学びに満ちた人生を送りたい

 こんにちは!

 僕はいろんなことがやりたいと思ってしまうタイプなんですが、その結果時間が足りていない状況です。書籍も積読がめちゃくちゃ溜まっていまして、多分20冊くらいあります。そのうち途中まで読んだまま止まっているのが何冊かあり、なかなか減りません。見たい映画もいくつかあって、今後劇場公開するものは映画館に行って鑑賞する予定です。そうでもしないと、この先も観ようと思って観れないまま過ぎ去ってしまいそうなんですよね。

 「人生は何事をも為なさぬには余りに長いが、何事かを為すには余りに短い」

 これは中島敦『山月記』の一節ですが、まさしくそうだなぁと。
 僕が自分の人生を歩んでいなかったという感覚に苛まれていた時期は、過ぎていく時間の流れが今よりも長く感じていました。ただなんとなく浪費されていく時間の流れは、冗長で虚しい。一方で今は、いろいろなやりたいことや、やりたくないことが一日の中に詰め込まれていて、とても忙しいです。

 僕がやりたいことは、学ぶことです。趣味の映画も、芸術鑑賞も、学びだと思っています。
 アメコミ映画なんかは単純なエンタメとしての要素も大きいですが、そこで描かれる人間ドラマなどは、やっぱり学びなんですよね。あるいは善悪の二項対立的な描写に対して、現実の視点から自身の考えを巡らせてみたりとか、そういう自らの思考と対比して、作品と対話するというのも、立派な学びだと思っています。
 芸術鑑賞も、非常に学びがありますね。それは歴史的な観点であったり、文化的な観点であったり、いろいろありますが、僕が思うに、鑑賞体験そのものが自らの血肉となるような感覚が強いんです。これは言語で説明するのが難しいんですが、自分の目で観たという経験値が、自己認知の外で何かしらの影響を及ぼしているような気がしてなりません。芸術にはそういう領域があるように、僕は感じています。

 話を戻すと、とにかく、僕は趣味も含めて、学びのある人生を送りたい。いろいろな場所へ海外旅行に行きたいと願うのも、僕の中に未知の領域がたくさんありすぎるからです。知らない土地や文化があまりに多いから、一つでも多くの国や地域に赴いてみたいんです。あるいは仕事もそうです。僕は働く過程で得られる、自身にとっての新しい学びを求めているのかもしれません。今、僕が起業を検討しているのも、多分そういう理由です。新しい学びを探して、全く違うことをやってみたい。そんなワクワクする人生を送っていきたいと、僕は思っているんでしょうね。

 それではまた!

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