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思ったことを思ったときに言える会社にしたい〜みんなが自分らしくいれるように

こんにちは!日本ビルケア採用広報担当です。
入社したら、直属の上司ってどんな人なんだろう?見えない存在に不安を抱くであろう学生さんたちの気持ちに応えたい。私たちの上司の魅力を伝えたい。そんな思いから始まった部長インタビューの最終回です。
今回は、管理部のY部長です。Y部長は社長の奥様でもあり、創業時から日本ビルケアを支えてきたお一人。会社の歴史と変化を見てきたY部長がどんな想いで今日に至るのか、お話を伺いました。

助けたい、支えたい。

ー これまでの経歴
学校卒業後、証券会社に勤めていました。在職中に結婚しましたが、最低でも3年は仕事を続けたかったので、夫の東京への異動と共に私も異動し仕事を続けていました。その後、出産を機に退職。専業主婦を経て、日本ビルケア創業時に社員としてまた働くことになりました。

管理部 Y部長

=部長インタビュー=
◎管理部 Y部長
◎2001年入社 22年目
◎休日はソファーに座ってゆっくり、お孫さんと遊んだりお出かけしたり
◎趣味は読書、ゲーム

ー 入社のきっかけ
創業時、既に社員は4名いて、社長の大切な仲間でもありました。
(※創業時のお話は、こちらの記事をご覧ください)

自宅の4畳一間を事務所として登記。4名の社員が生活できるようにとにかく経費を抑えないとと必死でした。経理関係や書類関係の仕事をお願いするのに人を雇うと当然人件費がかかってしまうので、身内の自分であれば人件費もなんとか調整できると考え、私がその役割を果たそうとお手伝いをするような感覚で入社しました。

ー 実際に働いてみて
正直、やってみたものの知らないこと、できないことばかりでした。前職で働いていたころはパソコンもさほど普及していなかったので、まずはパソコンの操作からでした。隙間時間には、いつもブラインドタッチの練習をしていましたね。建設業経理検定の勉強もしました。2級まで取得しているのですが、1級取得に向けて現在も勉強中です。
とにかく知っている人に聞いたり、通信講座で自主学習したり。今もなるべく情報は幅広く多く取り入れることに気をつけています。

人の役に立つ〜私はきっと仕事が好き

ー 管理部の仕事内容について
工事部のサポートと、総務・経理・財務・人事労務などバックオフィス業務全般です。社員のみんなが安心して働ける環境づくりですね。私たちのような事務の仕事って何をしているのかわかりづらいとは思いますが、管理部は社員に対して”営業”していると思っています。営業社員がお客様に気持ちの良い仕事をするのと同じで、私たちは社員に対してそれを行っているんです。

ー 仕事をしていて楽しいと思う時は?
いつでも楽しいです。何をしていても、苦しい時でも。仕事って人の役にたつことをすることだと思っています。人の役に立っているなと感じれると嬉しいし、楽しい。そんな私はきっと仕事が好きなんだと思います。

いつも明るいY部長。今回のインタビューも明るくお話しいただきました。

感情は周りに伝染していきます。誰かが暗い雰囲気だと自分自身も暗い気持ちになったりしますよね。相手がいい気持ちになっていないと、自分が荒んでしまう。相手に喜んでもらいたいですし、そうすると自分も嬉しくなる。人のためにすることが、回り回って自分のためにも繋がると思っています。

建物が美しくあることは、街の人の心を健やかに育むこと

ー 日本ビルケアの事業について
建物が街の中で綺麗であることは、無意識に自分たちの健やかな気持ちを育んでいると思います。たとえば、汚れていたり落書きがされている壁ばかりの街にいると、どうしてもそこにいる人の心がすさんでしまったり、街も人の気持ちも暗い雰囲気になってしまうと思います。ただ建物が健康で美しくあるために外壁を改修するのではなくて、その裏にはこんな意味があると私は思っています。外壁改修という仕事を通じて、人々の心を健やかに育んでいるということですね。

