選ぶこと

今まで自分の生活時間に取り組んでこなかった読書を積極的に実践するようになった。
もともと、騒がしい空間が苦手で。
子供たちの騒がしい声にもたまにうるさいと反応してしまうけど、自分よがりかなと時々反省したりして。

ママが読書をするようになってから、隣で漫画を見たり、攻略本を見たり、
映像をただただ流して見てるだけの行動に少しずつ変化が現れてきた。 
私も、自然とスマホから本に変わってきている。
もちろんスマホを手に流し見をすることもある。
でもそれよりも「いろんなことを知りたい」と本を選ぶようになってきた。

最初は自己肯定感についての本を選んでいたが、書いてあることにさほど変わりはないなと飽き飽きしてきた。
自己肯定感のことばかり考えると、なぜか暗い気持ちになったり
「答え」を探してしまって余計疲れる。

ならばと小説を読むようにした。
今までは推理小説や恋愛小説を手に取っていたが、
読書好きな方々のYouTubeなどで読んでみたいなと思う小説を覚えておいて、
あえて本屋さんに足を運び探した。
ネットでポチっと注文もありだけど、
「体を使って行動を起こそう」と思い実践した。

久しぶりに『自分のために本を買う』という行動は
3人のママからしたら結構ハードルが高く(大袈裟?)躊躇した。
結構なお値段だし、、、。
食費何日分?!買っていいのかなぁ、、、とか。
躊躇しつつも購入。
なんか少しレベルアップした感があった。

最初に読んだのは「東大教授の考える力がつく思考習慣」
その次に
「52ヘルツのクジラたち」

この小説、涙腺崩壊でした。
これまでに漫画の「フルーツバスケット」を読んで涙腺崩壊した経験ありだけど、泣けた。
風景や人、空間、すべてが浮かんできて、泣いてしまった。

最近読み終えたのが「わたしが幸せになるまで」
吉川ひなのさんの本です。 
ひなのさんイメのージががらりと変わりました。 
得るものもたくさんあり、子供たちとこの本について話して
「どう思う?」と話すと子どもなりの意見を話してくれて、
有意義な時間を共有できました。 

本の最初に「くどい」という表現をひなのさんがしていましたが、
たしかに「くどい本」。

でも得るものがたくさん詰まった本。
私はこの本の考え方嫌いではなかったです。
結構衝撃的な言葉もあるけど、
たしかにそうかもと共感できる部分も多々ありました。


コロナ禍でいろんなものの在り方が変わってしまった。
いつ元に戻るの?なんて子どもと話してるけど、
きっと「元」には戻らないと思う。
だからこそ自分で吟味して慎重にかつ柔軟に選んでいって、
新しいこれからを楽しみたいなと思わせてくれた、

そんな本に今日も感謝しつつ、、、。次は何読もうかな♡

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