落なホテルっていうのもあってか、私以外のバイトもかなり若い子ばかりでした。


しかも働いてみると、

ホテルの場所・深夜という時間帯・そういうホテルという欲望渦巻く世界

というのが合間って、かなり面白い経験ができたのです。

まさに人生の縮図のような。
毎日がドラマのようなw


個人的には役者をやっていたので、いろんな経験ができるという意味でも非常に面白いバイト。

バイト仲間や社員とも仲が良く、気づけば5年もの間、このバイトを続けることになっていました。

今もしもう一度やれと言われても、喜んでやると思います。
(深夜は無理だけど)


もしも「面白いバイトないかなぁ」と思っている人がいたら、本気でオススメしますよ!

これからはこのシリーズで、そんな面白い一面を紹介していきますのでお楽しみに♪

次回予告

今回はプロローグということで、

なんでそんなホテルのフロントをやることにしたの?

というきっかけをご紹介しました。

次回からは、実際に私が経験した事件簿を小出しにしていきまっせ!


さぁて、次回の事件簿は?
【歌舞伎の抗争?〇〇男との会話に戦慄[ホテル事件簿No.1]】

お楽しみにぃ!

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