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大好きなPrahran Market

今年の冬は寒い日が続きます…!
シドニーからこんばんは、ナチュロパスのぞみです。

この数年、特にこの一年はバタバタと生活に変化があり目の前のことを一つ一つこなすのに必死で、最近やっと生活が安定し始めました。
調べてみたら実は大殺界の3年間が明けたところだったらしい!
本人的には人生上手くいってるのになんかうまくいっていない(←矛盾)と謎に思っていた程度で気がついたらうまく乗り越えられていました。
逞しい自分、いつもありがとう。

気がつけば一年以上ホリデー取ってないぞとのことで相方のお誕生日もあるしと先週、真冬のメルボルンに遊びにいきました。
メルボルンといえば悪名高い天気の街(メルボルン市民の皆さんごめんなさいね)。寒いし雨は多いし風は強いし。
昔NZの大学時代に友人がちょうどこの時期にメルボルンに留学しているお姉さんのところを訪ねていた時、嵐の天気で看板が飛んできて顔を直撃。本当に本当に美人で綺麗な友人の顔が傷だらけになっていて心が痛くなったのを覚えています。(幸いにも傷が残らず今でも美しいお顔の彼女です)

でもメルボルンの街は好きで、相方はコーヒーが好きだし私もマーケットでの食べ歩きが好きなので行こう!と結構急に決めて行きました。

さすが大都市メルボルン、シドニーからのフライトの数の多さにびっくり!
JetStarは飛ばないことが多くイライラが募るので国内線はもっぱらVirgin Australiaを利用しています。ビジネス客が多く、治安がいいのもお気に入り。
virginだけでも20分ごとに路線あるんじゃない?というレベルでこの2都市間は飛び交っていました。

月曜日の仕事おわりに空港へ向かいメルボルンへ飛び、フライトが少し遅れていたものの11時ごろにホテル到着。翌朝早朝からがっつり行動ができました。

お酒もコーヒーも飲めない私にとって、メルボルンといえばマーケット!!!!
シドニーには存在しない(正確にはあるけど、比べるにも値しないPaddy's Market笑)、常設の建物でのマーケットがいくつか点在しています。新鮮な野菜やお肉お魚から雑貨品、カフェやデリなどがずら〜っと。
私のお気に入りは断然 South YarraにあるPrahran Market!!!!!! 
少し高級なエリアにあるローカルに愛されているマーケットで、観光客は他のマーケットと比べて少なめです。行き方はCBDからは72番のトラムに乗って30分ほど。こじんまり?としつつも上質なものを取り扱うお店が多く、メルボルンに滞在するたびに何度も足を運んでしまいます。

さて、食いしん坊な私のお気に入りをいくつか紹介します。

NAHEDA'S CHOICE

もう、このためにメルボルンに行くと言っても過言ではないくらい、すごく美味しいディップを売っているお店です。オリーブも美味しい!
お店に行くとおすすめを試食させてくれるのでぜひ試してみてください。
多分一番最初に味見させてくれるであろうビーツとGoat cheeseの二層になったディップにデュッカという胡麻やナッツなどの香ばしいふりかけを乗せたものが私のお気に入り。Goat cheeseの方にはハラペーニョが入っていて、唐辛子のいい香りとピリッとしたマイルドな辛味が癖になります。

相方はここのchilli bombというチリペストとガーリックソース?が重なったものを大変気に入ったらしく、薬物でも入ってるんじゃないか??とぶつぶつ言いながら食べ終えていました。笑

あとここのトリュフのチーズディップも欠かせない!
値段が高いよ?と必ず確認される代物。これはもう間違いないのでトリュフ好きの方はぜひ。
Aged cheeseたっぷりなので食べすぎると胃腸や肌が荒れたりするけど普段クリーンな食事を心がけているのでホリデーは気にせずにnaughtyなものも思いっきり楽しめます。

クラッカーにディップをとって生ハムなんて乗せて食べたらもう至高。
わたし流のメルボルンの楽しみ方です。



DAMIAN PIKE WILD MUSHROOM SPECIALIST

ナチュロパス的には見逃せないお店、マッシュルームの専門店です。
ここ5年ほど薬用マッシュルームと言って様々なマッシュルームの人気がどんどん高まっており、次から次へとマッシュルームを謳った商品が市場へ出てきています。

日本では食材として重宝されるキノコたち。”薬”としてはあまり馴染みがないですがオーストラリアでは一般的にはチンキや粉末状、で市販されており、エネルギーや認知機能、そして免疫をサポートする健康食品として広く利用されています。粉末のものはコーヒーみたくミルクで薄めて飲んだり、コーヒーに混ぜたりして飲むのが人気です。中国では乾燥のものを料理に使うことが多いです。

