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ドイツ 現地で感じた海外で働くためのヒント(海外で働きたい人へ)

Twitterのつぶやきのようになっていた私のnoteページ。最近はnoteを書く時間を作れないほどバタバタとした日々を送っています。

4日間の休日を使って、Eutin(ドイツの北にある小さな街)へ帰省した1週間。

↓ Eutin(オイティン)はこんなところ



その翌週には、パスポート更新のために週末弾丸ミュンヘン旅行へ行ったりとバタバタしながらも充実した日々を過ごしています。
海外でパスポートの更新手続きをしたのは初めてでまた一つ、勉強になりました。

ドイツ在住の人なら誰でも知ってるドイツの"電車事情"も日本と比較しながら別の記事をまた書きたいなと思っているところ。

さて、今回、久しぶりに見つけた時間を使って書きたいのは、海外で働くということ、海外で働きたいと思っている人へのヒントを伝えれればいいなと思い、ページを開きました。
オーストラリアでのワーホリ、ドイツでの就労を私自身が経験して思ったことや現地で今、感じていることを記録したいと思います。

日本にいる人たち、海外にいる人たち、海外に出たいと思っている人たち、だれかの役に立てば嬉しい限りです。


言語は話せるようになるまで待つな

日本を出て、海外で働くと考えたときに、誰でもまず心配になるのが
「言語」じゃないでしょうか?

英語ならある程度、日本でも義務教育として学校で習ってきた人が多いと思いますが英語以外の言語となれば、大学で第二言語として授業を取っていたとか、趣味で勉強していたとかでないかぎり、なかなかいないと思います。
わたしの場合、大学生の頃は、第二言語で中国語を勉強していました。中国に興味があったわけでもないし、なんで取っていたんだ自分って感じ(笑)もちろん中国語を話す機会はなく、今はもう覚えていません(泣)

オーストラリア、ドイツでの就労を経て、私が思うことは、英語であろうとドイツ語であろうと、話せるようになるまで待たない、ということ。

そもそも純日本人である私たちが外国語を日本語同等レベルでないと"話せない"と定義すること、そう思うことが間違っていると思います。
むしろ外国と日本のハーフや帰国子女でもないかぎり、日本語同等レベルに話せるようになることはかなり難しいと思います。

でも言語(外国語)を理由に海外へ出ることを諦めるには早い!

と、思うんです。

※ここで間違えないでほしいのは、海外で働くこと・海外に出ることが目的であれば、の話。
もちろん海外の会社でオフィスワークをしたい、地位をのぼりつめたいなどの野望があれば、まず言語が話せないことには現地ではたたかえない。

わたしもドイツに住みながらも、ドイツ語が話せるかと聞かれれば、やっぱり話せない。それでも、なんとか職は見つかった。


海外に出ることが目的であり、職種についてもなんでもやるぞ、という人は思い切って、そのまま外国へ、日本の外へ、一歩踏み出して欲しい。

言語を話せることは武器になる。
話せるに越したことはないし、可能性だって広がる。
それでも、話せるようになるまで待っているうちにチャンスはどんどん目の前を通り過ぎていき、気づけば、あのとき海外に出てればよかったなぁと後悔しているだろう


履歴書の中身よりアナタのやる気

トライアル」(ドイツではプローベ)という言葉を聞いたことがありますか?
海外で働くとなると、誰もが通る道。
ワーホリで海外へ行ったことのある人なら知っている人がほとんどだと思います。
日本ではあまり聞き慣れないかもしれませんが、オーストラリアでもドイツでも、トライアルをするのは当たり前。
簡単にいうと、「お試しの日」ということ。

日本では、履歴書の中身ばかりに目を向けられますが、海外ではまったくの逆。
なんなら履歴書に写真だって貼らないし、生年月日や性別も記入する必要はありません。見た目や性別、年齢で判断されることがない平等の世界

履歴書の中身よりも、アナタのやる気や能力を重視するんです。

履歴書はさらっと見て、じゃあ、ちょっと働いてみる?と言われることも多い。
トライアルをして、アナタの可能性や実力を見たり、企業側だけでなく、わたしたちも本当にソコで働けるかを実際に体験してみる、というのが目的。

TOEICを何点持ってようが、語学資格の何級を持っていようが、実際に話せないことには意味がない。

日本での就職面接にずっと違和感を抱いているわたしからすれば、海外のスタイルの方がしっくりきたのも正直なところ。

資格やレベルにとらわれず、やる気を見せることが重要。


なんでも、とにかく、やってみる

せっかく海外に出たのなら、なんでもやってみる、に限ると思います。

今までやってきたことのある分野なら、それはそれでもちろん実力を発揮しやすいだろうし、さらなるステップアップもできるかもしれません。
特にバリスタをしていた、シェフをしていた、経理をしていた、など特殊なスキルが必要な職業であれば、未経験では相手にしてくれないこともあるかもしれません。

それでも、前述したように、トライアルでやる気さえ見せることができれば、未経験でもポテンシャルをかってくれる人もたくさんいます。
言葉に不安があっても、それを理解してくれる人だっています。
実際に、オーストラリアやドイツでもそんな人たちとたくさん出会いました。

むしろ、せっかく日本を出て、海外に飛び出せたなら、自分で自分の限界を決めるのはもったいない!
なんでもやってみる方がいいと思うんです。

日本にいれば、無意識のうちに周りの目や意見を気にしすぎてしまっていた自分も、日本から出れば、そんなことはなくなってるんです。
だから目の前に飛び込んできたチャンスは、怖くても、不安でも、掴んでみてください。

わたし自身、何かを始める際には、不安になったり、失敗したらどうしよう、という気持ちがないわけではありません。
実際にドイツでの職探しもドイツ語が話せないと言いながら(思いながら)も、やってみたら意外にできたし、やるしかない環境にいればできるようになることを学びました。それでもまだまだ伸びしろしかありませんが・・

「しない」理由はなんとでも言えるんです。
やってみれば、意外にできる自分を発見できるし、そこから新しい可能性も広がります。


海外に出たいと思っている人へ

コロナが起きて日常が非日常になり、非日常が日常になることを経験したわたし達。
またいろんな国の国境が開き始めた今、日本を出たかった人にはそのチャンスを逃さないで欲しいと思う。
お金を貯めてから、もう少し話せるようになってから、と考えていたら、またチャンスは目の前を通り過ぎていく。

コンフォートゾーンを飛び出して、ストレッチゾーンに飛び込めば、
そこには新しい人生の発見や出会いが待っている。

それはわたし自身にも言えること。
コンフォートゾーンに浸りすぎず、常に自分のレベルは上げていきたい。

わたしが「海外にいる自分」が好きな理由はそこにあるのかもしれない。
日本にいれば、家族がいて、友達がいて、言葉に困ることもないだろうし、文化の違いだって感じない。
でもなんだか自分の行動を見えない何かに制限されている気がして、窮屈で仕方がない。
だからわたしは海外にこれからもいたいし、いろんな国に住んでみたい。


もしこの記事を読んでいる人で、ドイツに来ることがあれば
お会いできると面白いな〜とかも思ったり。

ありがとうございます! サポートをいただいた際には、新しい人生経験のために使わせていただきます♪ 経験は人生の糧!何事もポジティブに、前向きに・・・:)