星原貴保@(株)ナチュラルブルー

世界一周航海経験者で元イルカのトレーナーのダイバーが沖縄で起業。「人と自然の懸け橋にな…

星原貴保@(株)ナチュラルブルー

世界一周航海経験者で元イルカのトレーナーのダイバーが沖縄で起業。「人と自然の懸け橋になってすべての人に海を伝えていこう」という会社理念を持つダイビングショップナチュラルブルー。海への想いを綴っていきます。お店のURL⇒http://www.natural-blue.net

最近の記事

エコツーリズムW受賞で今度の観光を考える

エコツーリズム大賞(環境大臣賞)優秀賞とJAPAN OUTDOOR LEADERS AWARD 大賞という大きな賞を W受賞するという光栄な機会に恵まれて 少しバタバタしていたので、 ちゃんと自分の気持ちをまとめておきたいなと 今思うのは率直に観光の力を諦めずに良かった 自然体験活動による人作りの想いや価値を 信じて良かった コロナ禍での葛藤 実はコロナ禍でずっと自然体験の価値について考えていた -自然体験は不要なものなのか? -本当にそれでいいのか? 自分の好き

    • withコロナ時代の「質の高い観光」とは

      地方創生などで観光振興していく中で 「質の高い観光」を考えていく必要が出てきている。 昔から環境保全と観光開発は対立関係にあり これがもう少し融合した形で両者が共存共栄できるようにならないのかを考える必要があると言える。 「観光は地域を豊かにする手段」だと常々思う。 ではその上で質の高い観光の正体とはいったい何なのだろうか? 質の高い観光とは 結局は、環境保全と観光振興を両立をするためにはそこに暮らして育ってきた人達が、その場所の価値を踏まえた上でどういった価値を残す

      • 『マイクロツーリズム×観光教育』で本質的なSDGsを探る

        コロナ禍の沖縄でマイクロツーリズムが浸透しないという課題解決に向けての取り組みをする中で戦っているのは「無関心」だとつくづく思う。 なぜ沖縄のマイクロツーリズムはこんなにも浸透しないのか? それはつまりは結局「観光」は地元の中ではマイノリティーの話題でしかないのだ。 もっと言うなら「海の観光」は尚更そうだ。 問題は「観光」に関心すらない県民が「これからの観光」についてなんて更に関心がなく、多くの県民の中で議論などされるわけがなく、マイノリティーの中だけで議論され決めら

        • 持続可能な組織であるための人材育成とは何か

          人を教えるという事は難しい 人材育成はどんな企業でも永遠の課題ではないだろうか 質的にも量的にも人材確保がどんな企業も最大の悩み ある意味教えるという事は事業を継承していく上で仕事の要でありすべてだ 長期的に企業を成長させていくには 計画的な人材育成展開をしていく事が重要だ ファーストステップは基準作りその人材育成の1番最初のステップとして 準備段階で必要なのがいわゆる基準作りだ ある程度のクオリティーにするための基準の中で 「完璧なレベル」とは何だろうか その人によ

        エコツーリズムW受賞で今度の観光を考える

          コロナ禍で考えるwithコロナafterコロナに繋がる持続可能な海洋観光とは何か

          コロナ禍で出来る事は何か。。。 緊急事態宣言により影響を直接的に受ける中 危機の中でこそ人と会社は成長し本物になると信じて 持続可能な海洋観光とは何かと向き合う時間が出来た その中の一つの答えが 海洋観光を地域の人たちにとって身近なものにする事だ そのための仕組みつくりの考え方の中に 「ブルーエコノミー」という言葉がある 海を守りながら経済や社会全体を 持続可能に発展させることを前提とした海洋産業 海の経済を「単なる経済成長のためのメカニズム」と みなすことをやめその認

          コロナ禍で考えるwithコロナafterコロナに繋がる持続可能な海洋観光とは何か

          会社としての魅力とは

          会社としての魅力は何かと問われたならば 結局行きつくところは、「人の魅力」だと思う 先日zoomでの今季スタッフ採用面接で 会社理念に共感してもらえる仲間を探す事になり 色々熱い想いも聞く事が出来た -なぜこの会社に入りたいのか? お客様としてではなく一緒に働く仲間として 自社の何が魅力として響くのかを聞く事にしている -もしあなたを採用したら、会社にとって  他の人と違うどんなメリットがあるのか? これが無ければ、きつい言い方をすれば ただ単に会社にぶら下がろう

          小さな会社の始まり方

          テレビでイルカと人が会話ができるような そんな研究をしている人が映る そんな少し現実離れした事に打ち込む姿に 魅力を感じた事を覚えている 異種間コミュニケーションというやつだ  人間と海の生き物が繋がる姿に憧れた ずいぶん優雅に海にいる事が出来る仕事があるんだな その時は漠然とそんな事しか感じなかったのを覚えてる 漠然と海が好きだなと それこそ世界中の海を見てみたら その時はどんな気持ちになるだろうとか 最初はそんな動機から渡米を決断 それが高校の時 アメリカに渡り