フェルメールが好き過ぎる日本人
今から4年前、2019年の1月に、上野の森美術館で開催された「フェルメール展」は時間枠ごとに入場するシステムで、15時の枠のチケットを事前に購入すれば、さらに30分前に並べば比較的スムーズに入場できることが判明。
そういえば、美術館や博物館に行ったことはあっても、上野の森公園や不忍池には一度も行ったことがないことに気が付き、入場するまでの時間を上野の森散策に充てることにしました。
ちょうどよいウォーキングともなりこれは健康にも良さそうですね♪
今回の提示会では、観賞用の小冊子解説書と、音声ガイドが無料サービスだったので大変お得な感じがしましたね♪
なお、今回、来日展示された、貴重なヨハネス・フェルメールの作品は、現在、真筆とされている三十数点のうちの7点ほどで、最後の間にまとめて展示されていて、前半から中盤までの展示の間は、同時代のオランダ学派の作家の作品が展示されておりましたが、これらの作品群も質が高く保管状態も良く、それも見応えがありました。
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さて、フェルメールが異常に好きなのは、実は、日本人が最もそうだそうですね。
欧州の人たちにとっては、いわゆる風俗画家というレッテルが貼られていて、この呼び名は、現代でいえば、トップ屋とか、風俗ライター、風俗カメラマンという感じなのでしょうね。
フェルメールの手により、現代まで残された作品が、世界でも三十数点しか残されていないのは、
大部分は、王公貴族連中の醜聞の“口止め料”を貰ったら内密に処分されるので、その多くは残されておらず、むしろ残されたものは、売れ残った=金にならなかった作品や、手慰みで趣味として描かれた作品がほとんどで、ちょっとだけよと、小分け方式で世界中で展示会が催されているのでしょうね。
特に日本はお得意様ですからね♪
日本では、そういった評価というよりも、純粋に彼の絵の写実的な手腕に評価が集まっている訳ですから、そこが、特に欧州の評価と異なる点なのかもしれませんね。
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