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【技術】初心者がパソコンを選ぶときはコスパを考えると損をする


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年6月5日配信の書き起こしです。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書きそろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは 、

【技術】初心者がパソコンを選ぶときはコスパを考えると損をする

というものです。

コスパとは?

水曜日はITを中心とした技術的な話をしています。

買い物をするときはコストパフォーマンスを考えますよね?

これ、安ければいいって考え方とは違いますよね?

自分が得られる価値と値段が釣り合っているかを考えることがコスパを考えるってことです。

オタク用語辞典「大限界」実質無料という項目の用例には、こんなことが書かれています。

10万円使ったけど、推しがこんなに可愛いから実質無料。

「大限界」 実質無料の用例

これ、かなり限界化した人物ですね(笑)

極端ではありますが、コストパフォーマンスという言葉をうまく表現できているような気がします。

コスパは自分にとっての価値がはっきりしていないと測れないわけです。

でも、自分にとってどんな価値があるのかわからないことはよくあります。

そんな時はコスパを考えてはいけません。

なぜなら、自分にとっての価値がわからない時は、その価値を過小評価してしまいがちだからです。

結果として陥りがちなのが、安物買いの銭失いです。

もちろん、高いものを買えばいいわけではありません。

そもそもお金が無尽蔵にある人はめったにいないでしょうし、潤沢にお金が使える人ほど、お金の使い方には慎重でメリハリをつけているものです。

そういう人は、要するに自分にとっての価値を常に意識しているのですね。

安く済ませられるのには理由がある

先週のこの時間に、僕が使っているメインパソコンの話をしました。

結構古いデスクトップパソコンだけれど、今やっていることで困ることはないということを話したのです。

値段の話はしていませんが、パソコン本体にかけた金額はせいぜい十数万円です。

これには、もともと持っていた液晶ディスプレイは含まれていません。

その十数万円も一度に支払ったものではありません。

必要に応じて部品を買い足したり、交換したり、数年にわたってかけてきた総額です。

僕の使い方では、今でも遅いとか使えないと感じたことはめったにありません。

比較的負荷が高い動画編集も普通にやります。

せいぜいレンダリングがちょっと遅いなと思うくらいです。

ソフトウェアはOSをはじめとして最新のものを使っています。

毎日かなりの時間をこのパソコンの上で費やしていますが、遅いと思うことはまずありません。

なぜそんなことができているのかというと、自分がやろうとしていることが明確で、そのためにできる工夫を日々しているからなのです。

何より、長年パソコンを触ってきた大量の知識をベースに、新しい知識を集めて、現時点で役に立ちそうな技術を常に導入しているのです。

だからパソコン本体にはあまりお金をかけずに快適に使えているわけですね。

当たり前ですけど、これと同じことをパソコン初心者にできるかといったら無理でしょう。

というのは僕は知識の習得に大量の時間を使っているからです。

そこに価値を見出していて、時間というコストをかけている。

ハードウェアのコストを抑えることができているのは、そういう前提があるからです。

なにをやりたいのかを考える

初心者がパソコンを選ぶときには、将来得られるであろう価値を含めてコスパを測る必要があります。

言うまでもなく、これは難しいです。

例えば、僕が急にネイルアートを始めてみようと思ったとして、そのための道具にどれくらいお金をかけたら良いかは全然わかりません。

そういうとき、えてして安いものを集めてやってみようと思ってしまうものですが、結果的にそれが遠回りになってしまうことはよくあるし、選んだものの使い勝手が悪すぎてあっという間に挫折するなんていうこともあるでしょう。

仕上がりのクオリティが低すぎてモチベーションが保てないなんてこともあるでしょうね。

わかっている人から見たら、最初はちょっと高いかもしれないけどこっちを使った方がいいよなんてことはよくあることだと思うんです。

同じようにパソコンを選ぶときに安さを基準に選ぶと失敗しがちです。

パソコンは安いものではないんです。

それには将来得られるかもしれない価値が載っているからです。

だから中古や型落ちのパソコンはオススメできません。

初心者がコスパを考えると損をするというのはそういう意味です。

いかがでしょう?

パソコンを買おうと思っているなら、コスパの前にパソコンで何をやりたいのかを突っ込んで考えましょう

遠回りな感じがするかもしれませんが、それが多分最短経路で、結果的にコスパの良いやり方です。

今回は、初心者がパソコンを選ぶときはコスパを考えると損をするという話をしました。

今日はここまで。

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今後配信の中でお返事をしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

ITリテラシーの基礎を学べるオンライン講座をやっています。

詳しい内容については、概要欄のリンクから、または「読書と編集」と検索して、猫がトップページに出てくるホームページをご覧ください。

概要欄にリンクがありますので、フォローいただけると嬉しいです。

この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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