ポップスの父と母問題
細野晴臣さんが、ポップスの父ならば、
大瀧詠一さんが、ポップスの母だといいですね。
ヨハン・セバスチャン・バッハが、音楽の父ならば、
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが、音楽の母であるように。
↑
これは、日本だけの見解だそうですが(笑)。
ヘンデルの『メサイア』がハードロックな件
【日本では俗に、バッハを「音楽の父」、ヘンデルを「音楽の母」とそれぞれ呼ぶことがあるが、】
これはヘンデルをバッハと対等の存在として位置付ける意味で20世紀に入ってから考案された呼び名である。
以上、Wikipediaより
※※※
今は昔のこと
音楽室には、歴代の音楽家たちの肖像画が掲載されていて、
楽聖と呼ばれたベートーヴェン
音楽の神様に愛されていた天才と呼ばれたモーツァルト
音楽の父と呼ばれたバッハ
に対抗して、
音楽の母と呼ばれたのがヘンデル
だったのですが、この呼び名は日本だけだそうですね。
たぶん、肖像画が女性ぽくて、母性を感じさせるものがあったからなのではないかと思います。
ところで、ヘンデルが、日本では、音楽の母と呼ばれていたことから、ふと、近年のシンガーソングライター、たとえばユーミンなどの女性アーティストが登場するまでは、古今東西、大作曲家と呼ばれる人たちが、例外なく男性であったことに気が付き、不思議な感じがしました。
別に、西洋音楽の宮廷作曲家が男性に限るという制限があったのかもしれませんが、それにしても、他の職業、国王にしろ、政治家にしろ、作家にしろ、映画監督にしろ、さらには指揮者でさえも、女性が第一人者となった例はたくさんあるのに、何故、作曲家だけは、多くが男性だったのでしょうか。
これは、原因を知りたいのではなくて、ただ単に、素朴な発見を報告したかっただけですので悪しからず。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?