自分らしくいれる〜受け入れ合える関係

ー これまでで印象に残っていること
マイナスの印象ではリーマンショック(2008年に起こった世界的な金融危機)の時が一番です。それまでなんとなくやっていて業績も右肩上がりでしたが、リーマンショックが起き、このままではいけない、きちんと経営しないといけないという危機感が生まれました。
当時は確かに不安まみれでした。でも、乗り越えようと一致団結して真の会社経営に向かい合えるようになったことは、ある意味では逆にプラスの印象に残る出来事だったと思います。この経験があったからこそ、こんな会社にしたい、こんな人を採用したいとか、今の会社のかたちづくりのきっかけになったと思います。

ー 日本ビルケアの好きなところ
自分らしくいられるところです。自分の居場所があるなと思います。それは、この会社にいるみんなにとってもそうであってほしいですし、思ったことを思った時にきちんと言える環境にしていたいです。産前産後の育児休業、育休、短時間制度などの制度が整っていたとしても、周りの視線を気にしてできないという会社も世の中にはまだあると思います。ハード面が整っていてもソフト面が大事だと思います(※)。みんながみんなを受け入れている、そんな関係が好きですね。

業務内容や契約期間、賃金などの客観的な募集内容を示す項目を「ハード面」それ以外のたとえば、企業理念や職場の雰囲気、企業が求める人材をイメージするための情報などを「ソフト面」と捉える。

https://mynavi-creator.jp/knowhow/article/how-to-read-job-information


ー 創業22年〜ここまでの変化をどう感じているか
とても変わりました。それも、いい方向に変わりました。稼げればいいじゃんという会社から、人としての成長も考えようよ、という会社になりました。理念経営が明確になったと思います。人が成熟しないと会社は成長しません。会社の成長なしに売り上げの上昇は成し得ませんよね。

オープンで、接しやすい人間でありたい

ー 新人や若手社員と接する上で気を付けていること
自分の意見や思っていることを無駄だとかつまらないとか考えずに、言ってみてほしいと思っています。そのためには、自分がオープンな人間でありたいなと。工事企画部長はご自身のことをオープンに、自己開示されています。それは自分が強くないとできません。でも、オープンだと周りがとても接しやすくなります。自分もそうありたいなと思っています。

ー 部下の成功や失敗に対して
成功したときも失敗したときも、すぐに伝えるように気を付けています。それは、メールなども含めてです。成功したときはきちんと褒めたいので、声に出して伝えるようにしています。そしてその内容を可能な限り、周囲の人とも共有します。とはいえ、失敗したときは、時には個別で伝えたりすることもあります。状況を見て対処するようにしています。

新入社員と話すY部長

どんな小さなことでも自分事として

ー どんな人に入社してほしいか
誠実な人、素直な人がいいですね。そして、今会社にいる人たちと一緒に仕事をしているのがイメージできる人。ですので、面接の際には相互のマッチングを重視し、内部の人間との相性を兼ねて判断するようにしています。せっかく素敵な方と出会っても、社内の人と合わないから辞めるなんて悲しいです。

ー 新入社員に期待すること
新入社員の方には、自ら仕事をみつけて、どんな小さなことでも自分事として行動してほしいです。これが一番の成長に繋がると思います。会社にいると名前のない、名もなき仕事が出てきます。事務所内の掃除や、来社されたお客さまに出すお茶を淹れることだったり、誰の仕事でもない仕事です。でも、それは誰かがしないと会社は回りません。そんなとき、自分ができるんだったら自分がしよう!と率先して動ける人。そして、そんな仕事を雑にこなすのではなくて、掃除だったら隅々まで掃除することができる人。相手のことを考えて美味しいお茶を淹れることができる人。そんな人はきっと、仕事でも丁寧に取り組むことができると、私は思っています。

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(インタビュー実施:2023年3月)

▼工事部長のインタビュー

▼学生の皆さんからのよくある質問


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