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あまり新しいことを言うと反応が悪い

 noteでもyoutubeでも、あるいは学会でもどこでも、日本であまり紹介されてないことも含めていろいろ幅広く発言しているつもりなのですが。
 研究者間はさておき、キャリアコンサルタントなどの実践家の方だと「(国内の)業界で流行っていること」には食いつくのですが、そうじゃないことには「アメリカで今流行っているらしいこと」でも食いつきが悪いんですよ。なんか皆さん「自分の感性」を信頼してないかのように、日本の業界で流行っていることには敏感なのですが、日本の業界でまだ流行っていないことには乗ってこない印象があるです。

 いや、いいんです。勉強したいことを勉強すればいい。精神分析であろうが行動主義であろうが人間性心理学であろうがナラティブアプローチであろうが、何をしてもいい(ただ万国博覧会みたいに流派ぐちゃぐちゃはちょっとどうかなとは思います)。

 キャリア理論を幅広く紹介しているつもりなんですが、「好き」の付き方にムラがあるんですよ(いや、料理とか仕事以外の記事が見られないのは全然かまわないのです)。ええ、あっていいんですよ。しかしなぜそうなるのか分析できない。ちなみにyoutbeもそうで、視聴数が多いのは1000回以上なのに(サビカスとかナラティブアプローチとか)、少ないのは(新しくアップしたのを除いても)数十というのもある。実はワタシが伝えたいのは数十のほうだったりする。サビカスだと今や多くの人が取り上げてますしね。他の人が取り上げていないことのほうこそ、新しく学ぶべきことがある気がする。いや、人気のあることを勉強するなとは言っているわけではないんです。人気が「まだ」ないことも学ぶと、世界が広がると思うのです。

 まだあまり日本に紹介されてないことも伝えているつもりなんですが、逆にそういう「日本にあまり紹介されてないこと」のほうが受けなかったりします。そっちのほうが価値は高いと思うんですが、理解されないというか見てもらえないんですよね。僕以外のたくさんの人がしゃべっている内容のほうが受けがいいんです。いや、もちろん価値観は人それぞれなんですが、あなたの見ていない情報にこそ、実はすごい価値があるのかもしれませんよ、と。

 例えばこんなの。



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