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【夫婦】喧嘩するほど仲が良い?
喧嘩は「何で分かってくれないの?」という承認欲求の表れです。
承認欲求とは、他者から認められたい、尊敬されたい欲求です。
マズローの欲求5階層の上から2番目に位置しています。
現代日本人の多くが、この承認欲求の階層の前後に位置すると考えられているそうです。
「喧嘩するほど仲が良い夫婦」と「喧嘩するたび険悪になる夫婦」の違いは?
反発しようとも、お互いの「本音」を受け容れていくか否かです。
なぜなら、喧嘩は承認欲求が満たされるか、満たされないかの大事な局面だからです。
例えば、夫が冷蔵庫を開けて「あれ?ビールは?」と言いました。
妻「ないなら、もう無いんじゃない?」
夫「疲れて帰って来るんだから、切らさない様にしてくれ!」
妻「私は飲まないから分からないわよ。自分の飲みものくらい自分で管理してよ!」
このやり取りの「本音」が何か、検討がつきますか?
夫はビールをストックしておいて欲しい
妻はビールを夫に管理して欲しい
これは、表面的なことです。
どちらとも、心の深い部分では「大事にされてないんじゃないか」という不安を抱えています。
表面的なことだけを受け取って、イライラを募らせていくのか。
「本音」を踏まえて対応を変えていくか、が大きなカギです。
喧嘩にすらならないパターン
これは、相手に関心を持たないようにしている状態です。
相手から認められず、無視されたり放置されると、非常に辛い心理状態に追い込まれます。
「本音」をぶつけることも、「本音」を汲み取ることも拒否しているからです。
幼い頃、家庭的環境で失望感や虚しさを感じていた人に多い傾向があります。
受け身のままでは「仲の良い夫婦」にはならない
どんなパターンにせよ、夫婦に距離感があるなら、どちらかが働きかけていかないと何も変わりません。
受け身のままでは、怒りや孤独感が増幅して危険な状況になるだけだからです。
人は信頼されると、自然にその信頼に応えようと努力します。
ですが、信頼を構築していかないでいると、どんどん距離が開き取り戻せなくなります。
例えば、妻が子どもに関わることで自分の淋しさをごまかしてしまう。
すると、夫はさらに取り残されます。
距離感を感じたままの状態を継続する(受け身でいる)と、ある時たった一回の喧嘩であっけなく離婚。
…なんてことが、現実にあるのです。
夫婦である限り、当事者意識を持って課題に取り組むこと。
これが急務です。
最後に
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