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【ふわふわ鶏つくねの照り焼き】気軽にかんたん、ヘルシーレシピ

料理にも使っていただきたい、美味しい甘さが自慢のナチュレS
旬の食材を大切に、忙しい人にも作りやすく、モダンなエッセンスも加えた家庭料理を伝えている料理家の山脇りこさんに開発いただいたレシピをご紹介します。

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山脇りこさん:
今回は鶏ひき肉に豆腐を加えてつくる、つくねの照り焼きです。肉だねにはとろみのあるネギの青い部分と卵白を入れてつなぎにし、豆腐でやわらかさを出しました。このやわらかい肉だねを成形せずに、フライパンに入れてから円形に広げてじっくり蒸し焼きします。

とろみ&てりあり!のたれは、みりんや砂糖のかわりにナチュレSを使い、片栗粉は小さじ1/2だけ。つくねを焼いた後の焼き汁が残ったフライパンを洗わずに、合わせた調味料を入れれば1分ほどでできます。
この照り焼きだれ、卵を炒めて作る天津飯や、焼いた鶏や豚、ブリなどにも使えます。同じ要領で、まず材料を焼いて、そのあとのフライパンでちゃちゃっとタレを作り、かけても、からめてもいいです。いろいろ活用してみて下さい。

つくねは熱々より少しさめて落ち着いたところがおいしいです。そこに熱々の照り焼きだれをかけて卵黄をそえてどうぞ。お酒にも合います。
半分は大きく焼いて晩ごはんに、半分はお弁当用に小さな円形にして焼いておくのもおすすめです。

ひき肉はモモ、ムネ、お好みで。ムネ肉は硬めに仕上がりますが、ぎゅっとした食感もまたおいしいですよ。

◆材料(2人分)

直径12センチほどの円形 2枚分

鶏ひき肉(モモ、ムネお好みで、混ぜてもOK) 250g
豆腐 1/4丁(70gほど)
長ネギ 半本+青い部分も使う
しょうが 1かけ(10gほど)
卵 2個
塩 小さじ1/2
植物油 小さじ2

◆照り焼きだれ
*ナチュレS 小さじ2
*醤油 大さじ1
*ごま油 大さじ1

水  大さじ4
片栗粉 小さじ1/2
※片栗粉を入れたくない場合は、水だけで。とろみはかなりなくなりますが、ごま油でほんのりしたとろみはあります。


◆作り方


【1】
長ネギは縦に数本切り目を入れて、小口に切る。青い部分も同様に縦に数本切り目を入れてから小口に切る。
耐熱ボウルに入れて、ふわっとラップをかけ600wの電子レンジで2分加熱し、ラップを外してそのまま冷ます。(しんなりして、辛みもやわらぎます。)

3ネギレンチン


【2】
豆腐はペーパーで水気をふきとる(脱水しなくてよい)。卵は、卵白と卵黄に分ける。しょうがはすりおろす。


【3】
ボウルに、鶏ひき肉と塩、豆腐、卵白、しょうがを入れてよく混ぜ合わせる。はじめはきれいに混ざらないがしばらく練るとまとまる。[1] が冷めたら加えて混ぜる。

1肉だねの材料


【4】
フライパンに植物油をひき、中火にかけ熱くなったら[3] をお玉などで半分とって入れ、平らな円形にならす。火を少し弱め、蓋をして1分焼く。片面にこんがり焼き色がついたら返して、再び蓋をして、さらに2分ほど蒸し焼きする。(※最初の1分が焦げやすいので注意。)
同じ要領で、2枚目を焼く。焼きあがったら皿に盛る。

5焼終わり


【5】
照り焼きだれの、*を合わせる。[4] が焼きあがった直後のフライパンを中火にかけ、合わせた*を入れる。

6照り焼きだれの材料


【6】
じゃーっと熱くなったら、弱火にして、水と片栗粉を合わせて溶いて、加える。とろみが出てきたら、つくねにかける。卵黄をのせる。
※すったごまと刻んだ柚子の皮を添えました。三つ葉など添えても。

7完成卵割る前2



9完成切ったところ。


◆栄養成分(1人分)

・エネルギー:434kcal (砂糖使用時よりも、31kcalオフ)
・たんぱく質:32.2g
・脂質:32.3g
・炭水化物
  ―糖質:6.5g (砂糖使用時よりも、6.8gオフ)
  ―食物繊維:2.7g (ナチュレSを使用することで、1.7gプラス)
・食塩相当量:3.1g


料理家 山脇りこ

山脇りこ2021

旬の食材を大切に、忙しい人にも作りやすく、モダンなエッセンスも加えた家庭料理を伝えている。朝日新聞での連載や、「あさイチ」などのテレビ、ラジオ、WEB、雑誌でも活躍中。『毎日食べたいかんたん3×3レシピ』『明日から、料理上手』『いとしの自家製』など、著書多数。
台湾愛が高じて台湾のガイド本『食べて、笑って、歩いて好きになる大人のごほうび台湾』を上梓、『台湾オニギリ』や『台湾スープ』の著書もある。
代官山で料理教室「リコズキッチン」を主宰。


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