マインドフルネスの研究って?Research on Mindfulness by PubMed
マインドフルネスってよく聞くけど、歴史とか根拠とかってどうなんだろう、思って研究について調べました。多くの研究者が研究されて、論文を発表されていることが分かりました!
最初に発表された論文は1980年代
世界中の論文を無料で検索できるPubmedで
”mindfulness”が最初に使われた論文を調べました。
1980年、ハーバード大学のEllen J. Langer教授が使ったのが初めてのようです。
このときの”mindful”の使われ方を、かなりざっくり言うと、「気を払う」という意味で使われていて、「気に留めない」という意味の”mindless”と対比的に使われています。一部を抜粋して紹介します。
2007年ごろから急激に伸びる
Google内でマインドフルネス研修プログラム「Search Inside Yourself(SIY)」が始まったのが2007年。このころから、発表論文数も増えています。
上のグラフを解説すると
1980年~2000年ぐらいまでは年に1~2報
2007年あたりから急激に増える
2020年1年間ではなんと1776報!
1980年以降これまでの論文総数は10000報を超えています。
PubMedに掲載されていない論文もあるとは思いますが、多くの研究者がこれまで研究をされていて、今も研究は拡大していることがうかがえます。
日本でもマインドフルネス学会が2013年に立ち上がっていますし、
これからどんどん研究が伸びていく分野なのかもしれないな、と思いました。
なお、今回の記事については、わたくしの個人的な調査に基づいたものです。内容を保証するものではございませんので、ご了承くださいませ。
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