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352/365 人間関係で悩んだ時に読みたい本


アウトプットマラソン352キロ目です。


僕の所属する保険代理店、ファイナンシャル・ジャパンでは週1回メンバーみんなでMTGがあります。今はコロナの影響でオンラインで月曜10時~11時。

その中で一人一人先週あったトピックスを話すのですが、ある方がオススメしていた本を読んでみました。オススメされたものは食わず嫌いせず読むと決めてます。



職場の悩みで多いものの一つとして挙げられるのが人間関係
データ古いです。


僕個人としては周りの人には本当に恵まれていて、人間関係で悩みを抱えたことがあまりありません。ただ、もちろん人間なので、『この人苦手だな~』と感じることはあります。マイナスのパワーはかなり大きいので、引っ張られないように注意しています。


筆者の主張は、『現実を作っているのは無意識』であるということ。
現実に起こったことに対してどう反応するのかは、一人一人の認知の問題で、その認知が大きく4つのモデルに分けられるとしています。

①価値なしモデル
やっぱり自分には価値がないという認知。
他人軸で生きるため、自分がなくなる。
②愛なしモデル
やっぱり自分は愛されないという認知。
人に過剰に尽くして自分の真実を生きられない
③ひとりぼっちモデル
しょせん自分はひとりぼっちだという認知。
常に自分や人、世界を割り切ってとらえ、なくならない孤独を抱える。
④欠陥欠損モデル
やっぱり自分はダメだという認知。
人のなかで安心して自分でいられない。心の平安がない。


大切なのは、人それぞれ上記のモデルを持って物事を判断していると心得る、ということでした。(本の中では、人間が普段やっていることの大半は自覚のない痛みを避けるための行動と表現されていました)

例えば、努力しないゆとり世代の部下に団塊の世代の上司が厳しくアドバイスしたところ、パワハラとして訴えられてしまった、という状況は、

何かうまくいかないことがあった時の対応として、
部下→克服しないでありのままでいる(向き合わなければ問題ない)
上司→克服して解決する
といったようにアクションが異なるだけで、実はどちらも何かうまくいかないという事実からの回避行動

根本は同じなのに、上司が部下に対してムカついてしまうのは、部下の行動にいちばん許せない自分を投影して観ているから。

そんな風に自分を理解し、受け止めてあげると他者への理解も進むということでした。


なんでわかってくれないの!と言う前に、自分のことを理解できるようになると、人にもっとやさしくなれそうです。

程度の差はあれど、人と関わらない仕事はないと思うので、一度読んでみてもいいと思います。

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