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偏食とは

気温がいきなり下がり、寒いくらいになってきた。季節の移ろいが激しい。
蒸し暑いくらいだったのに、いきなり冷えまくる。

さて、最近は具沢山の野菜味噌汁をよく作る。大根、椎茸、じゃがいも、白菜など自分の好みの野菜を入れるんだが、昨日、鍋の中を見つめ、(そういえば緑黄色野菜がないな…)とふと思った。
私の味噌汁の中身は淡色野菜だね。
大根とか白菜とかね。白いね。
私は色の濃い野菜は味的にさほど好きではない。にんじんとかかぼちゃとかブロッコリーとかトマトとか、積極的に食べたいと思わないので、スーパーで手に取らない。
だいたい買っても余る。

親戚のおじさんはたいへんな偏食で、毎日決まったものしか食べないと聞いたことがある。その食事は…
ご飯
豆腐とわかめの味噌汁
塩鮭
卵焼き
のみだそうだ。
他の魚や肉などは一切食べない。
野菜も嫌い。
味噌汁は豆腐とわかめ以外認めない。
鮭は脂のない、塩の強い鮭でなくてはならない。卵焼きは醤油で味付け。
これ以外の食事は認めないらしい。
だから1日30品目も食わなくても人って生きていけるのだと何となく考えた。
おばさんは毎日、塩鮭と卵焼きを作るんだそうだ。塩鮭と卵焼きにこだわる。
それさえあればおじさんは文句を言わないという。
そうすると他の家族が夕飯にクリームシチューの日もおじさんだけは塩鮭と卵焼きなんだろうか。クリスマスに皆はチキンとケーキを食べていても、おじさんだけはに塩鮭と卵焼きなのだろうか。
そういうイベント時は柔軟に他の食物を口にするのだろうか。
年越しそばや雑煮はどうだろうか。
まあ、他人事だからどうでもいいか。
でも飯と汁と魚、卵に、味噌、醤油で日本人らしい食事だよねぇ。
これは結構、理想的な日本食なんじゃないかな。

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