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家事は"愛する力"を育てる最高の仕事

夫婦関係を良好に保つのに、"愛する力"は超重要です。
そもそも"愛する力"を育てていかなくては、良好に保てないからです。

その"愛する力"を育てる最高の仕事は、家事なのです。
掃除・洗濯・炊事。
家事には対価が無いし、下手したら感謝もされません。

でも家事は、"愛する力"を育てる一番身近な方法なのです。
なぜなら…

愛とは、愛する行為によって実現する価値」「愛は、犠牲を払うこと
(『7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著より抜粋)

だからです。

また、イエローハット創業者・鍵山秀三郎さんは「人間は自分の特にならないことをやらなければ成長できない。」と言っておられます。
そして、公園のトイレ掃除を毎日されているそうです。
見知らぬ人がトイレを使うときに、ちょっとだけ良い気持ちになる。
そうすることで、幸せの連鎖が生まれるそうです。

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自分の特にならない家事とは?

それは、大きく分けて以下2つです。
①家族から頼まれたこと(受動的)
②家族への気遣い(自発的)

例えば
①家族から頼まれたこと(受動的)
「○○買っておいて」「○○が食べたい」「ここ綺麗にしておいて」など。
②家族への気遣い(自発的)
「夕飯は夫が好きなこのメニューにしよう」「みんなが帰ってくるまでにリビングをキレイにしておこう」「花粉症だから洗濯は室内干しにしよう」
など「こうしたら喜ぶかな」ということです。
自分と価値観が近いものは、自分のためにもなるので取り組みやすいです。
ですが、価値観が違うところは、まさに自分の特にならない家事
なかなか出来ないです。
私は、未だに洗濯物を綺麗にたたむとか、出しっぱなしの物を片付けるのが苦手です(汗)

ですが、鍵山さんの「人間は自分の特にならないことをやらなければ成長できない」という言葉を知って、やってみようかなと思える様になってきました。

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課題の分離

ここで更に役立つのが、アドラー心理学の"課題の分離"という考え方です。
課題の分離とは、自分の課題なのか他人の課題なのかを切りわけて考えることです。

なぜ、課題の分離が役立つかと言うと…
自分と相手との間に線引きが出来ることで、トラブルを回避しやすくなるからです。

①家族から頼まれたこと(受動的)
適切に線引きをする=自分の気持ちを大切にすることです。
嫌なものは、嫌なのです。
それが、適切に伝えられると心に余裕が出来ます。
自分の気持ちを大切にしていると今度は逆に、相手からの気が進まない依頼も「やってもいいかな」と思えたりするのです。
②家族への気遣い(自発的)
「最終的に責任を負うのは誰か?」を考えれば、誰の課題か見えてきます。
勝手に人の課題に踏み入ると、相手を不愉快にさせることが多いです。
経験でも判断がつくことがありますし、分からなければ「やっても良い?」と聞いてみると良いです。

この様に課題の分離を上手く使える様になると、自分の心が守られ、自分の特にならない家事にも手をつけやすくなります。
そして、暖かい気持ちで取り組んだその家事が、家庭でほんの小さな幸せを生みます。
そのおかげで機嫌がほんの少し良くなった家族が、平凡な幸せを感じさせてくれるのです。

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まとめ

夫婦関係を良好に保つには、愛する力を育てていくことが必須。
✅自分の特にならない家事が、家族のちょっとした幸せを生む。
✅課題の分離を心得ると、自分の特にならない家事に手を伸ばしやすくなる。

要約すると、今回は以上のことを書きました。
世の中が便利になったとはいえ、毎日欠かすことのない家事。
愛する力を育てる最高の仕事だと思うと、得をした気になりませんか?

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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