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日記:エモいは嫌いとこれにて

ふと、8時に目覚めた。
アラームもなしに。

退廃的な生活をしてた受験生の頃には考えられなくて、少し老けたような気分。
老けたと言っても大人になった気分。
まあ、それはそれで少し自分に驕ってる。
当時は13時すぎに起きて、まともに活動を始めるのは15時を過ぎた頃。
そして、1時を過ぎた頃布団に入り、寝れるまでスマホをいじる。

そんなゴミみたいな生活から、一転、自然と8時に目覚める。
少し嬉しい。
まともな人としての生活を遅れる気がして。

とはいえ、昨日からの疲労を回復するためにもう少し眠りにつきたい。
だから、もう一度眠りについた。
予定のない日バンザイ!!

それでも、11時に目覚めた。
まともな生活バンザイ!!!

とはいえ、昨日の作詞も上手くいかずにコード進行を決めるほど進んでなかったから、作詞を進めつつ布団の中でスマホをいじる。

布団の中のトラックメイカーです。
リリックメイカーです。
いつしかここから、世界へ。
みんなを魅了する名曲を作ります。
なったってそれができる世界。
素晴らしいね。

僕の産まれた世界はどこまでも自由すぎる。

良くも悪くも。

意味の無い動画を見ながら、ギターを弾きながら、無意味に時間を過ごす。
同じ行為でも、受験期に感じるものと別物で優越感。

18時に新大久保でサムギョプサルを食べる予定があるから、それに向けてシャワーを浴びて、スマホをいじったかいもあって、すぐに時間になった。

そんでもって、新大久保へ。

目的地のサムギョプサルのお店。

新大久保の路地の奥。

小洒落た暗い店内。
ごった返しにいる客層は若い。

予約席は2階の奥の席。


いや、暗すぎる。
メニューもまともに見えない。
出されたお通しの色も分からない。
どうしようこれ真っ青だったら。
これが売りの雰囲気なら、この店嫌い。
お願いだから、明るくしてくれ。

写真だと何故か明るい

お通しのキムチとレンコンとなにか。
3つ目の正体が分からない。
怖い。

とはいえめちゃくちゃ美味しかった。
サムギョプサルも美味しかったけど、マクチャンって言うホルモンの1種が美味しかった。
ホルモンが美味しいと思うなんて、老けたもんだ。

ここまで語ってるのに、写真を撮ってない。
あまりにも暗すぎた。
てか、サムギョプサルの写真のタイミングってどこだ?
お肉を切る前?後?
それとも、野菜を並べた後?
まあ、なんだかんだ言っても美味しかった。
ふつーにまた行きたいなーー

3人で行ったけど、メニューが2の倍数分の注文しかできなくて、とりあえず2人前で頼んだ。

まあまあ腹が膨れたけど、まだ足らない。

ならば、いざ、2軒目へ。

「居酒屋みたいな色々食べれるところがいいね。」
こういう時のネットサーフィンが上手いやつになりたい。
まあ、結局適当に調べて上の方にあったお店に行く。

みんなにチーズダッカルビを食べた記憶がなかったから、それが食べれるお店にした。

すぐに見つけて予約し、1軒目から近かったからすぐに向かった。

チーズが溶けるの待ってたら店員に混ぜられた

白と赤のコントラストをチーズが溶けてから撮ろうとしたら、いい具合に溶けた頃に店員にかき混ぜられた。
1軒目で誰も写真を取ってなくて、リベンジしようとしてたのに、、、
悲しみ。

調子に乗って頼んだはいいけど、割とみんな2軒目のお通しで満足してしまって、あんまり食べられない。結局それとドリンクを少し頼んで、少しづつ話しながら食べた。

そんなこんなで食べ終わり退店。
色んな話をした。
あんまり価値のある会話ではなかったね。
あまりにもくだらない。
俺はほぼ歌ってた。
崎山蒼志の五月雨と帝京平成大学の音MADを。

新大久保のお隣は地元の高田馬場。
歩いて帰った。
その間もくだらない話は続く。
あまりにもしょうもない。
でも、それが何よりも楽しい。

そんな感じで1人の家の前まで着いて、残った2人で僕の最寄り駅の通る電車の駅へ。
僕だけ引っ越したこともあって、僕だけまた電車に乗る必要があった。
また、そこから歩いて駅へ向かった。

そこの道中は色んなちゃんとしたことを話した。
まあ、ほんとに色んな話。
誰と誰が付き合ってただとか、俺があの子に思ってたことだとか、俺の受験だとか。
僕は変わったとか、君も変わったとか。

話が盛り上がり、まだまだ話し足りない。
地元とはいえ行ったことも、馴染みもない公園へ。

シラフで語った。
普段語らないことを語った。
ふつーに恥ずかしい。
居酒屋で語らないことを公園で語った。
「それってエモいね。」
え、うるさ。
俺、エモいって言葉嫌いだから、やめて。

