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【#1】新規事業開発インターン初日
「もうちょいいいカタチにしないとなぁ」
「さっきからなんも進んでないなぁ」
「なんかこう、グッとこんなぁ」
悩むくらいなら早めに聞いた方が効率がいい。
「いや、そんなん当たり前やん!」と思うが、これがなかなか難しい。
そもそも何を迷っているのか、自分でもわからなくなることだって多い。
今日は新規事業開発インターンの初日ということで、今からどこに新規事業の種があるのか、つまり「解決したいけど解決できてない課題」を探していこうということで、
顧客ヒアリングのための準備をしていこうという段階。
とりあえず、抽出してもらった顧客候補の中でどんな風なヒアリングをしていくか考えていこうということなんだが
「課題を聞き出す質問」といわれて、どんな質問が浮かぶだろう?
課題に対する質問ではない。どんな課題があるのか、分からないからそれを探るための質問。
こちらから提案をする事は何もない。課題がそもそも分かってない状態だから。
課題とかある程度業界を絞った状態に対しては、こうすればいいと書いてある記事や本はあるが
その前!まだ何も決まっていない、業界も課題も、もちろん顧客も決まってない、広大な砂漠を目の前にしてどんな一歩を踏み出すかについての情報は意外とないもんだ。
ググって、本読んで、絶望して、考えて、腰痛くなって、悩んで・・・
さすがに「課題は何ですか?」と愚直に聞くのはあれか・・・
だからといって仮説で質問作っていくとしてもなぁ。
やばい!時間がない!何かカタチにしないと・・・
こうしてあっという間に時間が過ぎ、最初の壁打ちがやってきた。
結果、「すみません、切り口が分からなくて・・」という他ない。
分からなかったら早めに聞いた方がいい。
聞きたいことがわからなかったら、それでもいいから現状を伝えた方がいい。
時間を無駄にしないし、自分が思っている以上に答えはシンプルだったりする。
こうしてもらったFBの中で大きな気づきだったのは課題に対する視野だ。
自分はずっと何がネックになっているのか、どこに問題が生じているのかを考えていた。
だから、良いものをより良くするという課題を見落としていた。
ここから考えて以下のように課題は整理できると考えた。
- → -
ー → 0
ー → +
0 → +
+ → +
大きなマイナスを小さくする
マイナスをゼロに
マイナスをプラスに
ゼロをプラスに
プラスをもっとプラスに
広い視座を持つのは大事だが、どうしてもバカの壁が入ってしまう。
これは仕方ないことだ。重要なのはバカの壁が入ってしまうことを意識すること。
偏った見方をしていないか、時には周りの人に自分の状況を客観視してもらうのもいいだろう。
これは「あの人はなぜ、東大卒に勝てるのか」(津田久資・著)に書いてある。(養老孟子の「バカの壁」も有名だが、こちらも個人的に受けたインパクトは大きかった。)
その面でも最初は自分のアウトプットに自信が持てなくても、上司や同僚に確認する、聞いてみるのは非常に有効だと再認識した。
ただ、一つ注意しないといけないのは「答え」を聞かない事。
今まで自分で答えを出す事をしてこなかった学生時代。ググれば大抵の事が分かる今、自分で答えを出そうとしてもなかなか難しい。
でも、それが着実に成長に繋がる。不安に思っても悩みすぎず、早めに聞こう。あの孫正義さんでさえ、10秒以上考えるなといっている。
成長できる環境があることに感謝してまた努力しようと思う。今できるのは多くを学び、はやく成長することだけだ。
#新規事業 #インターン #バカの壁 #就活 #大学生 #毎日学び #課題解決
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