40代フリーランスママ:業務委託は法で守られる労働者以下なのか(雑感)
業務委託として働き始めて2か月。ようやく周りの方の言っている社内用語もわかるようになりました。貢献できるようになってきたかも、と思った矢先頃に大きなミスをしました。
ミスの原因
ミスの原因は大きく3つあります。
1.無茶な納期
わたしが、「今日中に契約書締結を進める」という連絡が来たのが、午前11時。そこから契約書文面に複数回の修正がありました。
2.承認欲求
正社員のかたに「次の日でもよい」と言われたのに、がんばりたくなり、夜にカバー。「契約書関係は焦るとミスる」と自分でもわかっていたのに、「貢献して、あわよくば時給アップをお願いしたい」「役に立ちたい」という気持ちに突き動かされました。
3.無駄な責任感
契約関係を任されているという自負により、なんだか無駄な責任感をしょってしまいました。「時短正社員のころは上司に丸投げして帰ってたけど、今はフルリモートフルフレックス業務委託だからこんな仕事もできるんだ」と妙に自己を肯定したい自分がいました。
ミス後の対処
ミスは誰にでも起こること。でも、さっさと正社員に任せて作業を留めればよかった。自分を呪いましたが後の祭りです。
正社員の方がやり直しのチャンスをくれました。再度ミスを修正し、次の日の午前中には事なきを得ました。
もう二度とミスをしたくない。
正社員の方に許可をもらい、マニュアルを作成しました。ミス発生後のマニュアル作成。なんとありきたりな対策なのかと自分でも呆れましたが、とにかく何かやらなければ契約を切られてしまう。そんな気持ちでいっぱいでした。
自分を振り返る
ショックな励まし
好きな仕事で収入があるというのは気持ちが落ち着くものです。そうなると自分のことを話したくなり、ふと、いつも起業を励ましてくださるかたに近況のメッセージを送りました。
・業務委託で売り上げが上がってきたこと
・8月には中国語の音読無料イベントを予定していること
・業務委託で忙しくなってきたので、既存のサービスを見直すこと
などをつづりました。
すぐにメッセージが返ってきました。率直な、そして耳の痛いお言葉が突き刺さりました。
・業務委託は起業ではない。労働者以下の条件の悪い労働である
・既存のサービスを見直すとは、要するに「手抜き」ではないか
わたしのことを心配してくださってかけてくださったメッセージなのは重々承知しています。「えいこりあんさんは貧困ではないと思うが、業務委託は立場が弱いよ」というメッセージだったのですが、よちよちと歩き始めた赤ちゃんフリーランスには厳しい言葉でした。
自分を見直す
何度もこのシリーズで書いているように、わたしはメンタルがとても弱いです。自己肯定感も低いです。
業務委託で最低稼働時間も決まっていて、業務内容も決まっているのに、どうして頑張りすぎてしまうのか考えてみました。
働けば売上が上がるのでつい働いてしまうのです。正社員や業務委託のみなさんに感謝されるのでうれしくなってしまいます。
わたしは、人と関わりたい、人に求められたい、人に認められたいという気持ちが強いのだと思います。
そして、取りこし苦労が多い性格です。
フリーランスになってから、自分のビジネスで空いた時間ができると不安で仕方がありませんでした。自分のビジネスで空いた時間があれば、売り上げがあがる仕組みを考えるべきです。
でも今のわたしは、「業務委託先に契約解除されたらどうしよう」と自分ではどうしようもないことをくよくよ考えて、リスク対策してしまうのです。
子どもと話す
業務委託については、noteでもたくさんのかたが書かれています。「正社員の犬と思え」という記載も見たことがありますし、「引継ぎはないものと心得よ」という記載も見たことがあります。
「貧困」「ワーキングプア」という言葉がのしかかります。このまま社会の底辺に落ちてしまうのかと思うといてもたってもいられない。同じ業務委託で悩んでいる方がいれば話したいなあと小学生の子どもにこぼしました。
すると、小学生の子どもがぼくが聞いてもいいよ、と言ってくれました。そして、ひととおり話を聴いた後、まっすぐな答えをくれました。
眠れないときは瞑想
その晩、蒸し暑さのせいで全く眠れませんでした。家族の寝息が聞こえる中、体が硬く、背中に変な汗。一人、寝室を抜け出して、リビングで冷房を付けました。
座布団を並べ、床に横たわり、YouTube動画でマインドフルネス瞑想をしました。1回目は、胸のこわばりが取れませんでしたが、2回目、ようやく体の力が抜けてくるのを感じました。
気が付いたら、朝5時半。明るい光でスッキリ目が覚めました。こころと体が軽くなっているのを感じました。
体とこころはつながっています。前向きに、とまではいかなくてもありのままを認めていきたいですね。
まとめ
わたしは誰かに認められたい。誰かの期待に応えたい。という気持ちが強すぎるのだと思います。人の言葉に敏感すぎるのだと思います。
性格診断テストでは「提唱者」。どれも当てはまります。
もうそろそろ、人の言葉で自分を縛っていくのをやめようと思います。わたしはわたしなのですから…!人の言葉は縛るためではなく、自分を広げるために使うのです。
だれかが言ったことを守っていれば認めてくれる
だれかの基準にのっとってやっていれば認めてもらえる
そんな思い込みを少しずつ、和らげていきたいです。
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