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日記

理想の自分はどれなのか 最終地点はどこなのか 「お墓に逝くまで全力で好きなことをやり抜く 魅力を感じないことは縁が無い限りやらない」 これが大まかな人生の目標であり理想の自分 フラワーアーティストとしてやっていくか 親しみのあるフローリストになるのか 近頃よくそれについて話をすることが増えた どの道に進むべきだろうとずっと考えたけれど 今日、ハッとしたことがあった 現在、フラワーアーティストとして活動していて、私が尊敬している人 ニコライバーグマン 東信 篠崎恵美 その方

    • 新天地

      橋を渡れば海は輝きを放つ “光の方へ”ほんとうにそんな気がする どこへ行っても温かい ここで咲きたいのかもしれん 「勘弁してや」と言いながら汗水垂らす男たち 愛かもしれん 「これが最後やで」と言いながら そのセリフ前にも聞いたなと我思う 愛かもしれん 穏やかな風の中 我思う “何色の花を咲かせようか” と

      • レースフラワー

        今日は花友達と初めて待ち合わせをして一緒にご飯を食べた 今日から友達で、以前は客と従業員の関係 「何かお探しですか?」と聞くと 「ガーベラを探してて」と言葉が返ってきた そこからが2人の始まりだった 偶然にも「いちばんすきな花」のドラマをお互い見ていた 私はドラマに毎週出てくるお花が週ごとに変わっていくのを楽しみにしていた その客も同じ気持ちであり、毎週ドラマに出てくる花を花屋に求めに来ていたのである。 “花が好き” はたくさん居るけれどその客は特別だった レースフラワーと

        • 鳥に運ばれ土に足をつける 光と水と風があれば無限である 太陽求めては 茎は徒長する 新芽は青々とし、蕾は膨らみ花が咲く 他の陰になり光を浴びれん者もおり 喰われて最期まで生き抜くことが出来ん者もおる 健全な者もやがては力尽きて土に還るだろう ただ、皆いつかは顔を出す 同じことを繰り返す為に ━━━━━━━━━━━━━━━ 自然の花は光を求めて個性を出しながら育っていく。土から生えて全力で咲く姿が自然で最も美しい。 しかし花を必要とする者も当然いる。 自然の花茎を人間の手によ

          なんでもない

          【なんでもない】 人の心無くして花遊び 修行の身 言い聞かせて 我薄れてゆく 言葉選び どれだけ悩むと思っているの 花と対話 清らかな心は持てる 【ジャズ喫茶】 誘われてもいいや 地上まで響き渡る ラッパの音 ひとり喫茶 淋しくはないが 楽しくもない 猫舌の我 ビターコーヒー 睨みつける ひとり解らぬ「草枕」を読む 孤独という名の無の心 これが真の姿である 【予定時刻】 会う時は 決まって交わす 「久しぶり」 言うことを聞けない我の髪 こんな日に限って 喫茶トイレの鏡とに

          なんでもない

          カネコアヤノ

          寒い時暖かい時、彼女の音は宇宙を見せてくれる カネコの世界はどんな色か、とても表しようのない沢山の色が混じり合う 他とは違う、何かが違う 寂しいだろう、孤独の色は ━━━━━━━━━━━━━━━ カネコアヤノに夢中になったとき 彼女の音や雰囲気や言葉が人間の底の何かやばいものだとわかった時かな 日頃の心から吐き出そうな言葉、悲鳴が 彼女の音によって解放されたとき ありえないくらいに気持ちがよかった 本当の自分を考えさせてくれたのもカネコが居たから 孤独が好きなのも、猫がも

          カネコアヤノ

          俵万智

          俵万智さんの好きな歌を集めました 【サラダ記念日】 一プラス一を二として生きてゆく淋しさ我に降る十二月 八十年ぽっちの人生拒むことだらけの二十一歳の何故 我も君もただ「ヒト」とのみ記入されて人体見本になりたき夕べ 愛された記憶はどこか透明でいつでも一人いつだって一人 【かぜのてのひら】 語尾弱く答える我に断定の花束をなぜ与えてくれぬ これがもし毒入りチーズケーキなら迷えるままに死んでゆく我 お互いの心を放し飼いにして暮らせばたまに寂しい自由 「だいじょうぶ?」呪

          母と娘

          母 朝目を覚ます頃 それと同時に眠る母 いつからなのか “もう働かなくていい” 父の優しさ 甘さは いずれ母を苦しめてしまうのではないかと 母の心は次第に現実から非現実的へと変わり始める いつからなのか “猫になりたい”と望む我 母も同じ気持ちなのかもしれんと感じたあの目 かなりの怖さに我は母に棘ある言葉を伝える 何かが怖くて ただ、母にはこの世界の色が鮮やかに見えてくれ 母だけは 娘 あなたの娘は何者か 「愛」などで満たされることはない あなたがどれほど光ある音を伝えた

          憧れ

          青々とした植物よ おまえが結んだ相即不離の糸を なぜ私が切ることになる 君に切ってほしくて耳塞ぎ愛唄う けれど君は切らず、断定もせず焦らすばかり 優しさゆえに卑怯である、汚い 一プラス一の二の時間 声にあれほど癒されることはない 「今晩も電話しよう」“今晩”の言葉でさえ光って見えたあの頃 今や幻 君もいずれ忘れていく、この時間さえも 別れ際にその瞳で最後まで私を見ていたことも 私の美しい存在であって欲しい、永久に