なつ

「おいしい、はたのしい」を発信するライター。

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    ご挨拶

    すでにいくつも投稿しておいて、ご挨拶もまだなことにようやく気がつきました。 遅ればせながら、こんにちは、なつと申します。 グルメ漫画が一大ヒットし、レストランの口コミサイトが群雄割拠、誰でもグルメに親しみやすい時代になりました。グルメにまつわる作品も充実し、世はまさに大グルメ時代と言い切っても過言ではありません。 でも、おいしい、という気持ちをしみじみ感じる作品に、なかなか出会えません。 うんちくをずらずら聞きたいわけじゃありません。 (知識として興味はあります) 美少

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      • 冬支度のお昼ごはん

        アッというまに秋が深まっていく。もう半袖でいられなくなってきて、夏場は蹴っ飛ばして寝ていたタオルケットを今は大事にかかえていたりする。今年も衣替えという備えが間に合わなかった。ちかごろは季節が駆け足すぎる。 あったまる汁物、とくれば豚汁だ。 豚汁とくればとにかくゴボウ。ゴボウの無い豚汁はどこか間が抜けている。大根。こんにゃく。ネギ、豆腐、油揚げ。いろどりに人参。料理名にもなっている豚肉を適当に。 あとはその辺にあるイモ類をなにか。ジャガイモか、サツマイモか、サトイモか、カボ

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        • 空腹は最良の調味料、好奇心は出会いの種まき

          人生には何通りもの初めてましてが存在するし、早い遅いは人による。 まあそんなに大げさな話じゃないのだけど、先日「月見バーガー」の初めましてを無事果たし、その人気ぶりにおおいに納得し、もう少し早く食べてみれば良かったなぁ、と己のチャレンジ精神の無さを反省した。 秋の風物詩としてもう何年も続くマクドナルドの月見バーガー。今年もそんな季節か、とテレビCMやお店のノボリを眺めつつ、いつも購入までは至らなかった。 ハンバーガーに目玉焼き。約束された組み合わせ、逆にある程度味の想像がつ

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          • 急に食べたくなったのでこれからエアー月見そばを食します。

            どんな月見そばが食べたいか、どんなふうに食べたいか、どんなふうに味わうか、ただそれだけをぼんやりつらつら書いていたら1000文字を超え 面白くなってしまったのでここに投稿します。ざっかけない気安いたぐいのそばです。 関東のほうのサービスエリアでワンコインで売ってるようなそばです。茹で置きの灰色の麺が真っ黒なめんつゆに浸かっていて一掴みの刻み葱が散っているような、 暗い色味のどんぶりの中で落とし卵が少し特別感を演出しているやつを欲しています。 ぽってり落とされた乳白色の白身の

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            • 冬支度のお昼ごはん

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              • 空腹は最良の調味料、好奇心は出会いの種まき

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                1年前
                • 急に食べたくなったのでこれからエアー月見そばを食します。

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                  1年前

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                  • 「乾杯」というごちそう

                    『飲みに行かない?』 ぴろん、軽快な音と共に通知が表示された。現在時刻は15時を少し過ぎたところだが、この悪友は私が時差通勤で16時終わりだと知っている。 窓からさんさんと秋晴れの日差しが降り注ぐ昼下がり、了解、と猫のスタンプで返信した。 今年の春先に巻き起こった世界的パンデミック、日本政府が緊急事態宣言を出してから約半年が経過した。 WWⅡ以来未曽有の自然災害は「コロナ以前」「コロナ以後」と揶揄されるくらいありとあらゆる変化を巻き起こしたものだけど、仕事終わりの一杯を求め

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                    • 縞模様のサーモンパニーニ

                      時計ウサギみたいな毎日だ。時間がない、余裕がない。 私にはおいしいものを食べた後、おいしかった記憶を反芻する癖があるのだけど、 最近はのんびりモウモウ食んでいる暇がなかった。 これでは食いしん坊の名折れである。腹の虫も地団駄を踏んでいる。 しかし食の神さまは私を見捨てはしなかった。 外出の帰り道、道中見かけたパン屋さんでパパっと買ってきたお昼ご飯。 (小さな店内は入場制限があり、数人並んだ列のプレッシャーによってパン屋さん滞在時間 自己最高記録を樹立した。いつもなら三周

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                      • このバランスの白が好き!ネブリナワインのはなし

                        あらかじめ白状すると、私はお酒に詳しくない。 目の前の一杯が、美味しいか、料理に合うか、好きか嫌いか、しかわからない。 ちなみに、気に入った銘柄を覚えようとしても、成功率は三割を超えたことがない。 特に最上級に難しく思えるのがワイン。 なにせ、ブドウ品種から、産地から、ブランドから、極めつけは年代まで、複雑怪奇に絡まっているからだ。 カベルネ・ソーヴィニヨン?メルロー?シラー? シャルドネ?ソーヴィニヨン・ブラン? ピノって赤白どっち? (最近やっと、これらの呪文がブドウ

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                        • ラムは香りを食べるもの

