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【技術】AIは着想を磨いていくのに使うのが吉


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この記事は、Podcast「にゃおのリテラシーを考えるラジオ」の2024年8月14日配信の書き起こしです。

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にゃおのリテラシーを考えるラジオ

読書と編集の千葉直樹です。

このチャンネルでは、読書と IT 時代の読み書き、そろばんを中心に様々な話をしています。

今回のタイトルは 、

【技術】AIは着想を磨いていくのに使うのが吉

というものです。

AIを仕事に使ってみる

水曜日はITを中心とした技術的な話をしています。

このところ、仕事でとあるプレゼン用のスライドを作っています。

なんでもそうですが、仕事となると億劫じゃないですか^^;

なので、面白くする方法はないかなと思ってAIを使ってみることにしたのです。

最初はいきなりスライドが作れないかなと思ったのですが、それに従って話したい内容はある程度まとめる必要があるので、まずはテキストエディタにガリガリと思いつくままにメモをしていきました。

そして、そのメモをCopilotにコピペしてスライドを作ってほしいとお願いしました。

結論から言うとこれは無理でした。

というのも、Copilotがプレビュー版だからです。

一応はスライドを作るところまではやってくれるようですが、ダウンロードする手段はありませんでした。

ただ、そのものズバリではないのですがきちんとスライドの章立てについては答えてくれました。

それを眺めているうちに、どんな展開のスライドを作ればよいかが見えてきました。

ここまでやったところで、次にやったのはCanvaでテンプレートを探すことでした。

目的とする話題展開に近いキーワードを入れてスライドのテンプレートを検索し、見た目が気に入ったものを選んで中身を見てみたら、より具体的なスライド展開をイメージできるようになりました。

で、次にやったのは、メモを元にスライドに書く内容をブラッシュアップすることです。

こちらはGeminiを使うことにしました。

Copilotの時と同じようにメモを提示して、それをスライドの章立てにしてもらいます。

Geminiは内容の不足や改善点を挙げてくれるので、それに答えてスライドの内容を改善していきます。

ある程度納得の行く文章になったら、それをCanvaで選んだテンプレートにコピペして体裁を整えます。

メモを作るのに15分ほど、テンプレートを選ぶのに10分ほど、スライドの文章を作るのに15分ほど、テンプレートに文章を埋め込んで体裁を整えるのに15分ほどかけて、ほかのメンバーと議論する叩き台のスライドができました。

苦手なところをAIに補ってもらう

僕はこの手のスライドを作るのが得意ではありません。

見た目を良くするセンスもないですしね^^;

でも、1時間ほどである程度満足のいくアウトプットになりました。

以前ならここまで来るのに半日はかかっていて、しかもあまり格好の良くないスライドになっていたので、この時間で形にできるのはとてもありがたいと思いました。

今回は無料版のAIしか使っていませんが、有料版になるともっと直接的にスライドを作るような機能を使えそうです。

ただ、ひとこと書いただけでスライドを作るみたいな魔法は使えません。

そういう意味で、僕が最初にやったようなメモを作るのは必須ではないかと思います。

もちろん、メモを作る過程にAIを使うことはできますし、むしろAIと共同作業で着想を形にするのが現在の生成AIの便利な使い方だと思います。

高級なペンと自分の名前の入った原稿用紙があれば素晴らしい小説が書けると思っている人はいないと思いますが……

それと同じように表現したいことがなければAIを使いこなすことはできないということでしょう。

そして現在の生成AIではいきなり完成系を目指すのは難しいので、いろいろなツールを組み合わせて使う方が効率が良いかと思います。

そして頭の中だけにある思いつきを外に出すと、それをAIにさくっと変形してもらえて、それによって試行錯誤の回数を増やしてアイデアを磨きまくれるというのが大きなメリットです。

多分、今流行りの生成AIをうまく使うポイントはここにあるのではないかと思いました。

ものすごく便利な気がしてきたので、いよいよGeminiに課金してゴリゴリ使ってみようと思います。

今回は、AIは着想を磨いていくのに使うのが吉という話をしました。

今日はここまで。

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今後配信の中で参考にしていきたいと思います。

おわりに

読書と編集では IT を特別なものではなく、常識的なリテラシーとして広める活動をしています。

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この配信の書き起こしをnoteで連載しています。

今日もワクワクする日でありますように。

千葉直樹でした。

ではまた。

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