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読書記録【教室がひとりになるまで】

こんにちは。まりんです。

読書と映画と旅好きの少女です。

今回は小説について紹介します。先日読んだ浅倉秋成『六人の噓つきな大学生』が面白くて、同じ作家さんの本を読むことにしました。Kindle Unlimitedで現在読むことのできる『教室がひとりになるまで』を読みました。

今回はこちらの作品を紹介していきたいと思います。


小説 浅倉秋成『教室がひとりになるまで』の概要

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・作品:『教室がひとりになるまで』

・著者:浅倉秋成

・出版社:角川文庫

・出版年:2021年1月22日


小説 浅倉秋成『教室がひとりになるまで』の紹介


本格ミステリ大賞&日本推理作家協会賞Wノミネート!新世代の青春ミステリ
北楓高校で起きた生徒の連続自殺。ひとりは学校のトイレで首を吊り、ふたりは校舎から飛び降りた。「全員が仲のいい最高のクラス」で、なぜ――。垣内友弘は、幼馴染みの同級生・白瀬美月から信じがたい話を打ち明けられる。「自殺なんかじゃない。みんなあいつに殺されたの」“他人を自殺させる力”を使った証明不可能な罪。犯人を裁く1度きりのチャンスを得た友弘は、異質で孤独な謎解きに身を投じる。新時代の傑作青春ミステリ。


小説 浅倉秋成『教室がひとりになるまで』の主観だらけの感想【ネタバレ】


正直、私は『六人の噓つきな大学生』のほうが好みでした。特殊能力系のミステリでした。しかし、今回の作品も一気読みしてしまいました!

私は特殊能力系の話はあまり読まないのですが、すんなり読むことができました。読んでいく中で少しずつ伏線が回収されていくのが読んでいて面白かったです。

私は登場人物の檀優里が好きです。一匹狼の美女は魅力的ですよね!下の名前が同じ名前の知人がいるのですが、彼女そっくりでつい重ね合わせてしまいました。檀優里のほうが過激ですが(笑)。

そして、読んでいて私の嫌だった中学や高校の思い出がよみがえりました。私は小早川燈花の遺書と同じ気持ちを抱いて生活していた過去があったし、白瀬美月とに近い学生であったことも思い出しました。2人ほど努力はしていませんでしたが。私は富国強兵ゲームに参加を勧誘されて、関わっていくうちに参加者に「こいつなんか違うわ。」と思われて、ゲームに参加しなくなるというタイプです。なので、その時の記憶を思い出しながら読んでいました。人間関係はいつになっても大変ですよね。


小説 浅倉秋成『教室がひとりになるまで』をおすすめしたい人


★『教室がひとりになるまで』をおすすめしたい人★

・高校生

・組織内の人間関係に疑問を抱いている方

・特殊ミステリーが好きな方

・哲学が好きな方

高校の学園ミステリなので読みやすいと思いますし、一気に読める作品です。くれぐれも深夜から読むことはおすすめしません(笑)。寝れなくなります。

現在、Kindle Unlimitedで読めるので興味のある方は読んでください。

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