薬用マッシュルームは古来からの知恵を現代の科学で裏付けられつつ、現代人の健康維持に貢献している優れもの。薬というよりも”薬膳”に近い位置付けのため、生活に気軽に取り入れている人が多いです。が、オーストラリア、日本みたくキノコの種類が多くない!!!!
ここのお店はオーストラリアでは珍しい、なめこや舞茸も売っていてみているだけで心躍るマッシュルーム専門店です。ナチュロパス心をくすぐられる日本だと舞茸なんてどこでも売っているけれど、こちらではとてもとても珍しいのです!シドニーに来た当初、生のなめこを追い求めて毎週マーケットにいるキノコおじさんの追っかけをしていたほど。当時よりはだいぶスーパーでも扱うキノコの種類は増えたけど、まだまだ多くはないです。



ここのお店にはヴィクトリア州産のマッシュルームをフリーズドライにしたものをカプセルに入れたものを売っていて、冬虫夏草(Cordyceps)を購入。
ヘルスフードストアなどで売っている薬用マッシュルームのサプリメントは海外から仕入れているものも多いので、こういったローカル産のものを見つけられるのはマーケットの醍醐味だと私は思っています。
冬虫夏草は私の中では若い男性に人気で、朝のコーヒーに混ぜたりジムに行く前にpre-workoutとしてとっている人が多い印象のキノコ。
5月に肺炎間近の風邪を引いた際に冬虫夏草が東洋医学では肺を補うのに使われていると知り、それ以来意識して自分用のリキッドハーブに混ぜたりしています。キノコに含まれるβグルカンは食物繊維の一種で、腸内細菌のエサとなり善玉菌を増やしてくれます。免疫強化に効果的で、シドニーではパンデミック以降市民権を獲得したイメージがあり、私自身も効果を感じるし、毎日摂取しているという人たちからもいい報告をいつも聞きます。

サプリメントはとっても便利だけどやっぱり基本は食事。お鍋や味噌汁などにキノコたっぷり入れて免疫向上していきましょ!
メルボルン在住の方はぜひここのキノコ試してみてくださいね。大人気の薬用マッシュルーム、ヤマブシタケもありましたよ!


RIPE THE ORGANIC GROCER

ヘルスフードショップに勤め、旅先でも必ずヘルスフードショップを訪れる大のヘルスフード好きの私。ほとんどの商品、どこの流通業者から仕入れられるかとかまで把握していても、飽きない!!見つけたものを勤め先で取り扱うこともあるので、市場チェックも欠かせません。仕事というひと言では片付けられないほど私の生活の一部となっています。

今回のメルボルン滞在でも何件か訪れました。
扱っているものはほとんどシドニーで見かけるものと変わらず、NSW産、特にバイロン辺りの商品がメルボルンでも多く見かけられました。ビクトリアならではの商品を漁るのを楽しみにしていたので少し残念な気もしましたがちゃんと収穫もありましたよ〜。

他店舗でも見かけたこちらのチョコレートバー。
ヴィクトリアの会社が作っていて、とにかく種類が豊富!!!!ずら〜っとたくさんの種類が並んでいました。
チョコレート好きの私はキャラメルミルクのTasmanian sea saltとダークチョコのラムレーズンを購入。

ずら〜っと並ぶオイルの棚からはヴィクトリア州産のorganic extra virgin olive oilを発見。スウェットにグルグルに包んで持ち帰ってきました。
早速パセリを買ってきたのでこれでタブーリサラダを作るのが楽しみ!

あと食い倒れの旅だったので食物繊維を補給したくて、こちらのお店でオーガニックのフジリンゴを購入。
シドニーでも見かけるものよりも大ぶりで日本のリンゴの大きさに近い!!
色々りんごの種類は豊富だけど断然フジリンゴ派です。新鮮で美味しかった!やっぱり寒い地方の方がりんごは美味しく育つのかしら。

私はこういったその地方で作られた特産品に目がありません。
マーケット巡りが趣味なのもこのため。
その土地でその土地の人たちの手によって作られたものに自分のお金が還元されていくことに喜びを感じるのです。そして何よりもその土地のエネルギーを存分に感じられるものを見つけ出すのが大好き。宝探しみたい。
オーストラリアは日本ほど季節に合わせた生活や地方の特色があまり強くないけど、探せば色々と出てくるのでもっと掘り起こそうと思ってます。

そうそう、肝心のメルボルン天気といえば少し雨がぱらついていたけれど寒さ自体はシドニーと特に変わらず。むしろ身構えて厚着をしすぎたために途中で上着を脱ぐことも。フライトもメルボルン行きはキャンセルが多かった中無事に飛び、旅の運はいつも本当についている。ありがとう。

シドニーは来週また冷え込むらしいので、しっかり温めて養生して過ごしましょう!

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