エモいを理解できるからこそ嫌いだ。
正直今日はエモかった。
エモいと言葉を知ってから、この感情はエモいとしか言いようがないように思える。

さっきまでの居酒屋で語れなかった、語りたいこと。
それを何の変哲もない公園で話す。
お酒に頼らず、正面から言いたいことを言う。
唯一無二のかけがえのない大親友との会話。
特に思い出に残る日でもない、特別な場所でもない。
それでも、話をしたことは綺麗だった。
だからこそ、今という日に価値がある。
その場限りの美しさ。

頑張って言語化しようとしても、難しい。

つまり、それらを包括して言う「エモい」
まったく便利な言葉だ。
今日のそれはふざけて言うエモいなんかじゃなくて、恥ずかしくなるほどの純度100%のエモい。

なんやかんや、そういったむず痒さが嫌いだと思う要因にもある。
それ以外は、単純にエモいと言うやつが嫌いで、自らの国語力の低さが露呈するようで嫌い。

他にも、それっぽいものに対して言うエモい。
製作者が意図して作ったエモいを待つ行為に対して、思惑通りに贈る言葉、エモい。
それらは嫌い。

もちろん今日は違う。
あの感情をエモいと言うことが恥ずかしい。
だから、嫌い。

嫌いなMOROHAの革命の一節。

シラフじゃ語れぬ夢は惨めだ

何となく理解ができるよ。

だから、今日俺が言ったことが本心だったのかもしれないね。

あの散々な振られ方をした子に対して言ったことも。
話してる人とその子が友達で会うこともあるから、伝言をお願いした。
「次会ったら俺はお前の〇す。殴って〇す。」
と伝えてとお願いした。
そして、それを言われた時の表情も教えてくれ。ともお願いした。

これは僕からの「会うことは無い」という絶対の誓い。
会ったらそうします。
偶然会ってしまったら、そうさせていただきます。
だから、会わないでくださいという意味。
それが4割、残りの理由は面白そうだから。
散々な振られ方をしたとはいえ、あの子をもう恨んでない。
だからこそ、あえてそう伝えるのは面白そう。

だから、笑いながらお願いした。


本当に伝えてほしいなーー
どんな顔をするんだろうね。

そう言ったって後悔させるようなことにはならないし、今更なにを思ったって後の祭り。
そんなふうに考えないことは知ってる。
まあ、せいぜい気持ち悪いくらいには思うだろう。
それでもいいや。
それくらいの関係値でいいや。

遠くで君を歌ってるよ。


急いで終電車に駆けて乗る。
途中で買ったミルクティーは少し熱かった。


さくし


君を歌うよ
君は歌うわ
今の君じゃない
あのころの君が好きだったんだ
君を思うよ
君はいないわ
それくらいな関係値
今なら認められるよ

4月についた君の嘘

一旦まとめます。
ようやく形になる気がする。

(イントロなし)(Aメロ)

最低で最悪な君に
最高で最良の愛をしてた
あなたと分けた悲しみと
あなたと育てた楽しみを
忘れないよ恋のうたを

(単純なギターソロ)
(Bメロ)

君を好きだった僕はもう居ないけど
君に変えられた僕はまだいるの

君を好きだった僕はもういないけど
君を思い続ける僕はまだいるよ

君のことをこれからも歌にしていいかな
好きだからじゃなくて
僕の必要な要素に君がなったから
君のおかげで今の僕になったんだ

君がいなくなってからの新しい
生き方をやっと見つけたよ
(サビ)

君を歌うよ君は歌うわ
今の君じゃない
あのころの君が好きだったんだ
君を思うよ君はいないわ
それくらいな関係値今なら認められるよ

4月についた君の嘘

(サビ落ち)

忘れられない夜も
消したい記憶さえも
全部歌にしてしまえば
忘れられる気がして
だから僕は
バンドマンになったんだよ

(Cメロ)(ちょっと早口パート)

よくある話じゃ終われない
だけども意外とよくある話で
所詮は僕の中の話なんだけど
それでも世にある曲には
まだまだ歌われてないことで
だからと言って歌っても
それそこパッとしてない物で
自己中心的思春期自暴自棄君依存性の僕の歌

(②サビ)
上サビと同様

(②サビ落ち)

君を殺すまで
この歌を歌い続けるよ

君の幸せを願えるまで
この歌を思い続けるよ

君がいようといまいと
遠くで君を歌うよ
「バンドマンになったんだ」

タイトルは「4月は、君の真実」でいいか。
まあ、特別な意味はない。
デビュー曲にする予定の曲だけど、あの子へ向けた供養の歌。

まあ、まだ満足はしてない。
満足してない点で言えば

サビへの導入がびみょい。
2番のサビへの変化。
2番サビ前のパート

正直、書き出せばキリがない。
それくらいがいい。
この曲とは向き合って生きていきたい。
そんな曲。

くれぐれもあの子に「まだ私の事好きなんだ、、」なんて勘違いだけはされたくない。
まあ、それはまた別でいいか。
少しだけ込めてあげようかな。


ある程度一旦メロディを決めつつ、歌詞も手直しして行こう。

ま、一旦満足してないとはいえ、形になって嬉しい。

3月9日 2:16