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違和感があるものほど面白かったり

こんばんは。最近、冷え冷えとしてきました。

一ヶ月の広島移住計画を達成した私は大分へ戻ってきました。

今日は、ゲストハウスにて眠たいながらに手が進んで完成したクラゲちゃんを添えて文を書いていこうと思います。

最近、「苦手だけど、好きになりたいもの」が出来ました。

これは、直感的に「あ、あまり私は得意でないな」と思ったら手を引いてしまう私には珍しい現象で、自分のことながらいまだに少し謎に思います。

その対象となったのは文学書です。

文学に初めて触れたのは小学校ごろで、公文にいやいや通っていた時期に定期的に読まされる文の一部に文学書があったのを覚えています。

なんだか、遠回しな言い分で、一つの文章は長いし、むずかしい漢字がたくさん。当時の私にはちょっと無理だなと思っていたと思います。
(まあ、小学生が理解するには少し難しいのは当たり前ですが)

先日手に取った太宰治の人間失格、小中学生の時塾で頭を抱えながら読んだ作品を読みました。

人間らしいようで、人間らしくなく、その間に揺れ、悩む主人公に惹かれ、のめり込むように読みました。

私には、文学書は、感情や情景を小さく分けて文に表しているように感じました。
主人公の五感をさまざまな表現を用いて言葉にしているので、一文の密度が高くて、読み解いていくのに時間がかかります。

でも、その分、より現実味のある生々しい文章に心を動かされる、そんな気がしました。

たった一文でこんなにも心を揺さぶることができるのかと、感動しました。

バスの中で読み終えた時の、心に本が染み渡る感じがなんとも言えませんでした。

そんなこんなで、次は何を読もうか、ワクワクしているところです。

もし、これ好きですというような文豪や本があったら、ぜひ教えて欲しいです。


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