ねころ部長

熊本在住のカメラマン/ライター

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記事一覧

長部田海床路|マジックアワーの出会い

水平線に夕陽が吸い込まれ、空が金色に輝く時間帯をマジックアワーというそうだ。日本語では逢魔が時ともいって、昼と夜の交わる時間は古来から不吉なものとされていたらし…

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長部田海床路|自然と不自然の交差点

熊本市の南部に隣接する宇土市(うとし)にある「長部田海床路(ながべたかいしょうろ)」は、有明海に面した自然豊かな景勝地だ。近くには第12代天皇、景行天皇が御輿を留…

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どうすれば写真はうまくなるのか

「どうすれば写真が上手になりますか?」 近ごろ人からこんなことを尋ねられるようになった。 私が同じことをドキドキしながら尋ねていたのはいつごろだったけ?そんな、…

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【YN感謝祭in熊本 感想】吉見夏美さんのセミナーにスタッフ参加

9月19日熊本県で開催された、ライター講師吉見夏美さんのセミナーにスタッフとして参加しました。 たまたま近所で開催されるとのことで、せっかくの機会だし運営もやって…

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イケメンにはイケメン寿命がある。

イケメンにはイケメンでいられる期間、イケメン寿命というものがあるらしい。 私の祖父は若いころ、銀幕スター顔負けのイケメンだった。祖母が亡くなったあと、遺品のアル…

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私のコミュ障は劣化した。

私のコミュ障は劣化した。 劣化とは何のことやら?と思われるのも当たり前だ。つまり、コミュ障克服術の本を読み漁り、年齢を重ねるとともにコミュ障が改善したということ…

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遠くのあの人と酒が飲みたい!【酒好きライターが飲んだくれる会】前夜

飲み会。近年若者に嫌われ、避けられるイベントのひとつだ。仕事が終わり一息ついた後、上司の説教やダメ出しが待っていると思うと憂鬱になる。しかし、気の合う人と飲む酒…

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長部田海床路|マジックアワーの出会い

長部田海床路|マジックアワーの出会い

水平線に夕陽が吸い込まれ、空が金色に輝く時間帯をマジックアワーというそうだ。日本語では逢魔が時ともいって、昼と夜の交わる時間は古来から不吉なものとされていたらしい。現在でも交通事故が多発するのはこの時間帯だ。

しかし、私はこの昼と夜の交差するこの時間が昔から大好きだ。

なぜなら、まるで魔法のような出会いがあるのもこの時間帯だから。マジックアワーという名前のとおり、不思議な魔力を感じることがある

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長部田海床路|自然と不自然の交差点

長部田海床路|自然と不自然の交差点

熊本市の南部に隣接する宇土市(うとし)にある「長部田海床路(ながべたかいしょうろ)」は、有明海に面した自然豊かな景勝地だ。近くには第12代天皇、景行天皇が御輿を留め見入られたという夕日スポット、御輿来海岸(おこしきかいがん)や道の駅宇土マリーナがある。

有明海の干満の差は日本一といわれ、干潮時には広大な干潟がその姿を堂々と現す。

長部田海床路(ながべだかいしょうろ)は、広大な干潟に突き出すよう

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どうすれば写真はうまくなるのか

どうすれば写真はうまくなるのか

「どうすれば写真が上手になりますか?」

近ごろ人からこんなことを尋ねられるようになった。

私が同じことをドキドキしながら尋ねていたのはいつごろだったけ?そんな、懐かしいような、ちょっとドキドキするような、不思議な気持ちになることば。

今回は、写真撮影が上達するまでの過程を振り返ってみましょうか。

カメラの操作を覚える私が一眼レフカメラを買って2年くらいの間、失敗写真ばかり撮っていました。

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【YN感謝祭in熊本 感想】吉見夏美さんのセミナーにスタッフ参加

【YN感謝祭in熊本 感想】吉見夏美さんのセミナーにスタッフ参加

9月19日熊本県で開催された、ライター講師吉見夏美さんのセミナーにスタッフとして参加しました。

たまたま近所で開催されるとのことで、せっかくの機会だし運営もやってみたい!と勢いでスタッフ参加した結論としては、

勉強になった・行ってよかった・楽しかった!です。

1.勉強になった
セミナーの内容はどれも勉強になるものばかりでしたが、特に印象深かったものは以下の3つ。

1.想定読者像を考え、練っ

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イケメンにはイケメン寿命がある。

イケメンにはイケメン寿命がある。

イケメンにはイケメンでいられる期間、イケメン寿命というものがあるらしい。

私の祖父は若いころ、銀幕スター顔負けのイケメンだった。祖母が亡くなったあと、遺品のアルバムから出てきた祖父の写真はどこかで買ったブロマイドかと思ったほどだ。遺影のなかで笑う祖父は、どこからどう見ても禿げたお爺さん。巣鴨の通りでも歩いていれば、昔はイケメンだったなんて誰も気づかないだろう。ありふれたどこにでもいそうな老人だ。

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私のコミュ障は劣化した。

私のコミュ障は劣化した。

私のコミュ障は劣化した。

劣化とは何のことやら?と思われるのも当たり前だ。つまり、コミュ障克服術の本を読み漁り、年齢を重ねるとともにコミュ障が改善したということだ。そんな風に書くと「いいことじゃないか!うらやましい!」と思われるかもしれない。しかし、コミュ障が改善することはいいことばかりではない。

まだかわいい少女だったころの私は、内気でおとなしくコミュ障の少女だった。いい大人になったいま考え

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遠くのあの人と酒が飲みたい!【酒好きライターが飲んだくれる会】前夜

遠くのあの人と酒が飲みたい!【酒好きライターが飲んだくれる会】前夜

飲み会。近年若者に嫌われ、避けられるイベントのひとつだ。仕事が終わり一息ついた後、上司の説教やダメ出しが待っていると思うと憂鬱になる。しかし、気の合う人と飲む酒の味は格別だ。フリーランスで孤独に働く人間にとって、嫌な上司と飲む酒も、気の合う仲間と飲む酒もどちらも縁遠い存在だ。

インターネットを駆使し、世界中のどこからでも仕事ができる我々ライターにとって、大きな利点のひとつが「気の合う人とだけ付き

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