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「情報は参考程度に!」
情報によって影響を受けてしまう事って多くないですか?
情報が分析される時代です。
失敗しないために、安心できるために、判断基準を明確にするために数値化されている。
それはそれで良い部分もあるのですが、全てではないのですよね。
こんな研究結果があります。
早生まれの子は遅生まれの子より学力、体力、非認知能力が低いという研究結果です。
発表したのは東京大学大学院経済学研究科の山口慎太郎教授です。
どうでしょう?
このような情報を聞くと・・・
「早生まれは損なんだ!!」と思ってしまったり
「うちの子は早生まれだからだめなのだ!」と思い込んでしまう方もいるかも知れません。
あくまでも統計的な結果であって絶対でもなんでもないのです。
個人のあり方は全く関係ないのです。
怖いのは、
「僕は絶対だめなのだ!」「私は人より劣っているに違いない!」のようなイラショナルビリーフ(間違った思い込み)です。
人は思い込みの生き物とも言われていますので、誰だって思い込みは持っています。
人は思い込むと、頭の中でも何度も何度も繰り返します。
「自分はダメなんだ!」と思い込むと、それをずっと繰り返すわけです。
何度も何度も繰り返すと人は暗示が入ります。
無意識の中に、「自分はダメなのだ!」が入ってしまうわけです。
なので、思い込みのパワーをプラスに使うか!?マイナスに使うか!?で人生は大きく変わってしまうのです。
では間違った思い込みとは何か??
それは、いくつかのパターンがあるのですが、一つは部分を見て、「全てがそうに違いない!」と決めてしまう事です。
先の「早生まれの子は遅生まれより学力、体力、非認知能力が低い」という研究結果。
これは部分ですよね。世の中全ての人ではありません。
早生まれでも高い人はいますからね!
非認知能力って難しい言い方ですけど、非認知能力とは、意欲、協調性、粘り強さ、忍耐力、計画性、自制心、創造性、コミュニケーション能力といった、数値化できない個人の特性による能力のことで、 学力(認知能力)と対照して用いられるものです。
この重要性については研究が盛んに行われています。
ちなみに、幼児期に自分がやりたいことをたっぷりやれていた、思い切り遊べていたこは非認知能力が高いとも言われています。
考えてみればわかりますよね!やりたいこと、好きでやっている時は、スムーズにできないことに出会っても、「どうやったらできるのかな?こうやってみようかな?〇〇くんと一緒にやったら上手くいくかも!楽しいな!またやりたいな!」などとなっていくことが想像できますよね。
山口教授は「早生まれの不利を跳ね返すために、親御さんは家で勉強や読書をさせたり、塾に通わせたりしますが、その分、子供同士で遊んだり、スポーツをしたりする時間が減り、非認知能力が育ちにくくなっている可能性があります」とも述べています。
焦りは禁物なのでしょうね。
人生100年時代に、同学年の他の子と比べてうちの子は数ヶ月遅いからなんとかしなければ!!となるよりも、
一呼吸して、「この子はこの子の人生があるのだから、好きに生きていいのよ!やりたいことを沢山やってみなさい!」と笑顔で関わる方が、人との関わりを大切にできて、個性あふれる魅力的な人間になっていけるのではないでしょうか。
情報はあくまでも参考程度に、大事なのはあなたがどのように生きていきたいか!?ですね。
えっ僕ですか?
3月生まれですけど・・何か??
皆さんが、情報に振り回されないあなたらしい生き方ができますように!
今日も自分を愛してください
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