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「ベンダー丸投げ脱却」がもたらす最大メリット”〇〇〇”とは、、!?

年末調整や法定調書業務が少し落ち着いてきたこのタイミングで、
日経で「システムベンダー丸投げ脱却」を巡る興味深い記事を見つけましたので、
私の見解も織り交ぜながら情報をご提供させていただきます!

参考記事:DX先進企業はシステム内製 セブンや無印が大量採用 システム内製の極意(上)

1.「システム内製化」による4つのメリット※記事抜粋

記事内では「システム内製化」の4つのメリットが下記のように挙げられていました。

①社内で完結するため市場の変化に迅速かつ柔軟に対応できる
②軽微な機能追加や改修に固定費内で対応できる
③業務をよく理解する社員を巻き込みやすいため、現場のニーズをより正確に反映できる
④社内にシステム開発のノウハウを蓄積できる

ベンダーの立場である私としては共感できるポイントばかりで、
DX推進のために取り組まれているご担当者様には
是非ご確認いただきたいポイントであると感じています‥!!


2.(私が思う)「ベンダー脱却体制における最大メリット」

私が思う『ベンダー脱却体制における最大メリット』下記1点だと考えております。

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その中で、この記事を読んでいただいている人事担当の皆様へお伝えしたい”問いかけ”は、下記になります。

『市場・時代変化に対して、
”即時対応”できる仕組みを社内で構築できていますか?』


日本の人事部門のDX実態として、
大半の企業様が「業務効率化」をDXと”称して”取り組んでおられます。
私は正直、この状況こそが市場や時代変化に対して遅れを生じさせる原因であると考えています。
※もちろんベンダーである私達が、価値提供できていないことも理由にあると思っています。

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参考:「人事部門向けDX導入に関する実態調査レポート」

以前noteでも投稿(※)させていただきましたが、
本来の「DX」は、下記の認識として言われています。

新しい市場を切り開き、その市場における有利なポジションをとることにより、成長を加速させていく、というような意味を有し、業務効率化が主の意味ではないと紹介されています。


また、この上記調査結果では「人事・給与システムの更新」も含まれています。
こちらに関して、ジンジャーのお客様から頂くお声としては
「オンプレミス型システムからの刷新」を言われるケースが多くございます。

とくにオンプレミスや業務委託をご利用いただいているお客様からは、
実際に下記のようなお声を頂くことが多くあることから、、、

「自社内のシステム構造が一部の人間しかわからない」
「法改正への機能実装はベンダーがいないと完全対応できない」
「法改正への機能実装したは良いが、十分なものではない」


古いオンプレミス型のシステムを改修し続けることにお時間を費やすよりも、
未来課題を先回りで解決可能な「SaaS」へ
バックオフィスシステムをご変更頂く機会が非常に増えております。
※オンプレミス型で行うメリットも無きにしも非ずなのですが、
 ベンダーに依存してシステム運用をせざるを得ない企業様が多くおられます。


もちろんプロのベンダーへ頼るべきポイントは、頼るべきと個人的には思っています!
ただ、ベンダーに依存したシステム体制ほど、
時代変化に応じた社内体制の構築は難しい
と考えています…。


3.まとめ

今回は、ベンダー丸投げ脱却がもたらす最大メリット
「市場変化に柔軟かつ迅速に対応できること」を挙げさせていただきました。

他にも、下記のようなポイントが挙げられると思いますので、
是非今後社内のシステム体制を見直す際にご参考にいただけますと幸いです!

1.業界内における”競争優位性”を図ることができる
2.デジタルを活用した営業戦略を打つことで”時代変化への備え”ができる
3.IT人材活用により、コスト減やシステム課題への最適解発見へつながる

こちらは私の見解も含まれておりますので、是非ご参考にしていただき、
今後の情報収集への一助になれば幸いです!


(※)正しい「DXの認識」に関する投稿は下記にございますので、
   ”認識の再確認用”として見ていただけると嬉しいです!!




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