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多くの人は自分の「やる気スイッチ」とその使い方を分かっていない

 キャリアカウンセリング(キャリアコンサルティング)のナラティブアプローチを使えば、強弱はありますが「やる気スイッチ」を7~8割がた見つけることができると思っています。要は「過去のやる気が出ていた瞬間」を思い出してもらって「なぜその時にやる気が出たのか」と質問してあげるわけです。
 人によって「モテたい」だとか「成功したい」だとか「勝ちたい」だとか「恥をかきたくない」だとか「失敗したくない」だとか「友人と一緒だったから」「場の雰囲気」「好奇心や挑戦心が刺激されて」などあると思います。それを自分でも理解しておくこと(メタ認知)は重要です。その条件を再現していくわけです。

 ついでに言うと、会社(上司)として従業員の「やる気スイッチ」を把握しておくのも効果的と思います。企業内キャリアコンサルティング、うまく使えば会社経営にもいい効果が出ます。もちろんその際に従業員の不平・不満も聞こえてくる場合がありますが、不平・不満の芽は早めに摘んでおくことが重要です。

 皆さんも自分の「やる気スイッチ」、分析してみませんか。私のやる気スイッチは「頼られること」「褒められること」かな。頼まれたり期待されたりしたら、断れません。それに対する防衛線(予防線?)か分かりませんが、ワタシはあまり強く自己PRをしません。そこを変えていくといいのでしょうね。でもなあ。

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