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本④私の本の選び方

無性に本が読みたくなる時がある。そんな時はすぐ近所に本屋があるので我慢出来ずに行ってしまう。

私のオアシスでもある本屋に行けば買わなくても、活字を見ているだけで幸せな時間が過ごせる。

最近本屋が無くなってきた。幸いにも家の近くに本屋が有る私はラッキーなのかもしれない。

パソコンで購入が当たり前の時代。私もいずれはネットでの注文、電子書籍で読む事になるのだろうか。

私のまわりには本屋が沢山あった。

多い時には簡単に自転車で行ける所に4軒あった。

本屋があちらこちらにあった頃が懐かしい。

本屋には欲しい本があってそれを求めて行く事もあるのだが、それよりも「何か面白い本はないかなぁ」とふらふらと本屋の中を漂うのが好き。そして印刷や紙の匂いだろうか昔から本屋に行くと心が落ち着いてくる。

今まで出会った本達はほとんどそうやって見つけて買った物。

また映画やドラマで気になった作品の原作の本を見つけて買った物もある。

図書館にもよく行っていたが、少し遠い所にありバスや車で行かなければならなかった。

子供が小学生になり習い事で毎週近くに行く事になった。図書館へ行きついつい沢山選んで袋一杯持ち帰る事になるけれど…全部読んでしまい一週間後また袋一杯になる本を借りる事が習慣になっていた。ここ数年はコロナの影響もあり全く行っていない。


本を購入する時の事。

ふらふらと本屋の中を漂っていると私の目に飛び込んで来る本があり、その本を手に取ってみる。

直感。

棚の物の時もあれば平台に置いてある物の時もある。本屋独自の特集を組んである中から選ぶ事も。

どの本屋でも色々工夫を凝らした特集が組まれているのに気付いた。今さら遅すぎるかも知れないけれど。

また最近やっと本屋大賞というものがある事に気付き気に入った本を何冊か購入してみた。その中には自分では選ばない様なジャンルの物もあり楽しんで読ませて貰った。


気になった本を手に取って1ページ目を開き読んでみる。

本の世界が数行読むと広がる。

何となく続きを読みたく成る物、そうで無い物。自分の好みの問題だが1ページ目でなんとなく感じ取って『これだ』と感じる時に購入する事が多い。

そんな私が最近買った本を紹介したいと思う。


『星をつなぐ手:桜風堂ものがたり』   『村山早紀』著作 PHP研究所          2020/11/05 発刊

2017年本屋大賞5位である『桜風堂ものがたり上・下』の続編として発刊された本。

簡単に説明すると本屋に勤める青年の話だ。

全体的に柔らかい印象を受けるストーリーだった。

本好きの私はこの3冊のお陰で、更に本が好きになった。

この本も本屋で棚とにらめっこしていた時にふと目にとまり手に取ったものだ。

最初に『桜風堂ものがたり上・下』を見つけて本屋で購入し、その続編『星をつなぐ手:桜風堂ものがたり』は文庫本としての発売日をネットで確認し発売されるのを待って購入した。

正直発売日が待ち遠しかった。



またこの様な心踊る本に巡り会えるといいなと思う。

行きつけの本屋が無くなりませんようにと思いながら。

時間が出来たらまた本屋でふらふらしよう。

私にとって一番の癒しなのかもしれない。

皆様はどう本を選んでいますか?


読んで頂きありがとうございます。

今日も明日も良い事がありますように