                          外食とはエンターテインメント・ショーだ。 私はレストランに、新鮮な驚きや発見、感動や癒し等、「体験」を求めている。 先日、つくづくそう実感した。 実に、実に三か月ぶりの外食だった。自宅でお取り寄せやテイクアウト、また時間と手間暇かかる手料理などに精を出す反面、戦々恐々とレストランのSNSをチェックする日々だった。 自粛要請。テイクアウト。煮え切らない補助制度。 どのお店もテイクアウト対応できるわけじゃない。 密を避けた、つまりスカスカのレイアウトで、あの小さな店舗で何回転

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                          • お蕎麦屋さんのカレーうどん

                            かつ丼。でもせっかくだしお蕎麦かな。かつ煮セット?だめだめ、絶対ご飯が欲しくなる。 よし、じゃあとっても家庭的、かつ、お蕎麦屋さんならではの味で行こう。 「カレー南蛮、うどんでお願いします」 店員さんで味の予想がつくときがある。 けっして悪い意味ではなくて、家庭的な味なのか、本格的な味なのか、トレンドを意識しているのか、昔ながらのスタンダードか。味の方向性がなんとなくわかるという意味。経営方針が反映されるからかな。 いらっしゃいませ、優しい細い声で迎えてくれたのは腰の曲がっ

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                            • 最高においしいミルクティTWININGS NEW ZEALAND BREAKFAST

                              ティーポットの水面からちょんと突き出した ティーバックの端を抑えるように蓋をして数分。そうっとマグカップに注ぐと白い湯気が花のような香りを伴って立ち上る。 透き通った琥珀色を惜しみつつ、たっぷりの冷たい牛乳を注ぎ入れるとくるくると白と茶色の渦が巻いた。 「適当に入れても」最高においしいTWININGS NEW ZEALAND BREAKFASTの話をしたい。 まだコロナのコの字も出ない春先のこと、お土産に紅茶をいただいた。 ニュージーランド限定らしいよ、と教えてくれたそれ

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                              • 青シソと焼き鮭の混ぜおにぎり

                                はぐっ。口いっぱいに頬張るとほろほろと米粒がほどけてゆき、 もぐ、もぐ、噛むたびに米の甘みと鮭の塩辛いうま味が広がっていく。 プチプチッ、時折弾ける白ごまのコク、でも飲み込んだ後はさっぱり爽やかな香りが抜ける。 ステイホームしていたら夏が来てしまった。 朝の散歩道にはアジサイが咲きジャスミンが香り、スーパーにトウモロコシやスイカが並び始めた。毛布はそろそろお役御免、夏用のタオルケットを引っ張り出す気温。 なんだか季節に置いてけぼりにされたような気分。冬眠明けの熊ってこんな

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                                • まるごとバナナの衝撃

                                  ため息の熱でゆるゆる溶けてく生クリーム。さくりとバナナを噛み取ると、つるんっと断面が唇をかすめていく。 もきゅっ、むちむちっ、ねっとりしたムースのような果肉とふわっと空気を含んだホイップの感覚。ふんわりしたスポンジ生地。 スゥ、・・・ごくり。ひんやりした幸せを飲み込むと、口にかすかに残るでんぷん質のざらつきにやっと気づく。 これは、天才の考えたデザートだ。 出会ってしまった瞬間から、私はずっと恋している。 高校二年を迎える春だった。 午前中、部室の大掃除と片付けに精を出し

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                                  • マーカーを引くように”帯る” 私のnoteシェアのかたち

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                                    • カレーパン・ハイウェイ

                                      カレーパン。なんだか無性にカレーパンが食べたい。 パン粉のかかったカリカリな衣は噛むとじゅわっと油がしみて、もちもちムチムチのパン生地からピリ辛のカレー餡がとろとろって流れ込んでくるような、アツアツのカレーパンをほふほふ食べたい。 それも、高速道路、サービスエリアのカレーパン。 きっかけはTVニュース。行楽日和の高速道路は渋滞もなく、というキャスターの言葉でグワーッ!とマグマのようにカレーパン欲が噴火した。 高速道路のサービスエリアはオアシスでありテーマパークだ。 運転で

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                                      • 職人系noter 飯テロ科オノマトペ属 #プロフィール更新祭り

                                        こんにちは、なつと申します。 noteで「おいしい、は楽しい」を文章にして発信しています。 (「おいしい、は楽しい」とは何か?についてはこちらの記事でご説明しています。 よろしければご覧ください) 週に一本のペースで続けてきたnoteですが、 本日一周年を迎えることができました。 いつも読んでくださる皆様、スキやコメントをくださる皆様、心より感謝申し上げます。 この機会に改めて、自己分析と自己紹介をさせてください。 そして、 教えてほしい、あなたは何系noter? と

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                                        • 馥郁たる匂が染み渡る 上選深蒸し茶

                                          甘露、という意味を理解した。 試飲いかがですか、という呼び声に惹かれ、ほんの小さな紙コップを手に取った。白いカップの底には鮮やかな緑、じわりと底に立ち上る細かな茶葉。辺りにはむわりとした熱気と青いような匂い、そしてお茶のよい香りが漂っている。建物の奥ではディスプレイ用に大きな機械が音を立てて振動していたから、お茶の葉を蒸している匂いなのかもしれない。 フードパークというだけあって、牛乳、日本酒、それぞれメインの建物が決まっている。ここはお茶に特化して、窓際ではカフェを利用

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