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ダンサーにおける自分自身のブランディングと、した方がいい理由について

皆さん、デパートや服屋、コスメショップなどのショッピングで手にしやすいものはなんですか?
”カワイイ”ものや”おしゃれ”なものが多いのではないでしょうか。
目的よっては日常必需品やお助けグッズのばあいもあるでしょう。
どちらにしても言えるのが、自身が選んで買っている、ということです。
だって”カワイイ”ものや”おしゃれ”なもの以外でも、無意識に色や匂いで決めているはずです。
そうです。
究極的に言うと、自分が魅力的だと思い、”欲しい”と感じるものを買っているのです。

■自信をプロデュースしよう
まずはダンサーということは自身が商品であるということは忘れてはいけません。
「ブランディング」というやつです。
これをすることで、ターゲットのセグメントに届きやすくなり、やりたい仕事や周りからの見られたい自分の評価を得れやすくなります。
そうまるで、あなたが日々選ぶアイテムのように。

ではどうやってやるのか?

それは目的によって違いますが、まずは自分と向き合うところから始めてみてください。
ダンスを始めるきっかけにルーツを辿るとよいです。

憧れたダンサーや先輩。または衝撃だったショーやテレビなどなど、各々あると思います。
それを元に自分は周りにどう見られたいのか?そのためにはどういう服装や髪型がいいのか?ここではシルエットや色遣いまでこだわってください。

また、写真写りは研究しましょう。ポイントは長所と短所のバランスです。
例えば、顔が大きい人はアングルを少し下から撮ってもらう、や顎の引き方などノウハウはあるので研究すべきです。
また立ち方や姿勢も重要なポイントです。そのためには身体づくりは欠かせません。筋トレなど基礎トレーニングは常にしっかりと行ってください。

何度も言いますがあなたは商品であなたの身体を使って稼ぐのです。
ネットにアップする写真一枚、妥協はしない方がいいです。

また、ここでは一般的に好まれる体型を記載します。
まずは身長。
男子なら170cm以上(今なら173cmくらいは欲しい)
女子なら155cm以上(小さすぎるとNGになる仕事もある)
※男子は身長が低くても活躍しているダンサーは沢山います。ですので一概には言えませんが、理想として記載しています。

もし、身体的に恵まれなくてもそこまで落胆することはありません。
それを補う何かを見つけられれば生き残っていくことは可能です。
ちなみに私も大きい方ではなかったので、舞台に立つときは手の使い方や立ち方、姿勢は特に気を使いました。
ないものをねだってもしょうがないので、長所を伸ばすことに時間を割いて工夫したダンサーの方が息長く続けていると思います。


■ブランディングする理由
ずばり、自分の価値を高め仕事を勝ち取るため、になります。

冒頭説明したように、魅力ある商品を選んで欲しているのです。
それは、プロデューサーでもアーティストでも振付師でもお客さんでも同じダンサーでも誰でも同じです。
自然と魅力的な人のところに仕事が行き、お客さんの目に留まるようになります。
ただし、過度なブランディングは禁物です。
うるさいと思われてしまったり、色物扱いされてしまうと逆になりたい自分や仕事が遠のいてしまう可能性はあります。
バランスよくセンスを磨くことも重要です。その感覚はいい意味でにダンスに返ってきますから。


■最後に

ダンサーは身体の表現者でもあり、アイコンでもあります。

このことを忘れないようにしましょう。
そして、常に前向きにひたむきに頑張ってください。
必ずチャンスというものはやってきます。
これだけは誰でも平等ですので、その時に受け取る準備の一つとして自身のブランディングはきっと役に立つと確信しています。

ではでは。

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