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【サウナメモ】薬湯市原店〜薬湯ブーストの威力

飯香岡八幡宮参拝後は「薬湯市原店」へ立ち寄りました。

本施設も、コロナ前に一度来たことがありますが、
その時はまだサウナーに目覚める前。
ということでこちらも初めてのつもりで訪れました。

結論から言うと、好き嫌いがはっきり分かれる場所だと思いましたが、
サウナーの方には一度は訪れてほしい場所だとも思いました。
私的には改めて良い場所を見つけられたと思っています。

薬湯市原店・公式HP

1.アクセス

JR内房線・八幡宿駅東口から徒歩約3分。

駅を出たら線路沿いに木更津方面へ。
歩いていくと、すぐに右手側に建物が見えます。
店舗入口。1階がパチンコ屋、その上が薬湯市原店となっています。

2.サ飯〜薬湯広東麺

今回はまず、昼食を施設内で。
普段のサウナ巡りではあまり施設内の食事コーナーは利用しませんが、
今年はサ飯にもチャレンジしてみようと思います。

食事処入口のポスター

人気No.1。食事コーナー入口にこのような貼り紙があったので、広東麺をチョイス。

薬湯広東麺

ごま油の匂いが香り、白菜を中心に具沢山なあんかけラーメン。
麺は最近は珍しい細い縮れ麺。
味は、流行りのラーメン屋では味わうことができないであろう、
良い意味で街中華な感じの味わいでした。

3.休憩スペース

薬湯市原店公式HPより
薬湯市原店公式HPより

食事の後はしばらく休憩。
休憩スペースとして、
3階に横になれるくつろぎルーム(Yogiboルーム)、
4階に大量のリクライナーが並ぶ休憩室と
仮眠室が用意されています。

今回、私は4階のリクライナーで休憩しました。
Wi-fiも完備されており、iPadをWi-fiに繋げて作業してました。

なお、3階のくつろぎルームは
以前来た時はステージ付きの座敷だった記憶です。
しかし、ステージだった場所に漫画本が並び、
座敷だった場所にYogiboグッズが並んで
昭和風の部屋だったのが現代風スーパー銭湯の休憩コーナーと化していました。

また、仮眠室を覗いてみたところ
程よく暗くなっていて
かつ、ベッド(ソファ?)も独立しており、
いびきがうるさい人がいなければ、
宿泊で使えそうに感じました。

4.お風呂

お風呂(水風呂を除く)は以下で紹介する
「薬湯」「硫黄の湯」「白湯」の3種類が用意されています。

4.1 薬湯

薬湯市原店公式HPより

本施設の目玉。店の名前にも使われていて、本施設に来たときにはこれは外せません。
このお風呂は生姜や唐辛子など以下の9種類の漢方が使われています。

薬湯市原店公式HPより

特徴としては、まず漢方独特の匂い。
お風呂場だけでなく、館内全体に漢方と後述する硫黄が混じった匂いが漂っています。
私的には嫌いではありませんが、
ダメな人は本当にダメかもしれません。
まずここが、この店の好き嫌いが分かれる点だと思います。

そして、感じる効果として、とにかく身体が暖まります。
この薬湯に入った後にサウナに入ると、
その威力を嫌でも強く感じます。
また、今回は退館する前の最後にもこの薬湯に浸かりましたが、
駅で電車を待っているときもホカホカ感が維持され、そこでもその効果を感じました。
寒い冬にもってこいのお風呂です。

(余談ですが、前々日に肛門周りの毛(いわゆるケツ毛)をトリミングしましたが、
この薬湯に入った際、その部分が強く染みる感じがしました。
肛門周りの部分も粘膜なのだな、と思い知らされました。)

4.2 硫黄の湯

薬湯市原店公式HPより

単刀直入に言うと、その名前の通りです。

千葉県北西部の温浴施設の温泉は殆どがいわゆる海水系の泉質ですが、
自分にとっては、温泉といえば硫黄の匂い。
(硫黄の匂いといえば蔵王温泉。)
つまり私の好物。

館内にも硫黄の匂いが漂っているので、
温泉旅行にきた気分を味わえました。

4.3 白湯

薬湯市原店公式HPより

以上の2種類の他に、ノーマルな白湯も用意されています。
超音波ジェット、バイブラなどが味わえるそうです。
漢方薬湯と硫黄を受けつけられない人の逃げ場も用意されています。

5.サウナ

薬湯市原店公式HPより

ここのサウナに入る前には、
まず上で紹介した漢方薬湯か硫黄の湯に入ってからをお勧めします。
(特に漢方薬湯→サウナのコンボは必ず味わってほしい)
どっちに入るかによって、サウナの味わいが大分変わってきます。

まず、1セット目は漢方薬湯に入った後に入りました。
サウナ内の温度は90℃。
しかし、感じる熱さや流れる汗の量から
絶対に90℃以上はあるだろ、と感じました。

しかし、2セット目で硫黄の湯に入った後に入ったら、
1セット目とは変わって、
(汗は相変わらずどんどん流れますが)
温度相応で良い意味でマイルドな味わいのように感じました。

1セット目で強力な熱さを感じたのは
漢方薬湯の効果なのかと。
この漢方薬湯→サウナのコンボはとにかく威力絶大でした。
このコンボを味わえる場所は千葉県内、
いや日本国内の他の場所にはあるのだろうか。
サウナーであれば一度は訪れてほしい場所のように思いました。

帰りに入口の案内を見たら、
漢方薬湯→サウナのコンボはお店の公式でも推奨されていました。

6.水風呂

薬湯市原店公式HPより

水風呂の温度は17℃前後。
地下水のため水質が柔らかく、
長くいられる水風呂でした。

7.ととのいスポット

ととのいスポットとして、
外の硫黄の湯の横に椅子から1脚、
内湯に椅子が5脚、
そしてロッカー室にリクライニングチェア2台とインフィニティチェア2台が用意されていました。

そのうち、ロッカー室にととのいスポットがあるパターンは初めてでした。
ロッカー室内のととのいスポットでは扇風機も設置されていて、風が良い感じでした。

なお1セット目で漢方薬湯に入った後のととのいでは、
通常のととのいの感じに加えて、漢方の刺激が身体中に効いている感じがしました。
ととのい+漢方、おそらくここでしか味わえないと思われます。

8.雰囲気、客層など

まずは匂い。
先述しましたが、店内、漢方と硫黄が混じった匂いが漂い、それが大丈夫かどうか。
私的には温泉旅行に来たような感じを味わえてよかったです。

そして、身体にお絵かきをした客の多さ。
お店の公式HPのトップページでお絵かきOKを大きく宣伝していて、
実際に習志野のクアパレス以上にお絵かきの客が多かったように感じました。
それを受けつけられない人にとってはダメかと思われます。

薬湯市原店公式HPより

なお、年齢層はおじさん世代以上が多く、時間帯もあり家族連れや若い世代は少ないように感じました。
若い世代が多い幕張温泉湯楽の里とは明らかに客層の雰囲気が違いました。

また、建物内の雰囲気としては、
以前来たときは、良くも悪くもいかにも昭和!という雰囲気でした。
しかし、その後リニューアルされたのか、
(お風呂とトイレは変わっていませんでしたが)
休憩スペース等が新しくなっているように感じました。

とにかく、漢方薬湯→サウナのコンボはサウナーであれば一度は味わう価値はあり。
また、室内にととのいスペースが十分に用意されているのは冬場は助かる。
自宅からも遠くないので、この季節は今後、
繰り返し利用したいと思いました。

それでは。

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