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【自然散策】小呂池・小呂湿地(愛知県岡崎市)


はじめに

今年3月に愛知県岡崎市にある古道・道根往還を歩いた際に小呂池を知った。
加えて、「この(古道の)下に何かある」と思った箇所があった。
帰宅後に地図アプリで確認してみると”湿地”がある、と。

今回は小呂池と小呂湿地の自然散策を写真をベースに振り返りたいと思う。
小呂池は2回(5月初旬・中旬、午前と午後)。
小呂湿地は5月中旬に足を向けた。

特に今回は指の腱鞘炎が酷く痛むため写真がメインとなる。その点、ご容赦をいただけると幸いだ。

今回の行き先

小呂池と小呂湿地の場所を以下のとおりにお示しする。

赤:行き先 緑:道筋
私有地もあるため、注意が必要だ
画像出典元:Googleマップ

公共交通機関であれば、名鉄バス・東公園口下車。
車であれば、東公園南・東駐車場に駐車。
その先は歩くことを推奨する。
(小呂池・小呂湿地ともに駐車場なし。加えて、大型ダンプカーが通る車一台しか通れない道のため車は控えた方が良いかと)

小呂湿原のリーフレット↓(PDFファイル)--詳細な地図有
https://www.city.okazaki.lg.jp/1100/1108/1155/p038187_d/fil/1.pdf

出発

道根往還で通った道を「欠の三本松」から「鍛冶屋」に向けて歩く。

歩きだすと蚊が直ぐに寄ってくる……という
虫よけなどをし、散策に向いた服装で

小呂池

この池はーー、と書きたいところだがどういった池なのか一切わかりかねる。そのため、景色のみ楽しんでいただければ幸いだ。

蓮の葉が増えていた
前回見たのは3月下旬
ひいてみる
水面に木々が反射
心が洗われる
蓮の葉と花
亀も甲羅干し中
(暑い日でした)
水面に映る空
(この写真のみ午後撮影)

小呂池を後にし、小呂湿地へ。

少し広い林道

小呂湿地

小呂池から500m程度歩くと右手に小呂湿地がある。
※東公園から小呂町に向かって歩く場合

小呂湿地の一歩手前周辺
この山の中を道根往還が走る

本湿地は岡崎市小呂町の丘陵地帯の谷間に成立した湿地です。背後地は標高160~170mの小丘が連続しており、その間の凹所は小湿地や水田となっていますが、本湿地はその中では最も規模の大きなものです。

『小呂湿原』岡崎市役所HP 環境政策課自然共生係より引用

小呂湿地に居た際も2-3人のパーティーの声が聞こえた。
道根往還とほど近いのではないかーー。

小呂湿地手前の溜池

上の写真の横を通り抜けると、手付かずの湿地が広がる。

このような自然が残っていることが嬉しい

先を行くと道根往還のような道が少々続く。

しばらく前に見た景色……のような

到着。

この前の靴底に付着した種等を除去するマット有
案内・説明版の画像はPCにデータを移管したら破損したようで……
入場者カウンタと思われるカメラも設置されている
カメラがあるからではなく、カメラがなくても採取は”厳禁”だ
風景1
風景2
オタマジャクシ(を探せ)
見事な保護色で
メダカ(と思われる)
この木の道を行く

他にもトンボ(種類は判らず)・カナヘビも見かけ、鶯が頭上で声高らかに鳴いていた。
メダカと鶯(加えてカナヘビ)の動画があるが、後日動画をこの記事に加えるかもしれない。

国治天文台跡

小呂池と小呂湿地からの帰り道、また、道根往還を辿っている際に気になった、国治天文台跡。
たしか子供の頃にも「(近くに)天文台がある」と聞いたことがあった。

ここで少し疑問に思った。
そういうのも、国立天文台は東京都三鷹市に在るはずだ。
ひとつの観測地点かーーと思ったが、それは少し難しい。
理由は、私は新卒入社をした企業を(ある意味)独立というカタチで退職した後、岡崎市に在る旧国立系の研究所で働いていた期間がある。
その際にプラネタリウムイベント等もしたのだが、この天文台の話はひとつも聞かなかった。
機構内の話。別の研究所とはいえ、話が出てこないことが少々不思議なのだ。

その話は後にするとし、気になる天文台跡へ。

どうしても気になった
この階段を上っていく
無心になりたい時は良い場所だと思う
木に埋もれるように記念碑

気になりどういった天文台か調べてみたら宗教関連の法人がかつて所有した国治(くにはる)天文台とのこと。
広場の周囲が私有地ーーその理由も少し理解できた気がする。

まとめ

今回散策したルートだが、下から上に一気に駆け上がるような物音が聞こえたこともあった。鳥ではない。恐らく猿であろう。
また、虫も出る。

皮膚をガードする格好でなるべく2-3人程度で行動すると良いのではと思った。(ちなみに私は写真を多く撮るため+空き時間利用のため、単独行動だったが←)

小呂池ではウシガエルの鳴き声が聞こえたが、今ある自然。特に日本固有種。その保護をしていかなければいけない。そう思った散策だった。



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【参考文献/サイト】
岡崎市HP  https://www.city.okazaki.lg.jp/
自然科学研究機構HP https://www.nins.jp/
『天文月報』1978年7月 天文観測施設めぐり(Ⅶ)ーー公益社団法人日本天文学会
https://www.asj.or.jp/geppou/archive_open/1978/pdf/19780715.pdf

Googleマップ





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